裸足-hadashi-

子供たちが小さかった頃は子供の面白ネタ。デカくなった今では、日々のおかしな出来事なんかを書いてます。

G!

2022-05-10 15:13:00 | 裸足の日常
本日某飲食店にてひとりランチをしておりましたら、私の目前に、カウンターでひとりランチをしているオッサンの、でかい背中がありまして、そのおっさんが貧乏ゆすりをしていたざんす。
あー、貧乏ゆすり、久々に見たなー。
昔からこれ大嫌いなんだけど、
今となってはこういうのも精神障害の症状だと言われていたりもして、なかなか「ふざけんな!」とも言い切れない難しいところ。

そんなこんなで、おっさんのことはなるべく見ないようにしていたのだが、おっさんが若い女性の店員さんを無言で手を挙げて呼びつけた。
20代前半くらいの若い女性の店員さんがやってくると、おっさんは無言で激しくビシッ!ビシッ!っとカウンターを指差しているのである。
店員さんが「メニューですか?」と聞くと
今度は「それ!それ!」と言って指差してる。
なんだよ、言葉で言えよ、横柄なやっちゃなーと思って見ると、おっさんの指差したカウンターのヘリを、
大人ではないが、2センチほどあるGがノソノソと歩いているではないか!

するとその若い女性の店員さんは、
カウンターに置かれた紙ナプキンをスッと一枚取り、さもない感じにGをぬぐいとって去っていった。


「ゴキブリ」というNGワードを出さずにお知らせしたおっさん。
おぬし、できるな!

そして、キャーでもなく、ギャーでもなく、
サッとゴキブリを紙ナプキン一枚で片付けた女の子。
おぬし、できるな!


という、できる人たちに遭遇した話。