本日の「サンプロ」を見て、変わらない小沢一郎と田原総一朗という印象を受けました。まぁ変わらないというより変われないといったところでしょう。
仲良く話す2人の姿を見て思い出したのが「論語」の次の一節。
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子曰、
吾十有五而志于学、
三十而立、
四十而不惑、
五十而知天命、
六十而耳順、
七十而従心所欲、不踰矩。
孔子が云う、
「私は十五才で(学問の道に入ろうと)決めた。
三十才で(学問に対する自分なりの基礎)を確立した。
四十才で戸惑うことがなくなった。
五十才で天命を悟った。
六十で何を聞いても動じなくなった。
七十になってからは、心のおもむくままに行動しても、道理に違うことがなくなった」と。
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小沢一郎は昭和17年生まれで65才です。小沢は「六十而耳順」、「何を聞いても動じなくなった」境涯にピッタリ。外野からの声には微動だにせず「選挙で勝つ」ことしかありません。
問題なのは「選挙で勝つ」にはどうするかを一人で考えているのでしょうが、他人様の意見を聞くこともなくなっているところです。
田原総一朗は昭和8年生まれで73才です。田原は「七十而従心所欲、不踰矩」、「心のおもむくままに行動しても、道理に違うことがなくなった」といった感じです。
道理に違うことがなくなったかどうかは少々疑問が残りますが、心のおもむくままはピッタリです。
夏の参院選は、小沢一郎にとって最後のチャンスです。ぶれず動ぜず自分の思った通りに行動するでしょう。
しかし、選挙は有権者が投票するものですから、小沢のその意志や考え方が有権者に届くかは別物です。
今日の様子では、なかなか届かないだろうと思います。
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