word worlds

日々思いつくまま綴ってます恋愛詩、その他諸々。たまに過去に書いた詩も載せています。

罪作り

2022-10-13 20:22:00 | poem



冗談を

冗談で切り返したら

更に

その冗談も

冗談で切り返すくらい

貴方と私は

とても

息の合っている

存在同士だったと

思う


朝の出勤時に

何度か

お互い他に連れもいないまま

出くわしたり

何度か

貴方の車の助手席に

乗せて貰って

二人きりになったりしたのに

ギリギリまで

私の気持ちを

確かめることのなかった

貴方



私の気持ちを

知ろうとした時

貴方はどんな

気持ちだったんだろう



互いの気持ちを

聞かなくても

好き同士だったはずの

貴方と私



だけど

何処かで一歩踏み出さなければ

平行線のままだった


だから、あの時

せっかく

私の気持ちを

訊こうとしてくれた

貴方の心を

無碍にしてしまったこと

何度思い返しても

申し訳なさで

いっぱいになる




星の数ほどいる人の中で

貴方ほど好きになれた人なんて

いない



貴方が私を

好きになったからじゃなく


最初から

私は私で

貴方を好きだった



今も貴方が

好きだということ

伝えたなら

貴方は

どんな表情をするのでしょうか



貴方の幸せを願いたいから

困らせるようなことは

したくはないけれど


私の想いを伝えることも

罪になるのでしょうか




どれほど

貴方を

好きだとしても

今でも

貴方を

好きだとしても









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