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スーパー「バロー」と中野学校と頭脳戦と。戦後75年でも忘れてはならない「敵を知れば百戦危うからず」

2020-08-06 23:32:34 | 俳句
スーパー「バロー」(valor)とは
主に、愛知・岐阜に展開しているスーパーマーケット・チェーン。

その創業者は、中野学校出身者

『スパイ教育を受け、戦後小売の道に 一大勢力を築いたバロー創業者、伊藤喜美物語』
に登場する伊藤喜美。
 
かつて中日新聞に
連載「陸軍中野学校卒 昭和の流通戦士」 
として伊藤喜美が、当時のことを回顧していた。

一例を挙げると、

・ジョッキのビールを飲むフリをする訓練
(≒口の下から、ビールを顎・首を伝って、ワイシャツの内側に流し込む)。
・近所の陸軍基地に侵入して、滑走路そばの格納庫に並ぶ航空機(の操縦席)に、赤紙を貼る(赤紙は、爆弾の代用)。ちなみに、陸軍基地内で、中野学校在校生による侵入を知らされている者は、トップ唯一人のみ。つまり、ガチンコ勝負

中野学校内、知的活動の面では
当時の日本では最も自由な環境でした(ちなみに、英会話推奨)。
頭脳を鍛えるには、
柔軟性が必要不可欠だから。
(by 自由の学風の中で揉まれた。)


「中国共産党の工作員みたいのが」
その中には、中華人民共和国の外交官も混じっているかもしれません。

防衛省の防衛研究所は、SNS上での中華人民共和国の「戦う外交官」(通称「戦狼外交官」)動きから、国内での外交官の立場の弱さと影響力戦・宣伝戦一辺倒に至った経緯を分析http://www.nids.mod.go.jp/publication/commentary/pdf/commentary116.pdf 
で、「中国のこうした行動は、完全に逆効果となっている。外交官たちの強硬発言は、各国の反発を生んでいる。」と。

見た目の派手さゆえ、大きな装備品が目立ちやすいですけど、
防衛研究所の方々のように、頭脳を武器に闘っている人たちも、います(高校のクラスメイトに、防大に進んで幹部自衛官になった者もいるので……防衛周りでの頭脳の大切さは、特に思い入れが……)。
として、頭脳が、勝敗を決することも(頭脳ならば、当方も微力ながら助力できそうですし)。

それから、
自民党憲法改正草案二十条一項は、「下心」に基づいて、政治的特権云々を抜いたことは明白。
同条三項但し書は、判例の判断枠組みを「極めて雑に」ねじ込んだ規定(草案に登場する「特定の宗教」という文言は、「神道についての教授は、『特定の宗教』ではなく、宗教行為一般についての教授。だからOK」という論理を噛ませて、戦前に戻るための布石。第一次安倍内閣の頃にそういう動きが教育界にあったのです。……カトリック信徒としても、到底受け入れられない内容です)。
自民党憲法改正草案は、憲法学的に見ても、造りが雑です。政教分離原則の意義は、宗教に対する「政治の中立性」である、という初歩的な事すら、草案起草者は把握していないのでしょう。
起草作業は、頭脳が試される作業なのに……。


「頭脳」には、
相手の「姿」を正確に知る知的活動も含まれます。

さて、冒頭で紹介した
スーパーマーケット・チェーンのバロー。

「バロー」(valor)とは、
「武勇」の意。
創業者が決めた名。
頭脳で闘うときの武勇とは、何か。

平和産業とも評される流通業界では、
明白です。

出店地域(競合他店を含む)を、
正確に知る事。

「敵を知れば百戦危うからず」の「危うからず」の理由は、
時として、戦いすら回避できるから。

相手をより正確に知り、戦いを回避する。

これ、友好親善と紙一重。
(ちなみに、大手流通チェーンは、地域との交流を深めている)。

それから……
戦闘機やミサイルは、用途が極めて限られ、稼働させてもカネは生まない。
他方、
頭脳は、汎用性が高く、かつ、カネを生みうる。
(バロー創業者・伊藤喜美が証明済み。)

当方のようなドケチは、
汎用性を求めたがる。

頭脳駆使 すればなかった 原爆忌 (舶匝)


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