中華路から黄浦江に向かう董家渡路の下町の商店街を通り過ぎると、左手に突然場違いな建物が出現します。
通りの反対側の古い住宅は撤去され、万博用の広い駐車場になっていました。
今日は門が閉まっていましたが、ミサが行なわれる日曜日などは礼拝堂に入れるようです。
1853年と言うと、上海開港からちょうど10年目です。
租界の外のこの場所に建てられたのは、中国人に布教するためだったのでしょう。
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通りの反対側の古い住宅は撤去され、万博用の広い駐車場になっていました。
今日は門が閉まっていましたが、ミサが行なわれる日曜日などは礼拝堂に入れるようです。
1853年と言うと、上海開港からちょうど10年目です。
租界の外のこの場所に建てられたのは、中国人に布教するためだったのでしょう。
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一時、宗教は非科学的と言う理由で否定されていましたね。
上海は教会の孤児院などで成長した人もいて、子供の頃から信仰が篤かった信者もいるようです。
白い天主堂、とても目立ちますね。
宗教に敏感な中国ですし、信仰は認めても布教は認めていません。
でもこれだけ目立つ美しい天主堂には心惹かれる人たちも出てくるでしょうね。
場所が上海城外の黄浦江に近い場所ですから、当時は葦の草原か荒地だったでしょう。
突然崇高な建築物が出現し、地元の人達はきっと驚いたことでしょうね。
今の銀行と同じように、巨大な建築物は人々を信用させたかもしれません。