羽黒蛇、大相撲について語るブログ

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2013年05月13日 | 観戦記
2013年5月場所2日目観戦記(羽黒蛇)



結びの一番で、妙義龍が日馬富士に完勝。

がらがらの升席では、座布団が飛んでいた。

座布団は番狂わせの時だけ飛ばして欲しい。座布団を飛ばしてよい番狂わせと、座布団を飛ばすにはふさわしくない単に横綱が負けただけの一番の区別がつかないのは、見巧者が減ってファンの質が落ちていると感じた。



妙義龍と日馬富士の実力と合口を考えると、3回に1回は妙義龍が勝てる。

日馬富士が全勝の場所には勝てないが、9勝6敗の場所には2回に1回は勝てる。

妙義龍は、スピード相撲で、横綱・大関だれにでも勝つ可能性がある一方、体が小さいので関脇以下の対戦勝率は高くない。一時代前では、琴錦に似たタイプ。

関脇以下に安定して勝てるようになったら、大関になれる。



妙義龍・琴錦と異なり、上位には勝てないが下位には安定した成績をあげるタイプに、大関昇進前の鶴竜。

隠岐の海も同じタイプ。2日目は琴奨菊と対戦したが、左四つから一方的に寄り切られた。

同行した相撲ファンの方は、「芸がないし、相手を倒そうとする覇気がない」と批判していた。

よく言うと策を弄せず、自分の相撲をとろうとする。

現役なら、旭天鵬、若の里。

古くは、強くなれば鏡里、大関の実力がつかないと青葉城。



琴奨菊の膝のサポーターが厳重になった気がする。今場所からなのか、先場所もそうだったのか。

琴欧洲の右足、把瑠都の左足。厳重なサポーターをしている力士は、横綱になるイメージがわかない。

日馬富士も大関時代サポーターをしていたが、それをはずしてから、強くなった。





琴欧洲と豪栄道の対戦は、実力的には上の豪栄道が敗れた。

日馬富士が妙義龍に敗れるより、ずっと、意外であった。

大関より強い関脇が関脇に据え置かれ、関脇より弱い大関が地位を守ることができる現在の制度は、不公平な感じがする。



羽黒蛇

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