スタートレックＤＳ９ ９６話 星に死の満つる時

隊長殿：　　ガンマ宇宙域をパトロールするキラ・ダックス・ベシア。緊急信号を捉え惑星に向う。地表に降りたダックスとベシアは、顔に傷の有る苦しむ女性に薬を投与するが効目が無い。其れを見ていた住民は帰ってこの星の事は忘れろと言った

俺：　　女性はトレビアンの診療所へ連れていかれる。中には似たような症状の患者達がいた。中の一人が立ち上がりトレビアンにお礼を言いグラスを飲み干す。そして死んだ。　ここは診療所ではなくブライトと言う病気が発病した者を安楽死させる所だった

隊長殿：　　治療しようとするベシアを止めるトレビアン。かつて栄えたこの星はドミニオンに挑み破れた、そしてみせしめの為ブライトと言う病を植え付けられた。住民全員に有る顔の傷、其れがブライトの刻印だ。発病すれば助からない。長く苦しまない様に毒を与え苦痛を取り除く事しか出来なかった。追い出されるダックスとベシア

俺：　　星から発せられていた救難信号は自動で送られ続けていた物だった。診療所を出た二人の前に１人の妊婦エコリアが立つ。一時シャトルへ戻った二人はキラを説得、１週間猶予を貰い装備を整え再度降り立つ

隊長殿：　　協力してくれるのはエコリア１人。データは揃わず、住民達の理解が得られず治療の上手く行かないベシア。住民は絶望していた、しかしそんななかでも生きようとする少数の住民達が、次第に協力を申し出てくる

俺：　　昼夜を問わず治療に専念するベシアとダックス。薬に一定の効果が現れる、その直後ウィルスに変化が生じた。苦しみ出す患者達、原因は機械の出す電磁波だった。機械を停止しても改善されない患者達。成すすべの無いベシア。患者達はトレビアンに救いを求める

隊長殿：　　トレビアンの手により安楽死して逝く患者。たった１週間で治療法を見つけ帰るつもりだった。自身過剰で傲慢だったと自分を責めるベシア。自分が見つけられないから治療法が無いと諦める方がもっと傲慢だと力づけるダックス

俺：　　１週間が過ぎた。エコリアが発病する。キラとダックスを先に帰しベシアは１人残り治療法を探す。治療薬の効果が無く衰弱してゆくエコリア。様子を見に来るトレビアン、何故死に急がせるのか問いただすベシア。誰よりも多くの死を見てきたからだと言い、エコリアの無事を祈り出ていった。彼なりの優しさだとエコリアは言った

隊長殿：　　治療の効果無く、出産の日を迎えるエコリア。衰弱した身体で１人の子を生み出す。産まれた子供にはブライトの刻印が無かった。投与されていた薬は胎盤を通じて全て子供に効果を及ぼしていたのだ。子供はブライトには罹っていない。ワクチンが完成した

俺：　　子供の無事な姿を見たエコリアは、静かに息を引き取った。母体を助ける事は出来なくとも子供は救える。子供を手渡されたトレビアンは奇跡の子を高く掲げた！　沸き立つ住民！　希望は残った

隊長殿：　　ＤＳ９へ戻り報告するベシア。１人医療室へ戻り、更なる治療法を模索し続ける　　こうしてＤＳ９に平和が戻った


次回予告
間違いで不治の病と宣告されたクワークは、自分の遺体を売る契約を交わしてしまう　契約を交わしたＦＣＡのブラントは契約の破棄を認めない　クワーク絶対絶命の危機　　次回ＳＴＤＳ９　９７話　クワーク絶体絶命

スタートレックＤＳ９ ９５話 戦士の宿命

隊長殿：　　任務からＤＳ９へ帰還するシスコ率いるディファイアント。スクリーンに何者かの攻撃を受け大ダメージを受けているＤＳ９が写る

俺：　　民間船に偽装したジェムハダーに襲われ、数々の装置を略奪されてしまった。シスコはキラに其の場を任せディファイアントで追撃、ガンマ宇宙域へ突入する

隊長殿：　　痕跡を追うディファイアントは大破したジェムハダー船を発見。襲撃した民間船ではない。乗組員をディファイアントへ転送収容。ポルタ人ウェイヨン率いるジェムハダーが転送されてくる

俺：　　ウェイヨン達は反乱したジェムハダーを追っていたが反撃を受けた。ＤＳ９を襲ったのもその反乱軍だ。追撃に手を貸して欲しい。反乱軍は発掘されたゲートウェイを奪い修復し様としている。ＤＳ９から強奪された物はその部品だ。ジェムハダーの軍隊を今から送るには時間が足りないと言う。

ゲートウェイ＝アイコニア人が使っていた究極の移動手段。まあ何処にも往ける物凄いスターゲートみたいな物だ。これが完成されたらジェムハダー反乱軍の攻撃が宇宙全体に及んでしまう。ジェムハダーの遺伝子に組み込まれた創設者への忠誠は絶対的な物ではない。其れゆえのテトラセルホワイト。ドミニオンも一枚岩ではなかった

隊長殿：　　ゲートウェイ破壊のため一時的に手を組む両陣営。しかし考え方の違いから攻撃シミュレーションは上手くいかない。ジェムハダーオメティクランの提案により構成チームを組む事になる。ジェムハダーにはゲートウェイの事を隠していたいウェイヨンは反対する。しかしオメティクランは知っていた。嘘を吐いて協力させようとしても無駄だ、創設者への忠誠で行動している。其れこそが生きる意味であり、存在理由だ

俺：　　食事も睡眠も女も無くただ戦うだけのジェムハダー。テトラセルホワイトの供給シーンの異様さに言葉の無いディファイアントクルー。食堂でジェムハダーに挑発されるウォーフ、乱闘が起こる。オメティクランは原因となったジェムハダーを即座に処刑にする。シスコはウォーフに謹慎を命じた。甘いやり方だと批判するオメティクラン

隊長殿：　　オドーに創設者への橋渡し役を買って出るウェイヨン。オドーの心は揺れるも断った。　惑星に着いたディファイアント。転送される攻撃隊。しかしゲートウェイの影響でファイザーが作動不能に陥る

俺：　　奇襲を諦め白兵戦での正面突破を掛ける。次々反乱軍を葬って行く攻撃隊。ゲートウェイに着いたオブライエンは爆弾をセット。基地からの撤退を開始する。

隊長殿：　　ゲートウェイ爆破に成功。地表に降り立つウェイヨン。破壊確認に出向こうとした瞬間、オメティクランに射殺される。我々を欺いた罰だ、我々は反乱軍の残党討伐のためここに残ると言うオメティクラン。健闘を祈ると言うシスコ、次に会う時は敵同士だと答えるオメティクラン　　　こうしてＤＳ９に平和が戻る


次回予告
ガンマ宇宙域で救難信号を受け向った星　其処はドミニオンにより不治の病が蔓延させられていた　ベシアは治療法を見付けるため奔走する　　次回ＳＴＤＳ９　９６話　星に死の満つる時

スタートレックＤＳ９ ９４話 裏切り者は誰だ

隊長殿：　　クリンゴンの攻撃で痛手を受けたカーデシアへ、連邦が秘密裏にレプリケーターを提供する。力を失ったカーデシア、行動の活発になるマキ。ＤＳ９はレプリケーター運搬へのマキの襲撃を恐れていた

俺：　　ＤＳ９に厳戒態勢を取らせるシスコ。エディングトンとオドーからキャシディーへの疑惑の報がもたらされる。キャシディーの輸送船にマキとの取引の疑いがあった

隊長殿：　　任務と愛情の間で揺れるシスコ。エディングトンとウォーフに輸送船の尾行を命じる。ディファイアントで尾行を続ける中、マキに一定の理解を示すオブライエン。ウォーフはマキをテロリストと弾劾。エディングトンは特別な想いは無い、任務に従うだけ其れ以外には無いと言った

俺：　　ディファイアントはバッドランドでのマキへの物資供給を捉える。報告を受けたシスコ、ショックを隠しきれない。取引していたのは武器ではないと言うダックスの慰めにも耳を傾けられなかった

隊長殿：　　キャシディーへの疑いが晴れないシスコ。戻ったキャシディーに不自然な態度を取ってしまう。すぐに新しい任務につくと言うキャシディー。シスコは尾行しマキとキャシディー両船の拿捕を命じる。

俺：　　命令を受けたエディングトンは、戦闘状態になったときキャシディーの命の保証は出来ない。その責任を負いたくない。ＤＳ９へ残りレプリケーターの護衛につきたいと申し出る。その申し出を了承し、自らディファイアントの指揮を取るシスコ

隊長殿：　　バッドランドに着く輸送船。尾行を続けるディファイアント。しかしマキは現れない。何かあると踏んだシスコは輸送船に乗りこんだ

俺：　　驚くキャシディー。問い詰めるシスコ。何故マキが来ないのか知らされていなかった。全てはシスコをＤＳ９から遠ざける罠だったのだ

隊長殿：　　ＤＳ９へ届いたレプリケーターを極秘任務と称し運び出すエディングトン。キラを監禁しＤＳ９を掌握。輸送船に運び込んだレプリケーターと共に消える

俺：　　ＤＳ９へ戻ったシスコへエディングトンから通信が入る。連邦と戦っているわけではない、放っておいて欲しいと言うエディングトン。連邦が追って来るのは連邦を脱退したからだ。誰もが連邦に加わるべきだと思い上がっている。連邦のやってることはボーグと変わらない、ボーグは次々に相手を同化していくが、連邦も同じだ。　艦隊の誓いに叛き、裏切ったエディングトンを決して赦さない、必ず逮捕して見せると言って通信を切るシスコ。

隊長殿：　　部下を連れずに一人ＤＳ９に戻るキャシディー、シスコは１人出迎える。逮捕される事が解っていて部下を連れてくることは出来ない。自分の任務を全うしただけ、あなたと同じように。　連行されるキャシディーは必ず戻ってくると言った。シスコは待っていると答えた　　こうしてＤＳ９に平和が戻る


次回予告
ジェムハダーの反乱軍に襲われるＤＳ９　任務から戻ったシスコはディファイアントで追撃する　ガンマ宇宙域で別のジェムハダーと遭遇　反乱軍に対し共同作戦を執る　　次回ＳＴＤＳ９　９５話　戦士の宿命　

スタートレックＤＳ９ ９３話 二人の女神

やっと今日から休み。でももう正月じゃねーな


隊長殿：　　保安室に戻るオドー。其処にラクサナが来ていた。泣いているラクサナに話しかけるオドー。振り向いたラクサナは妊娠していた

俺：　　この人案外よく出るな。夫はタブニア人。タブニア人の慣習で１６歳までは異性と隔離され育てられる。体内の赤ん坊は男なので生まれてすぐ引き離されてしまう。其れが嫌で逃げてきたのだそうだ

隊長殿：　　小説を書いているジェイクにオナヤと名乗る異性人女性が近づく。小説を誉め、ジェイクは才能は有る、後は其れを開花させる人が必要と迫る

俺：　　ラクサナと一時を過ごすオドー。体内の赤ん坊の波動を感じ驚きを隠せなかった。つかれて眠ってしまうラクサナにオドーは腕を毛布に変え包み込んだ

隊長殿：　　オナヤの部屋へ行くジェイク。有名な作家レバラスのペンと紙を渡され執筆を始める。ジェイクの後ろに立ち頭に手を置くオナヤ。ジェイクの頭から何かのエネルギーを吸い取っていた

俺：　　ラクサナの夫ジヤールがＤＳ９に遣って来る。オドーは赤ん坊は夫のものであると言うタブニアの法にのっとり、ジヤールをあきらめさせるためラクサナとウソの結婚をし、夫として赤ん坊の所有権を獲得しようとしていた。しかし其れにはジヤールを納得させる必要があった

隊長殿：　　結婚式を上げるオドーとラクサナ。急な報に驚くＤＳ９クルー。結婚の宣言、花嫁へのメッセージでジヤールを納得させなければならないオドーは、ラクサナへの想いを告げる。自分の本当の姿を見たら皆離れて行くと恐れていた。しかしその本当の姿を見ても、ラクサナは離れるどころかもっと知ろうとした。ラクサナによって私は変化した、孤独ではなくなったのだ。結婚してくれラクサナ。

俺：　　オドーの手を取るラクサナ。ここに結婚が成立した。二人の姿にジヤールは異議をとなえなかった。一方、エネルギーを吸い取られ衰弱しながらも書きつづけるジェイク。遂に倒れ医療室に運ばれる

隊長殿：　　脳の機能に異常がありシナプスが崩壊し様としているジェイク。入院する事になるが其処へオナヤが入り込み看護婦を強襲。ジェイクを連れ出す

俺：　　医療室にて何らかのエネルギー痕跡を見つけたシスコ達はその跡をたどる。トンネル内でジェイクに執筆させ続けるオナヤ。そこに飛び込むシスコ。問いかけるシスコに何百人もの才能を引き出してきたと言うオナヤ。死と引き換えに名声を与えている、彼らの名前は永遠に生き続ける。最期まで才能を引き出せずに別れること残念がりながらエネルギー体になり去って行く

隊長殿：　　ベタゾイドへ帰るラクサナ。オドーは引き留めるが、これ以上居れば離れられなくなる。オドーに愛情を求めてしまう、でも其れは叶えられない。友情を壊したくないと言うラクサナだった

俺：　　何か抜け落ちたようなジェイク。書き綴った小説を誉めるシスコ。しかしその小説は当分の間封印される事となる　　こうしてＤＳ９に平和が戻る


次回予告
キャシディーにマキとの取引の容疑が掛かる　シスコは揺れる心を抑え真相を探る　　次回ＳＴＤＳ９　９４話　裏切り者は誰だ

スタートレックＤＳ９ ９２話 鏡あわせのジェニファー

隊長殿：　　平行世界　テランが勝利を得テロックノールを奪取した。その報告にジェニファーがこちらの世界へ遣って来る。ジェイクは再び母と話せることに喜びを隠せない

俺：　　仕事から戻ったシスコ。部屋から二人が消えていた。残されていた装置を使い平行世界へ向うシスコ。平行世界についたシスコを迎える”スマイリー”オブライエン。武装解除されたシスコはディファイアントの改造を強要される

隊長殿：　　全てはシスコをつれてくる為の罠だった。何も知らないジェイク。ジェイクの身の安全と引き換えにディファイアントの改造を了承するシスコ。そのディファイアントは向こうの世界から情報を盗み出し建造した物だった。しかしもともとバランスの悪い機体のため、上手く動かせない。同盟軍が向っている。其れまでに使えるようにしなければならなった

俺：　　ジェニファーに懐くジェイク。その健やかに育った姿にジェニファーはシスコを誉める。ジェニファーを責められないシスコ。其処へ同盟軍の到着予定時間がもたらせられる

隊長殿：　　後８時間、間に合わない。時間を稼ぐため、ベシアとダックスは唯一残った爆撃機で出撃する。シスコの下へジェニファーが手伝いに遣って来る。ジェイクをＤＳ９へ帰す事を約束させるシスコ。

俺：　　ノーグが捕虜のキラの下に来る。見張りを倒しキラを脱獄。父と叔父を殺してくれたお礼だとノーグ。

隊長殿：　　遂に同盟軍の攻撃が始まった。シスコはディファイアントを指揮、出撃する。１隻で同盟軍を翻弄するディファイアント。一方ノーグと逃げ出したキラは途中ノーグを殺害、其処に運悪くジェニファーとジェイクが行き当たってしまった

俺：　　ジェイクの事をかばい撃たれるジェニファー。キラはジェイクを見逃しシスコに借りを作った。一方ディファイアントは戻った爆撃機と共に同盟軍を蹴散らす！　旗艦に大ダメージを受けた同盟軍は撤退して行く。テランは勝利した

隊長殿：　　医療室に入るシスコ。ジェニファーの容態を聞く。首を振るジェイク。二人に見守られジェニファーは静かに息を引き取った。悲しみ抱き合うシスコとジェイク。家に帰ろうとシスコは言った　　こうしてテロックノールに平和が戻る


次回予告
ジェイクに近づく謎の女　才能を開花されたジェイクは命を削りながら小説を書く　一方夫から逃げてきたラクサナを匿うオドー　夫の目を欺くため偽装結婚するのだった　　次回ＳＴＤＳ９　９３話　二人の女神

スタートレックＤＳ９ ９１話 作られた記憶

隊長殿：　　監獄から出されるオブライエン。頭に付けた装置を外される。アグラッサの法では実際に服役せずその記憶を植え付けられる。オブライエンはスパイ容疑で２０年の刑を受けていた。迎えに来たキラ。其れは植え付けられた記憶だ。オブライエンは自分にとっては現実だと言った

俺：　　シスコから事情を説明されるケイコ。植え付けられた記憶は取り除けない。ＤＳ９へ帰還したオブライエンはベシアの診察を受ける。ベシアの問診の際記憶の中の囚人仲間イーチャを思い出す。　投獄されるオブライエン。「地獄へようこそ」　イーチャは言った

隊長殿：　　ケイコと再会するオブライエン。その背後にイーチャの姿を見る。　２０年に渡る服役の記憶に悩まされるオブライエン。不定期に配られる食料の為、常に少量残し隠しておかなければ生けなかった。その習慣が出てしまう。

俺：　　牢獄のオブライエンとイーチャ。服役に耐える為、地面に絵を書くイーチャ。自分の全存在が円の中に或るように、ただ感じるままに書くんだ。オブライエンも真似て書いてみる

隊長殿：　　たびたびイーチャの姿を見るオブライエン。次第に周囲に対し頑なな態度を取り始めてしまう。カウンセラーの受診を断り続けるオブライエンにベシアは受診を薦める。しかしオブライエンは激昂するだけだった

俺：　　イーチャはオブライエンに話しかけてくる。いつまでも自分が現れるのはオブライエンが必要としているからだ。

隊長殿：　　シスコは２０年の服役が精神を蝕んでいると、カウンセリングを受け許可が出るまで任務を解いた。受け入れざる得ないオブライエン。医療室に飛び込むオブライエン。苦しんでいる君を救いたいんだ。君は友人だと言うベシア。その後ろにはイーチャが見える。お前なんか友人では無い。お前の知るオブライエンは死んだんだ。オブライエンは部屋を出る。ベシアとイーチャどちらに言ったのか

俺：　　精神的に追い詰められていくオブライエン。しつこく話しかける娘モリーに手を上げそうになる。自分の行動にショックを受け貨物室へこもる。壁のフェイザーを取りだし自分へ向けた

隊長殿：　　貨物室へ入り静かに話しかけるベシア。後ろにはイーチャもいる。オブライエンはイーチャの事を話し始める。。　　隠していた食料を巡りイーチャを殺してしまった。人間性が問われる状況において憎しみと怒りに人を殺してしまった。

俺：　　アグラッサは人間性を踏みにじる行為を行った。其れに屈して死ぬ事は無い。そんな卑劣行為に負けるな。ベシアはフェイザーを取る

隊長殿：　　オブライエンとベシアの姿を見守りながら別れを告げるイーチャ。オブライエンはただ見送るだけだった。　ベシアの診療を受け、カウンセリングを受けることを約束するオブライエン。　　部屋に戻ったオブライエンに家族はお帰りと言った　　　こうしてＤＳ９に平和が戻る


次回予告
再び平行世界へ行くシスコ　テロックノールを奪ったテランに同盟の艦隊が迫る　シスコはこの危機を打開する事ができるのか　　次回ＳＴＤＳ９　９２話　鏡あわせのジェニファー

スタートレックＤＳ９ ９０話 裁かれるウォーフ

隊長殿：　　クリンゴンから殺人容疑で身柄の引渡しを要求されるウォーフ。ディファイアント指揮途中クリンゴン民間船を撃墜してしまった。　ディファイアントは２隻のクリンゴン船に追われていた。其処に遮蔽を説いて急に民間船が現れたのだ。これは事故だと主張するウォーフ

俺：　　タララ提督が裁判官を務め、シスコは弁護士としてクリンゴン訴追人チュポックと対決する。一方、オドーは不審な民間船の動きに対し調査を開始した

隊長殿：　　クリンゴンの血が騒ぎ攻撃をしたのではないのか？　もしそうなら裁くのは我々だ。ウォーフの心理面を問題視するチュポック。提督はその申し出を受け裁判の焦点となってしまう

俺：　　アーチャー船長の時はあんなめちゃくちゃだったくせに、このチュポックは法律家としてなかなかやるな。証人を呼びウォーフのクリンゴン人としての攻撃的人格を暴く訴追人チュポック。その巧みなやり口に追いこまれるウォーフとシスコ

隊長殿：　　オドーからもたらせられる情報にはめぼしい物は無かった。そして証言台に乗ったウォーフはチュポックの挑発に乗り暴行を働いてしまう。

俺：　　一時休廷。あまりにも不利な状況に頭を抱えるシスコとタタラ。其処へオドーから吉報がもたらされる。再開される裁判

隊長殿：　　チュポックにパッドを見せるシスコ。パッドにはガローラプライムでの大事故の犠牲者達の名簿が。狼狽するチュポック。其れは今回の事故犠牲者の名簿とまったく同じだった。クリンゴン人艦隊士官であるウォーフを陥れる罠ではないのか？　其れを認めるチュポックだった

俺：　　晴れて無罪となるウォーフにシスコは船が現れた時確認するべきだった、民間船のルートである事は分かっていたはずだ。船とクルーの命より民間人を守る方が大事な時もある。その為に負けようともと苦言する。ウォーフは全てを認めた　　こうしてＤＳ９に平和が戻る


次回予告
スパイ行為で２０年の服役の記憶を植え付けられたオブライエン　ＤＳ９へ戻ったオブライエンはその記憶に悩まされる事となる　　次回テクニカルチーフはつらいよ　９１話　作られた記憶

スタートレックＤＳ９ ８９話 選ばれし者の困惑

隊長殿：　　ワームホールがらベイジョー古代船が現れる。傷を負っていた船を収容、乗組員を医療室へと運ぶ。目を覚ましたベイジョー人男性に身元を確認すると　アコレム　選ばれし者と名乗った

俺：　　一方ベイジョーから戻ったケイコに子供が出来ていた。突然の知らせに戸惑うオブライエン。皆の祝福にも素直に喜べなかった

隊長殿：　　２００年前宇宙へ旅立ったアコレムは遭難し、突如開いたワームホールの中で預言者との邂逅を果たしたのだ。そして傷を癒されこの時代へと送られることとなった。　日々選ばれし者としての扱いに疑問を持ち続けていたシスコは、アコレムこそが真の選ばれし者だとその称号を譲る。

俺：　　ベイジョー国民の前で演説するアコレム。２００年の時が、カーデシアの占領が、ベイジョー人の心を蝕み、預言者の定めを踏み外す結果となっている。今こそデジャーラを復活させ原点回帰をするべきと主張する。

デジャーラ＝ベイジョーにおけるカースト制度、身分により就ける職業までが制限される

隊長殿：　　デジャーラ復活反対のシスコ。カースト制が復活してしまえば連邦への加入は出来なくなる。キラは預言者の導きならば仕方が無い。デジャーラには戸惑いはあるが選ばれし者についていくと言った

俺：　　戻った家族との時間を持つため、遊びの時間を減らすオブライエン。一緒に遊んでいたベシアともども調子が出ない。そんなオブライエンを見守るケイコ

隊長殿：　　夜、夢の中。カイ・オパカにあなたは何者と問い掛けられるシスコ。ベシアは其れを発光体のかげと呼ばれる物と診断。預言者の伝えようとしている事を無視したときに見る物だと言う

俺：　　デジャーラに従い、軍から退くキラは新しい副官をシスコに推薦する。副官の変わりはいくらでもいるが君の変わりになるのか？　何も言えずに部屋を出るキラ

隊長殿：　　そしてデジャーラを理由に殺人が起きる。アコレムは変化はまだ始まったばかり、これから困難は続くと言う。遂にシスコは選ばれし者を賭けアコレムとの対決に臨む事を決意する

俺：　　シスコとアコレムはワームホールへ赴き預言者に問い掛ける。自分の方が先にワームホールを見つけ預言者と会ったと言うアコレム。預言者には時間の概念は無い。　何故怪我をしたアコレムを癒し未来へ送ったのか？　シスコのためと答える予言者。　シスコが選ばれし者なのか？　シスコだからと答える預言者。　過ちを認め過去へ去って行くアコレム。　まだ質問があると言うシスコに我々はベイジョーに属する、あなたもベイジョーに属すると預言者は言った。　気付くとシャトルへ戻っていた

隊長殿：　　無理して落ち着こうとしているオブライエンにケイコはベシアと遊んで来いと言ってやる。戸惑いながらも喜んで部屋を出るオブライエン。ケイコはベシアにオブライエンと遊んでやってと通信した。　キラと話すシスコ。其処へ儀式への出席を求めにベイジョー人親子が遣って来る。喜んで承諾するシスコだった　　こうしてＤＳ９に平和が戻る


次回予告
カーデシア船護衛任務中、クリンゴンの民間船を撃墜してしまうウォーフ　嫌疑をかけられたウォーフは裁判にかけられてしまう　　次回ＳＴＤＳ９　９０話　裁かれるウォーフ
　

スタートレックＤＳ９ ８８話 ロムの反乱

隊長殿：　　耳の感染症を推して働くロム。病気休養の無い事に驚くベシアは組合を作って戦えば良いとアドバイス。フェレンギ人は搾取される側からする側になりたいだけだと言うロム

俺：　　治療から戻ったロムは他の従業員と共にクワークの下に集まる。売上が減ったのを口実に従業員の給与を減らすと宣言するクワーク。騒ぐ従業員に嫌なら辞めろと一蹴する

隊長殿：　　クワークの横暴にロムは従業員を集め組合を作ることを宣言。クワークとの対決を決意する。どよめく従業員達。ロムの力強い演説に次第に賛同して行くのだった

俺：　　ロムは組合についてベシアに相談に行く。医療室にいたオブライエンは自分の祖先の話を聞かせロムを煽る。勢いに乗ったロム達はクワークに組合結成を告げ、従業員の待遇改善要求を渡しストライキに入る

隊長殿：　　クワークの店の前で通りがかる人々へボイコットを呼びかける組合員。苦情を申し立てるクワークにオドーは労働者の権利を侵害できないと相手にせず、シスコには早く収めろと命じられてしまう

俺：　　ロムに賄賂を渡そうと近づくクワーク。しかしロムはその申し出を受け入れなかった。そして遂にＦＣＡの監査官ブラントが遣って来てしまう

隊長殿：　　組合の集まりに乗りこむブラント。散々脅しつけるもロムの勢いは止まらず退かない。ＦＣＡの介入で怯えたフェレンギ人達を勇気付けストを続けるのだった

俺：　　ブラントはＦＣＡに逆らう者達への見せしめのため、一番影響を与えそうなクワークを用心棒達に痛めつけさせる。医療室のクワークに相談を持ちかけられるロム。言い合いの末にクワークは要求を飲んだ。ここにストライキは終結し、従業員達の要求は受け入れられたのだ！！

隊長殿：　　元の生活に戻る従業員とクワーク。店に制服を着たロムが遣って来る。問いかけるクワークにロムは、店は辞めると言い出す。ステーションで働く事にした、ロム下級士官だ。兄貴とは離れた方が上手く行く。自分の人生を行きたいんだ。従業員から金を払う客になるだけけだと語るロムだった　　こうしてＤＳ９に平和が戻る


次回予告
ワームホールを通り２００年前のベイジョー人が現れる　彼は預言者により現代へと流された　預言者との邂逅を果たした彼は自らを選ばれし者と言った　　次回ＳＴＤＳ９　８９話　選ばれし者の困惑

スタートレックＤＳ９ ８７話 モーグの息子たち

隊長殿：　　ウォーフの弟カーンがＤＳ９へ遣って来る。ガウロンとの確執の為、モーグの一族は家を奪われ、地位を追われた。全てウォーフの所為だと責めるカーンは、ウォーフにモルトバの儀式をする様求める

俺：　　一方、任務から帰還途中不信なエネルギー放出を感知したキラとオブライエンは現地へ向う。ベイジョー領域付近で活動するクリンゴンと遭遇。”軍事演習”近づくなと警告を受ける。きな臭いものを感じたキラは警告に従い立ち去るも出来うる限りの情報収集を行う

隊長殿：　　モルトバの儀式を執り行うウォーフとカーン。カーンの胸に剣を突きたてた瞬間突入してきたダックスとオドーに取り押さえられ、カーンは医療室へ運ばれる。死にそびれたカーンは絶望し確実に殺さなかったウォーフを責め立てる。カーンの処遇に頭を悩ますウォーフだった

俺：　　クリンゴンの真の目的を探る為、ディファイアントを派遣するシスコ。ベイジョー境界線付近についたディファイアントの前に、傷ついたクリンゴン船が姿を現す。キラは設備の整ったＤＳ９での修理と治療を申し出る。クリンゴンはその提案を受け入れた。

隊長殿：　　カーンをしばらくの間ＤＳ９へ滞在させる事にし、オドーに保安要員として預ける。良く働くと評価されたのも束の間、犯罪者の攻撃を受け負傷するカーン。攻撃を避けようともしなかったカーンを、死にたがりは仕えないと保安要員から外すオドー。

俺：　　収容した負傷者、船の傷、その他集めた情報から遮蔽機雷の存在に気付いたＤＳ９司令部。情報を得る為、停泊中のクリンゴン船にウォーフとカーンを潜入させる。職務質問をして来たクリンゴン人を１人殺害するも情報を得る事に成功する

隊長殿：　　機雷の点火コードを得たＤＳ９はディファイアントを発進。現地についたキラは遮蔽しているクリンゴンへ向け警告を発する。警告を無視するクリンゴンをよそに機雷に点火。次々爆発して逝く機雷にクリンゴンは撤退するのだった

俺：　　酔ってディスラクターを自分に向けるカーン。ウォーフは其れを取り上げる。ウォーフはカーンの誇りを取り戻す為、新しい人生を送らせる事を決意。ベシアに整形手術と記憶消去を施術させ、友人のクリンゴン人の一族に迎え入れてもらうのだった　　こうしてＤＳ９に平和が戻る


次回予告
クワークの行いに腹を立てたロムは組合を作り抵抗する　ＦＣＡが介入するなかロムは勝利を勝ち取る事が出来るのか　　次回ＳＴＤＳ９　８８話　ロムの反乱