KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

無花果

2016年09月14日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇一時晴

昼前に、ちょっと買い物があってスーパーへ。
秋刀魚を買って以来行っていなかったので気になって魚売り場を覗いてみた。
今日は、ずら~りと並んだ頭なし秋刀魚の奥に、頭あり秋刀魚が10尾ほど並んでいた。やっぱり、私が「頭あり」を特注したことで少し考え直したのかしらん? 売る側の言いなりにはならぬことだ。

帰路、駅のコンコースにある地場産野菜の八百屋で無花果を買った。
この無花果、先日買ったらとっても美味しかったので今日もあるかな?と思いついたのだ。
小さいけれど皮が薄く、何よりも完熟を朝採りしたものなので、甘さが違う。無花果は、大好きな柿の出回る前の楽しみ。柿もまた、わが市の名産の一つだ。
子供のころ、育った村ではどの家にも何かしらの果物の木があった。柿・枇杷・無花果、が多かった。我が家は農家でななく、遠縁の土地に粗末な家を建てていた。柿も枇杷もなかったけれど無花果だけは大きな木があった。
でも、その無花果、美味しくなってから食べた記憶があまりない。まだ固いうちに我慢出来なくて食べてしまうからだ。母に「まだ早いよ」と言われても、ちょっと色付いてくると手が伸びてしまう。だから皮は綺麗に剥けないし、実も固いし、うっかり剥き残した皮を食べてしまうと唇が痺れて腫れる。
それでも食いしん坊の私には御馳走だったのだ。今、甘い無花果を食べられるのは幸せ。

木登りが下手で無花果大好きで  KUMI
コメント (2)
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