太田川漁協日記

漁協での出来事や釣果など日々を綴ります

受精卵シュロ&かかし設置

2017年11月06日 | その他

 

水温:13度

水位:+32cm

 

朝晩はとっても寒くなりましたが、

日中は暑いくらいのお天気でした。

今日は、先日養魚場で受精させた卵を川へ設置しました。

養魚場で卵を採取したのが、10月27日

約400万粒の卵を採取しました。

約2週間で卵が孵化するそうなので、

設置後、まもなく川で仔魚が孵化する予定です。

10月27日の様子   

くさりにシュロをくくりつけ、石を入れた土のうでおもしをします。

シュロを設置した川内の産卵場所では、すでにアユ達が産み付けた卵を発見しました。

 

その後、シュロを設置した場所に新たなカカシを設置して卵を守ります。

 

それから、もうひとつの産卵場所である口田の大槇の瀬に設置していたかかしも

もう少し目立つ場所に移動しなおして、さらにカワウを追払います。

この時期は孵化した仔魚が海へ流下しやすいように国交省さんにも

協力をしていただいています。

稚魚の遡上時期は左岸側を開放されていますが、

この時期は高瀬より上流で産まれた仔魚が流下するため、右岸側を開放されています。

(国交省さんの調査で遡上は左岸が多く、流下は右岸が多い結果が出ています。)

みんなの想いが届き、来年もたくさん遡上してくれる事を期待します。

シュロ設置場所には、太田川漁協の旗と調査中の旗を立てています。

 

 

 

 


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