隔週刊Xファイル第17号 ♯320 執筆

2005年11月28日 | 隔週刊Xファイル
知るもんか

 異星人による誘拐事件。作家ホセ・チャンからインタビューを受けるスカリー。スカリーによって語られる事件は、ホセの集めた証言と食い違う。目撃者に詰め寄るMIB。地下に棲む異星人の存在。異星人の着ぐるみ纏った死体。話しは妙な方向へと進んでいく

 変な話を書くのでおなじみのダリル・モーガン脚本の今回。催眠療法、軍の関与、MIB、異星人といかにもXファイル的な話しだが、目撃者達の食い違う証言の所為ですっかりコメディーに。
 DVD版ではモーガン等による解説も入っていて、繰り返し使われる言葉や過去と現在を結ぶ時の演出等、製作者側の意図がよくわかり面白い。メン・イン・ブラックやら変な地底帝国やら異星人の解剖シーンやら遊びが満載。ぜひDVDでご観賞ください。
 しかしグレイタイプの異星人に日本語は似合わないな


ドキュメント超常現象 SF作品に酷似する目撃情報の数々 UFOと異星人は空想の産物なのか?
 ♯320「執筆」では、行方不明になっていた少年少女が保護され、UFOに乗った異星人に誘拐されたと証言した。
 しかし、二人の証言は食い違い、発見された異星人の死体は着ぐるみであった。現実世界で起きたとされるUFOや異星人目撃情報なども映画やテレビなどの影響による空想の産物なのだろうか?

Xファイルリポート 衝撃の異星人コンタクトは本当にあったのか UFO史に残るマイヤー事件とは?

超常現象トピックファイル№017 「狂気の科学者」と呼ばれた天才発明家 ニコラ・テスラ

これは悪い夢だ


隔週刊Xファイル第17号 ♯319 賭博

2005年11月22日 | 隔週刊Xファイル
中国二千年の歴史

 生きたまま荼毘に付された中国人の死体。香港返還を前に移民が増えるなか起きた11件の同様の事件。現場に残された「鬼」の文字

 被害者宅に敷かれた新しいカーペット。その下から見つかる血痕。漢方の鎮痛剤。夜毎行われる賭博。「凶宅」呪われた家

 謎の仮面。墓穴に埋まった死体の手術痕。臓器売買

 モルダーとスカリーの前に立ち塞がる中国人社会の壁

ドキュメント超常現象 謎に包まれた影の組織 秘密結社の真相
 ♯319「賭博」では、自分の臓器を賭けた怪しげな賭博が行われており、背後には臓器売買をする謎の組織があった。
 自分たちの活動や存在そのものを隠す秘密結社と呼ばれる組織は、世界中にいくつも存在している。一体、彼らは内部で何をしているのだろうか

 謎の仮面。奇妙な漢方薬。閉鎖的な社会。まあ、中国人の極端なイメージはこんな感じだよね。
 200万ドル。自分の臓器を賭けるのには高いのか安いのか?


隔週刊Xファイル第17号 ♯318 骨董

2005年11月11日 | 隔週刊Xファイル
失踪という言葉は生きている人間に使う言葉だ

 巫女”アマル”の骨壷が発掘される。発掘隊の指揮者ローズベルト博士は、巫女の墓を荒らすなという周囲の反対を無視しアメリカへの移送手続きを取ってしまう。其の夜博士は血痕を残し姿を消してしまった

 アマルの運び込まれたボストン自然史博物館で同じように血痕を残しホーニング博士が失踪する。博物館の責任者ルートン博士は、”セコナ族の遺跡の発掘調査”プロジェクトに対するテロ行為だと主張する。事実国務省への抗議が殺到していた

 セコナ族の言い伝えでは、アマルの墓を暴く者にはタタリが降りかかるという言い伝えがある

 セコナ族との交渉を行っていたビラク博士を訪ねるモルダーとスカリー。ビラクはアマルを返還するよう主張しプロジェクトをクビになっていた
「ホーニングの身に起こった事は今後も続くと思います。あの骨壷をセコナに返すまで」
セコナへの思い入れ、博物館への悪意、ビラクを犯人だと確信するスカリーだがモルダーは相変らず…

 そしてルートン博士が失踪を遂げる

ドキュメント超常現象 精霊とともに生きる驚異の人々 シャーマンの実像
 ♯318「骨董」では、南米エクアドルのテソ・ドス・ビチョス遺跡から目覚めた太古のシャーマンの呪いが考古学者たちを次々と襲った。
 超自然的な存在にアクセスし、未知の大いなる力を呼び起こすシャーマンとは一体どんな存在なのだろうか?

モルダーのいうように自分の墓を荒らされたら相手をタタルよな
あれだけいると猫も怖い
どの部族の呪文も何となく同じように聞こえる。エクアドルでもインディアンでも


猫まっしぐら

隔週刊Xファイル第17号 ♯317 プッシャー

2005年11月09日 | 隔週刊Xファイル
セルリアンブルー  セルリアンブルー

 連続殺人犯だと名乗る男プッシャーを逮捕したFBI。しかし護送中彼の乗った車が事故を起こし、逃げられてしまう。しかも副保安官は死力を尽くしプッシャーの手錠を外していた。この妙な事件をモルダーは暗示によるものと見て捜査を開始する

 悩みを解決OSU。殺人事件と同時期にプッシャーの愛読書に載った広告。プッシャーと接触を試みるモルダーとスカリー。ゲーム感覚で勝負を挑むプッシャー
 あっさりと身柄を確保するモルダーだが逮捕の時、またも不可思議な焼身自殺を遂げる捜査官が出てしまう

 裁判の予審にかけられるプッシャーだが、証拠不充分により釈放されてしまった。決め手が無く手詰まりになってしまうモルダー。そのモルダーに興味を持ったプッシャーは其の力を使いFBIに潜入。モルダーの記録を持ち出した

 FBIへの不法侵入で逮捕に踏み切るモルダー。プッシャーは脳腫瘍にかかり余命が少ない。死に際を飾ろうとするプッシャーの罠が待つ


ドキュメント超常現象 強力な暗示は殺人をも引き起こす!? 催眠の恐怖
 ♯317「プッシャー」では、強力な催眠をかける男プッシャーが、その力で他者を自殺に追い込んでいた。
 催眠には本来、念入りな手順が必要である。プッシャーのように遠隔地から誰かに暗示を与え、意のままに操ることなどできるのだろうか

 しかしすっかり日本を勘違いしているなモルダー。忍者なんていないんだぞ。
 暗示にかかった女性職員にたこ殴りにされるスキナー。踏んだり蹴ったりだ。
 冒頭プッシャーがスーパーで手に取った新聞。♯202「宿主」で出て来たフルークマンの記事が乗っている。見出しは「彼が帰って来た。マーサの葡萄園で死体が発見された」と書いてあるそうです
 

CSI:マイアミ3 ♯1 永遠の旅立ち

2005年11月07日 | 各種海外ドラマ
 クルーザーが橋に激突。崩れた橋から一台の車が海に落ちた。狙ったかのような動きをしたクルーザーは自動操縦になっていた。クルーザーには撃たれた死体。リード・ウィリアムズ
「問題はウィリアムズ氏がなんの目的でここにいたかだ」

 6歳になる息子ジョーイを取り戻すため出ていったリード。犯人の要求は300万ドル相当の宝石。クルーザーから出たのは土と魚。ジョーイの通っていた道場の指導者ケンの偽証
「よーし、ケン。車種について話すんだ。今度嘘をついたらただじゃおかない」

 魚から犯人の足取りを掴んだCSIは運河に沈んだ車を発見する。中はもぬけの空。トランクに残る爪痕。頭髪
「よかった。殺す気ならそのまま沈めたはずだ」
「だがこれは悪い知らせでもある。まだ捕まっている」

 海に沈んだ身代金の宝石。車からでた掌紋。血の繋がらない母親。偽の宝石。マコーリー宝石店

 銃撃戦

「なにも感じない」


イェーイ(オープニングの絶叫)

番組史上最大の悲劇


CSI:マイアミ2 ♯1 南米の極悪人

2005年11月06日 | 各種海外ドラマ
 ホテルの前の道路で女性が轢き逃げされる。現場に残ったタイヤ痕。加速した跡。
「運転手が故意に撥ねたってこと」
「そうだ、これは轢き逃げじゃない。殺人だ」

 被害者に残るフロントガラスとは別のガラス片。数枚の100ドル札。加害車両ランボルギーニ。持ち主はスコット・マンデビル。マンデビル・モデル・エージェンシー経営者。テス・キンボル被害者。MTVで生放送されたパーティー
「クラーボ。貴方は容疑者」

 クラーボ・クルーズ。バラカス領事の息子。犯行を自供するも外交官特権を盾に逮捕できない
「一族に伝えろ。安置所で眠っているガイシャの言葉だ。謝罪は一切受け付けない」
 
 国務省と繋がるクルーズ一族。クラーボを別件で逮捕。ランボルギーニを証拠品として押収。車を徹底的に調べ上げるCSI
 ホレイショに唾を吐きかけるクラーボ。綿棒を手にDNAを採取するカリー
「実に嬉しい贈り物だな」

 テスのルームメイト ミッシェルの遺体がビーチで発見される。ミッシェルから発見されたラモン・クルーズのDNA。クラーボのDNAと一致したエアバックに付いた皮膚。証拠は揃った。しかしそこに国務省の横槍が入ってしまう。如何逮捕する?

イェーイ(オープニングの雄叫び)
 被害者の足に残るバンパーによる瑕の位置で車種がわかってしまう。恐るべきアメリカのデータベース。
 エアバック開く時過熱して火傷するらしい。みんな気をつけて。そのエアバックを探して廃棄物運搬船を捜索するスピードルとデリコ。シーズン1の1話でもワニの巣からブラックボックスを取ってたな
 シーズン1途中から登場したイェリーナ。ホレイショとは微妙な関係

途中で投げ出さない理由は、これだ

CSI:マイアミ ♯1 マイアミ上空 17秒間の惨劇

2005年11月05日 | 各種海外ドラマ
 湿地帯に小型ジェット機が墜落。乗っていたのはパイロット2名に乗客6名。駆けつけたホレイショとデルコの目の前に横たわる犠牲者。デルコの必死の救助にもかかわらず息を吹き返す事は無かった
「証言者が」
「必要無い。この現場が語ってくれる」

 ジェットの持ち主はスコット・エリック・サマー。フロリダ一の保険会社の経営者。墜落時にバラバラになった死体。その中の一人の身体には銃撃の痕が。
「玉が機体に残っているかもしれない。探せるか?」
「私が弾を見逃すと思う」

 電子燃料噴射機に残る偽装の跡。外れていたベルトは9つ。墜落時にベルトを外していた者がいる。空のアタッシュケース
 生存者が発見される。スコット・エリック・サマー。ベルトによる摩擦熱傷無し。

 8キロ先で発見された死体。クリスチーナ・マリア・ゴルーチ。乗客唯一の女性。こちらも摩擦熱傷無し。アルコールと坑精神薬。右腕に残る何かが当たった痕

 扉の差し込みピンに残った傷跡。細工の跡? 倒産から逃げる上役。社員の反乱?

 目を覚ましたサマーの証言。荒れていたクリスチーナ。扉を開けたのはクリスチーナ? 聞いていない銃声

 飛行中に開いた扉。事故の検証。発見されたブラックボックス。自殺か殺人か? 

イェーイ(オープニングの叫び声)
メーガンが休職中にCSIのチーフになったホレイショ。チョット対立している感じな二人。CSIマイアミはシーズン2から見たのでなんか新鮮
デルコはまだまだ若いな。スピードルは一番バランスがとれているように見えるぞ。カリーは最初から”弾丸ガール”だったのか。WOWOWの勝手なキャッチコピーかと思ってた
なんというか1話目らしい話だった


償いか 逃避か


刑事ナッシュ・ブリッジス 22話 刑務所潜入捜査

2005年11月04日 | 各種海外ドラマ
 潜入捜査官が殺害された。トニー・サンチェス ジョーの友人。殺害指示を出したのは オルティス メキシコ人ギャングのボス。既に刑務所に収監されている。ジョーは敵討ちを誓う

 大ボスのオルティスを売る奴はいない。ナッシュの心配をよそにジョーは危険な潜入捜査に着手する
「今回は簡単にはいかないな」
「何事にも不可能は無い」
「おい、俺に心配させるつもりか?」
「もうしてんだろ」
「誰もバックアップはつけられないぞ」
「わかってる」
「よしわかった。やってこい」

 オルティスと繋がるコロンビアの麻薬王コルテオ。二人に注目するジョーは刑務官アーチャーに目をつけられてしまう
 トニーの掴んでいた”史上最大の配達”と呼ばれる計画。ハーベイ率いるSIUは史上最大の作戦の線から捜査を続けた。殺害現場で目撃された茶色の車と特徴的なステッカー

 逮捕したボビー・レイに気づかれ正体がバレそうになるジョー。喋られる前に喋れなくして難を逃れる。情報交換のため訪れたハーベイを通してボビーを別の刑務所へ移管させる
 一方SIUはオルティスの賭場にガサ入れをかけるが、ガサ入れをかけた賭場は全て他組織に売り飛ばされていた現金をかき集めている様子だが…

 得意のハンドボールで上手くコルテオに取り入ったジョー。自分の妻と出来た従兄弟を殺って欲しいと頼む。刑務所から外部への殺害司令の道を辿ろうとする
 謎のステッカーの正体が判明。それは刑務所の物だった。トニー殺害の実行犯は刑務所員アーチャーだった

 突然ボビー・レイが移送された事を不審に思ったアーチャー。その調べによってジョーの正体がばれてしまう。そろそろ潮時とジョーを保護に向うハーベイ。しかし既に人質として囚われていたジョー。迎えのハーベイも捕まり人質に取られてしまう

 史上最大の配達とはオルティス本人を脱獄させる事だった。コルテオと共に脱獄しコロンビアへと逃げる。アーチャー等手先の刑務官によってトラックに乗りこむコルテオとオルティス

 処刑される一瞬の隙をついて捕縛から逃げ出したジョーとハーベイ。囮のトラックを見破り、裏口から逃げ様としていたオルティスとコルテオを逮捕する
「トニー・サンチェスは俺の親友だった。ガス室に入るまでずっとその事を忘れるなよ。お前をガス室に送ったが俺だって事もな」

こうしてサンフランシスコに平和が戻った

 いつもよりちょっとシリアスなジョー。コルテオに取り入るためにやったハンドボール。ラテンのリズムに乗ったプレイシーン。しかしルールがよくわからない。スカッシュを素手でやるような感じか? しかしスカッシュのルールも知らない
 サブエピソードはナッシュとステイシーがニックの財産分与について話し合う。大昔にカードで取り上げた土地は高騰しひと財産に。しかしいろいろと揉める二人を見てニックはその土地を売った金で競走馬を購入。これがあのミスター・ウッディです。こんなに早い回から出てたのか
 産まれた子供が男の子ならトニーと名付けると決めたジョー。でも後に産まれたのは女の子。その名もルシアちゃん

次回予告
特捜課を騙った強盗団が偽札工場を襲い、多数の犠牲者が出た
驚くべき偽装工作で捜査を撹乱する犯人グループ
ナッシュ達は特捜課の名誉をかけて犯人逮捕に全力をあげる

 

隔週刊Xファイル第16号 ♯316 アポクリファ

2005年11月03日 | 隔週刊Xファイル
あいつは今もあそこにいる

 銃撃されたスキナーの許へ向ったスカリー。「見覚えがある、犯人の男に」スキナーはスカリーに伝える。
 クライチェックを連れMJファイルの入ったテープの隠し場所へ向うモルダー。しかしクライチェックの中には既に謎の生命体が寄生していた。二人は襲撃に遭いクライチェックには逃げられてしまう

 スキナーを撃った男のDNAとメリッサを撃った男のDNAが一致した。男はクライチェックと共謀してテープを奪った男だった。感情的になるスカリーにスキナーは「荷が重いなら担当を降りろ」というが…

 オイルを調査したモルダーは、謎の生命体がオイルを媒体に人に寄生していると確信する。今はクライチェックの中に
 テープとクライチェックを巡りモルダーは影の政府の1人ウェル・マニキュアド・マンと面会を果たす。そして再び命を狙われたスキナー。犯人の男に銃口を向けるスカリーの選択は?

ドキュメント超常現象 米政府はすべてを否定した! C&L事件の全貌part2
 ♯316「アポクリファ」では、モルダーやスキナー副長官など、事件の核心に迫ろうとした人物が次々に狙われた。現実に起こった「キャッシュ&ランドラム事件」では異例の事態が起きたのだが……。

 捜査に感情的になるあまり焦るスカリー。姉の命を奪った男へ銃口を向けるが。
 ジョハンセンが関わった極秘任務。その事件の調査に携る若き頃のビル・モルダーとスモーキングマン。
 またも一歩手前で真相に届かないモルダーとスカリー。メリッサの墓標に前に佇むスカリーの胸に去来するものは? ”死者は絶えず私達に語りかけている。それが良心だ”
 クライチェックはしぶとい