太田川漁協日記

漁協での出来事や釣果など日々を綴ります

受精卵放流(高瀬直下右岸側)

2020年10月21日 | 

今日の午前8時30分から養魚場で授精に適したアユ親魚を選別し、高瀬堰直下の右岸側において、受精卵放流を実施しました。
約202万粒の授精卵を、シュロに付着させ、河川内へ設置しました。

『太田川再生方針』に基づき、天然アユ遡上を復活させるための取組の一環として、平成28年度から行っています。

この取り組みにご賛同いただいてる山崎製パン株式会社広島工場さんから、たくさんのおいしいパンのご提供をいただいています
いつもありがとうございます

シュロをぬらすために、河川の水を汲んでいます

授精に適した約200匹のアユを運びました。

作業の間は国土交通省高瀬堰の右岸側からのゲートを閉めていただき、水量の調整を行っていただいています。

受精卵放流の様子です!!
メスの卵を絞り、雄の精子を絞っています。

鳥の羽で、優しく混ぜ合わせ、授精させます。

ヤシ科の植物のシュロに受精卵を付着させます。

こ~んなにいっぱい卵が、くっついています

『広島鮎研』と『清流会』の釣り倶楽部の方に、河川内の流心へ、シュロを設置していただきました。

朝早くから、ありがとうございました

この受精卵が孵化し、来年たくさん遡上してくることを願っています
明日は(10/22)、安佐南区東野地先(通称:ヤナギ)へ、親魚アユ4,000匹を放流します

昨日(10/20)の潜水調査で、川内からヤナギにかけて、たくさんの親魚や卵が確認されています
産卵を控えている親魚アユを守るため、川内・ヤナギへ新たに鳥除け鷹カイトを3体設置しました。

まだまだ、天然遡上の増大の取り組みをがんばります

 

ー:お知らせ:―

今日の夕方午後4時45分以降に、RCCのテレビ『イマナマ!』で、今日の受精卵放流が放映されますので、見てね

 

 


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