KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

吟行句会・生田緑地

2016年09月28日 | 俳句
天気 曇りがち一時雨

昨日にも増して蒸し暑くなった日、楽しみにしていた吟行句会、今日はいつもの定点の川崎市生田緑地へ。
緑地内にある民家園を吟行するのが一番てっとり早いのだが、今日は会場が緑地のかなり上にある施設なので時間的にも無理かな、と思って民家園はちょっとだけ入った。

あとは、緑地内の公園をウロウロ。でも、秋らしい気分になれず、日陰に入れば藪蚊に襲われるし、虫除けの薄い長袖をTシャツの上に着こまねばならず・・汗びっしょり。しかも、会場までは登り坂や階段が多く、めえちゃんに動かしてもらっている体は、無理がきかない。喘ぎながら坂道を休み休み・・平地ならどんなに歩いても何ともないのだけれど。
そして、いつもここへ行くと昼食は、岡本太郎美術館のカフェと決めている。季節が良ければ弁当持参するけれど、こう蒸し暑いと、食べ物を持ち歩くのも勇気の居ることだ。


昼食に入った時点で出来た句は5句のみ。サンドウィッチを齧りながら、やっと10句になり、会場へ向かう途中で1句追加して・・取捨選択の余地もなく句会へ全部出すことになった。
今日は、句材として蟷螂(かまきり)に救われた。

(写真は、トリミングしています)

まだ誰も居なかった古民家の庭の真ん中に、かまきり君が現れて、ゆっくりゆっくり横断し始めた。そばへ近づいても逃げないので、スマホを接写設定にして(ほんとに、びっくりするほど近づけて)撮影。緑色がとても美しくて、思わず手に載せたくなった。
でも、子供のころ、カマに刺されて痛い思いをしたので、かまきり君には手を降れないことにしている。

何句出しても良い句会、12人の参加で、平均12句はあったと思う。私の11句は結局、あまり奮わなかったけれど、今日の環境ではまあまあだったかも。

蟷螂の影引ききずつて行くところ  KUMI
コメント (4)
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