日々の音楽と学習

ライブやCDの感想と医学関係の話題。

COUNTDOWN JAPAN05/06 その12(12/31)

2006-01-02 18:10:22 | 音楽
Jackson vibe後、仲間のお勧めだったYOUR SONG IS GOODを見にMOONへ。腰の痛みが限界に近くなっていたがなんとか除痛手法を幾つか用い痛みを抑えた上でなんとか乗り切る。

YOUR SONG IS GOODはほぼインストなのだが実に踊れる。跳ねると腰にひびいていたのだけれど、楽しさが上回る。周辺も笑顔ばかりだ。イメージとしては小規模な東京スカパラダイスオーケストラのような感じ。バンマスのノリも近いものがあった。

そのバンマスが年始の豊富として述べていたこと
「ロッキンオンJAPANを定期購読して、感想文を自身の公式ページにのせる」と。後から勢いで言ってしまったと言っていたが後々また「書かないの?」と突っ込まれてそれはそれで楽しそうだ。

比較的余裕のあるMOONでPAに目をやると「音圧100dbまで厳守」という紙が幾つも貼ってあった。最初から貼ってあるのか、夜中だからなのか、警察の指導なのかどうだか少々気になりながらそれを眺めていた。


帰りに供え、クロークで急いで受け取り、EARTHに向かうと丁度、レミオロメンが始まったところだった。本当に人ひとヒト。人だらけ。行く途中で横目に見たDOPING PANDAも「何処かでは粉雪が降ってるそうですが・・・」と言ってみたり、先のYOUR SONG IS GOODでも「終わった後、ここにいる人の半分は粉雪を聴きに行くと思いますが・・・」と言っていたり、まさに粉雪旋風である。

最新アルバムetherの曲を中心にシングル曲もちらほら。以前映像で見たときよりも格段にバンドの自力が上がっている感じがした。藤巻は少々、小生意気な感じだがそれがまた良いのだろう。多くの客にも物怖じせず、しっかりとしたサウンドを奏でる。

終盤、「南風~3月9日~粉雪」はもう文句が無かった。もう大満足だった。色んな意味で勉強になるので見ていた「1リットルの涙」の劇中歌でもあった、「3月9日」、「粉雪」は劇中の場面を思い起こさせるとともに、ああこれでFESも終わりかという寂しさを噛み締めながら聴いていた。


アンコールも無く、綺麗にCOUNTDOWN JAPAN 05/06はその幕を閉じた。

<12/31-1/1 MY SET LIST>
16:30 会場入り
17:30 湊屋で腹ごしらえ
18:00 真心ブラザーズ
19:05 Salyu
19:30 少年ナイフ
1回目ブレイクタイム。プーケットビールと日本酒原酒「原」
22:20 PUFFY
23:15 くるり
24:00 COUNTDOWN & HAPPY NEW YEAR
0:40 RYUKYUDISKO
1:30 COUNTDOWN神社にておみくじ
2:00 1時間仮眠
3:15 Jackson vibe
3:50 YOUR SONG IS GOOD
4:30 レミオロメン
5:30 終演
6:38 地元行きのバス出発
9:45 自宅着

<MY BEST ACT>
12/30 POLYSICS
12/31 少年ナイフ
 

COUNTDOWN JAPAN05/06 その11(12/31)

2006-01-02 17:30:45 | 音楽
乾杯後、RYUKYUDISKOを見にMOONへと移動。結構な人の入り。この辺りから腰が痛くなりはじめる。やはり下がコンクリだと腰への負担が大きい。

特に曲名などは分からないのだけれど、琉球音楽の要素とブレイクビーツの組み合わせはやはり気持ち良い。時間を忘れて皆踊り狂う。RYUKYUDISKOもいつもの紺をベースといた衣装でなく、お正月モードの紅白の衣装。皆がエイサーの手の振りをまねて踊る。実に楽しそう。ライブ会場なのだけれど何となくお正月モードに満ちた空間が其処にはあった。

ひとしきり踊り、折角だからおみくじを引きに行こうと「COUNTDOWN神社」に向かう。すでに50mほどの行列が出来ており、それに並ぶこと15分ほど。ようやくおみくじを引く。公式によると「このCOUNTDOWN神社、なかにはちゃんと由緒正しき神主さんの儀式によって御神体が供えられています。」と。

私は幸い大吉だった。おみくじによると「エレファントカシマシ新春ライブが2年ぶりに行われます。東京は、1/8(日)ZEPP TOKYOにて開催、お台場あたりが吉。」とのこと。

LOST IN TIMEに行く仲間、TERIYAKI BOYSに行く仲間を見送り、再びリクライニングシートへ。酷い混雑だ。床にも人がかなり寝ている。幸い1人で動いていたためシートを確保できた。横からTERIYAKI BOYSの音が聴こえてきたが睡魔が勝り3:00まで熟睡。1時間ぐっすりと眠る。


仲間からの電話で目が覚める。
眠くて少しフラフラする。ハイテンションの仲間に引きずられるようにGALAXY STAGEへ一番タフな時間帯、Jackson vibeだ。GALAXYに着くと全然人がいない。床がよく見える。ビークルの人気が凄いのか、それとも寝ている人が多いのか・・・・両方だろうけれど本当に人が少ない。

MR.インクレディブルのTシャツを着てグローバーが登場。回りの人も人がいないのを気にしてか後ろを振り返っている。それを吹き飛ばすが如く、バンドは精一杯の演奏をし、またそれに答えるように客も少ないながら良い盛り上がりを見せる。

「外は雨らしいけれど、僕らは朝日を見に旅にでませんか~」

と前振りがあってから「朝焼けの旅路」で盛り上がりの内にライブは終了した。振り返るとさっきあれほど見えていた床が見えなくなっていた。後にネットで知ったところによるとビークルが振るわず、続々とGALAXYに移動してくる人が多かったそうだ。

音がなりはじめてから人が集まって来るのはメンバーもさぞ気持が良かっただろう。写真は開始直前のGALAXY STAGEの様子。

COUNTDOWN JAPAN05/06 その10(12/31)

2006-01-02 17:02:46 | 音楽
ブレイクを終え、PUFFYを見にGALAXYへ。3度目の正直で、PUFFYを見ることが出来た。最初の機会はRSR FES 04、KEMURIと被り断念。次はSUMMER SONIC05、THE ORDINARY BOYSと被り断念。やっとである。

PUFFYは実に飄々とステージ上に姿を現わした。そしてアメリカでの躍進の原動力の一つであろう"Hi-hi"からスタート。"hi hi AMI YUMI~♪"と日本でのちょっと気の抜けた感じとは違って実にロックンロール。最初の2曲を英語詞で滑り出し、その後はヒット曲のオンパレード。

その他にブルーハーツやGREEN DAYのカバーも披露。毎度ながら著名曲の威力というものは凄いものがある。否応無しに場の雰囲気を引き込んで行く。本当に時間が短く感じた。


いよいよカウントダウンが迫ってきた。

カウントダウンはくるりで迎えた。
もうなんというか、色んな人が来ているのを計算尽くでの著名曲オンパレードといった印象。"TEAM ROCK~図鑑~THE WORLD IS MINE"という、くるり黄金期の曲を畳み掛けるように演奏していく。
"WORLD'S END SUPER NOVA"が終わると岸田が「もうすぐ新年ですよ」といったことを言い、ステージ上にもお酒が運び込まれている。

いよいよカウントダウンが迫り、モニターにも数字が表示され徐々に数字が減っていく。意外と早い。岸田がメンバーとグラスを傾け、新年を迎える。新年と同時に仲間たちとハイタッチ。11時以降のアルコール販売規制の関係上手もとに酒は無い。新年初踊りの後、お酒を探しにいく。どうやら本当に外らしい。飲食店の脇のドアから外に出るとアルコール専用の売り場が出来ていた、が、店員は極寒のなか動いていないと仕事にならないといった雰囲気でお酒を売っている。本当にお疲れさま。

無事、レーベンブロイを入手し場内で乾杯。結局、これが最後のお酒となってしまった。

SET LIST
1:Ring Ring Ring
2:ロックンロール
3:ハイウェイ
4:ばらの花
5:ワンダーフォーゲル
6:Morning Paper
7:WORLD'S END SUPERNOVA
8:お祭りわっしょい

COUNTDOWN JAPAN05/06 その9(12/31)

2006-01-02 12:58:15 | 音楽
今回は体調が万全では無く、屋内と入ってもFESには変わりないので、ところどころブレイクを挟むようにしていく。まずは22:20のPUFFYまでお休みにして場内をうろつく。

まずはタイ料理屋さんで「プ-ケットビール」というタイビールを買い、リクライニングシートにてゆっくり呑む。このころはまだ休憩ゾーンもさほど混雑していなかった。EARTHからは楽器などを調整している音が漏れ聴こえてくる。次はKREVAだ。それもまたFESっぽくて良い。
「休憩ゾーンで音が聴こてうるさい」とネットに書いている人がいたが、夏はそんなこと誰も言わないのに何を言っているんだろう?FESなのだから何処かで音は常に鳴ってるものじゃ無いのかなと思った。

ビールもそろそろ無くなろうかというとき、EARTHから「俺、ラップスターになりたいんだ」という
KREVAの声とともに平井堅"POP STAR"の替え歌"RAP STAR"が流れてくる。堪らず覗きに行く。ステージ上にはヌイグルミ&アフロ。全く同じ振り付け(公式によるとヌイグルミ&ダンサーも本物)で実に面白かった。あくまでブレイクタイムにしたかったので再び場内を散策しに行く。

MOONの脇を通ると、中々良いサウンドが流れており入ろうと思うが、入場規制がかかっていた。音速ラインが演奏していたらしい。湊屋に立ち寄り、日本酒「原(原酒)」を仕入れ、台湾屋台の店で炒飯を買って再びシートでのんびりした。日本酒の原酒は非常に濃厚で少々閉口した。

その後、KREVAを見に言っていた仲間と合流。皆で年越しそばを食べる。なんだか食い倒れであった。

COUNTDOWN JAPAN05/06 その8(12/31)

2006-01-02 12:18:27 | 音楽
19時台は本当に頭のイタイ事態となった。12/31の参戦を決めるのに大きな後押しとなったエレファントカシマシ/Salyu/少年ナイフの時間が被ってしまった。どう時間を調整しても見れるのは2つまで。移動やどれだけ時間が割けるかなどを考えて、泣く泣くSalyu/少年ナイフを見にいった。エレカシはあとから公式のクイックレポートを見たら好きな曲をしっかりやっていたようなので、M-ONの放送を楽しみにすることにした。

Salyuを見にGALAXY STAGEへ。明らかに夏よりも人が増えている。
マイクやキーボードのセッティングに時間がかかっており少々押す。

今回は照明が絶妙で、あえて1曲目では殆どSalyuの顔を映さずシルエットのみ。照明と声の相乗効果で荘厳な雰囲気が醸し出される。場の雰囲気を十分構築したところでVALON-1が流れる。これはズルイ持っていき方だ。そりゃ泣く人もいるだろう。

本当に昨日と同じGALAXY STAGEだろうかと思う位、場の雰囲気も客の佇まいも変わってしまっている。ひたちなかでは自然を味方に付けて、まさにそよ風に歌をのせていたが、今回はそうした環境面に頼らず、自身とバンドでそうした雰囲気を構築してきた。

少年ナイフへ移動を考えるとそろそろというところで彗星。もう満足。思い残すことは無い感じ。彗星が流れた時点で、曲の終わりとともに移動することを決めた。結局、新曲「風に乗る船」は歌わなかった様。

SET LIST
1:回復する傷
2:VALON-1
3:飛べない翼
4:彗星   ←ここで移動
5:Dramatic Ivory
6:to U



足早に移動するとMOONから音が鳴りはじめている。
少年ナイフには思ったより人が集まっていたが、やはり平均年齢が高い。なんといっても、結成が1981年。2006年で結成25周年。その時点で重みが違う。80-90年代の活動の中心は海外。YMOとほぼ同期のバンドが現在も現役でやっているということが凄い。

「大阪から来ました少年ナイフです」

本来はこんな小さなステージでやるようなバンドではないと思うのだが、かなり近くで見れるのは正直嬉しい。曲名は殆どわからない。それでも経験に裏づけされたストレートなメロディライン、良い意味で分かりやすく/東洋的なエキゾチックさ/キュートな外見・歌声。若い頃の少年ナイフはなるほど外人受けしそうだなと思った。

たまにわざとか80sアイドルのように首を横に傾げるようにしてBASSサウンドに乗る姿は凄くキュート。歌も「スパム警告」など歌詞が良い意味で80sの香りがあり、それがまた良い。

数曲をこなした後、「ゲストを紹介します。Mr.BEAT CRUSADERS ヒダカトオル!!」と紹介があり、ヒダカが登場。お面は被ったままギターを担当。一気に外からも人が流れ込んでくる。今のビークル人気は凄いなと思った。「それじゃ、みんなも好きな曲やります!! RAMONDS "I wanna be sedated"」往年の名曲を演奏後、「良いお年を」と言い残して少年ナイフは去っていった。

とにかく短い時間だったけれど、密度の濃いライブだった。ぜひワンマンも行ってみたい。

COUNTDOWN JAPAN05/06 その7(12/31)

2006-01-02 10:54:28 | 音楽
ギリギリ迄、ホテルで睡眠を取って出発。運良くホテルのフロントで風邪薬を貰うことが出来たので服用していく。幕張の人の動きだしが昨日より速い。グッズ売り場は既に人で溢れわりと早く着いたのにマフラータオルは既に売切れていた。

仲間と今日は湊屋で御飯を食べようということになり、列に並ぶ。昨年食べた「つぼ鯛」が美味しかったことを思い出して、去年と全く同じ組み合わせで食す。つぼ鯛・うな丼・どぶ汁、これに常陸路ネストビール。つぼ鯛とネストビールの組み合わせはもう絶品でやっぱりFESの数分の1かはこれで満足してしまう。

昨日から湊屋周辺で「公v無 祭v無 湊屋1無2 人生1無2」という漢文がバックプリントされているTシャツの人を見かけるので湊野で売ってるのかな?と話していたら、隣にいたおにいさんが「あれはファンサイトで作ったもので非公式なんです。湊屋の人たちも欲しがってるみたいですけど」と教えてくれた。お兄さんも持ってるらしい。

しっかりと食事をし、EARTH STAGEへと向かう。時間五分前に渋谷陽一登場。後ろの小さいモニターには「朝礼・前説」の文字。こういう遊び心が楽しい。昨日のPENPALSの話、諸注意までは良かったのだけれど、そのあと「警察からの指導でアルコールの販売は23時以降、場内で行えなくなりました、ホールを出た南側で販売しています」、つまり外で売るらしい。たばこにしても、お酒にしても屋内だと色々と規制が増えている。

そして、ようやく真心ブラザーズ登場。
どこかで聴いたことがある曲が多い。「人間はもう終わりだ!~素晴らしきこの世界」ではヨーキング独特の歌声が響き、それを皆がじっくりと聴いていた。終わった後には静かに拍手が響く。知っている曲が少なくてもじっくり聴かせる良いライブだった。