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word worlds

日々思いつくまま綴ってます恋愛詩、その他諸々。たまに過去に書いた詩も載せています。

四度目の覚悟

2020-05-12 22:09:42 | poem


今でも

あの日が忘れられない

私にとっても

ある意味

消し去りたい衝動に駆られるほど

でもあの日

私があの瞬間に声をあげなければ

きっと君に見つけてもらうことも

君にとって特別になることだって

無かったのかもしれない

そう思うと

あの日はあの日のままで

良かったんだと思ってる


二度目に私が

声をあげた瞬間も

また同じような状況だった

その時の君のリアクション

この間久々に思い出したんだ

何故か私と似たような名前を

声に出していたけれど

あれは偶然だったのかどうか

気になるところ

三度目に君とばったり出くわしたときは

私の方が気づいていなかった


世の中には

三度目の正直って言葉があるけれど

私たちには当てはまらないのかもしれない


だけど

さすがに

四度目があるとするなら

その時は絶対

その偶然をただの偶然に終わらせたくはないと

思っている

それは多分、君だって同じでしょ?


君の好きな夏に

やっと二人の恋が追いつくね

私の生まれた夏に起きる

ハプニングが

アクシデントにならないように

心の底から祈ってる

ハッピーエンドしか

許したくない







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