ドリアン・グレイの肖像

今日　読み終えた本

ドリアン・グレイの肖像　　　オスカー　ワイルド

美貌の青年ドリアン
その魅力にとりついた画家バジル
快楽主義者のヘンリー卿

やがて　彼の悪事は　肖像画の中だけで歳をとる
永遠の美貌と若さを引き換えに

童話　「幸福の王子」の作者が書いた唯一の長編
同性愛の罪で逮捕　投獄　その後パリにて客死

物語そのものより　皮肉と矛盾だらけの　ヘンリー卿の言葉がもの凄い

ここに書かずには　いられない



女はあらゆるロマンスを永遠に続かせようとして、みな　台無しにする

気まぐれと、生涯続く情熱との違いは　
気まぐれのほうが　少し長持ちするということだけ

金を欲しがるのは　勘定の支払いをする奴らだけ

博愛主義の持ち主というものは　思いやりというものを完全に失っている

建築的体型を　現代の歴史家は　「太っている」と言う

若さを取り戻すには　愚かな過ちを繰り返すだけでいい

最近は　皆　物の値段は何でも知っているが、物の価値については何も知らない

そもそも　結婚などやめておけ
男は疲れたから結婚する
女は好奇心から結婚する
そして両方ともがっかりするんだ


今日は　ここまで

tamaが戻ってきた
BABY METALのＣＤが届いた
風が強くて　またしても　風邪気味