上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

開封路を歩く:再開発を待つ裏通り

2011年01月18日 06時36分33秒 | 上海街角スナップ
曲阜路駅の駅ビルのすぐ北側から東へ歩きます。

この地区は共同租界に含まれていたので、恐らく上海事変での破壊を免れたと思いますが、石庫門風の集合住宅が残っています。



こちらは空き家で、取り壊すのを待つだけの住宅のようです。



撤去間近で最後の春節となるのでしょうか、魚屋の店先には上海恒例の干魚が吊るされています。



まだ、上海人の古い習慣が残り、毎日の営みが送られているのですね。



清明時代の開封の都の繁栄には及びませんが、小さな商店が並んでいます。


中国でも有名な都市の名前を持つ通りは、租界時代はきっと繁栄していたのでしょうね。

南側の建物は全て撤去され空き地で、日当たりがよくなっています。



甘粛路に突き当たり開封路は終わります。


更に東へ歩くと、七浦路の服飾街になります。

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