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響灘ビオトープ水生生物部

水辺の生きものの楽園「響灘ビオトープ」
水生生物の調査成果や体験活動の様子を通じて
その魅力をご紹介します!

第44号‐⑥【ガムシ類】

2014-04-13 14:20:36 | 水生甲虫(ガムシ)

ガムシ類も、全然ちゃんと写真撮っていない。

また、ゲンゴロウ類と違って水底で定位したりしないので

水槽内もそうだが、現場ではより撮るのが困難。

網の上でもトコトコ歩くし・・


というのが、言い訳。


下記3種は、この日よく見た。

マメガムシやヒメガムシ、チビマルガムシはわずか。




キイロヒラタガムシ




ルイスヒラタガムシ




チビヒラタガムシ






33号【コガムシ氏、あんたも何処行っとたんや!(2013.4月調査)】

2013-04-17 22:37:36 | 水生甲虫(ガムシ)




夏にはもう、かなりの数が出現する「コガムシ」

網の中も真っ黒、

灯火調査をしてもあちこち、

もうイイよぉ・・というくらい。

(これが響灘ビオトープの凄いとこ。

 他じゃあ、そんな光景ないですばい。)



ところが、晩秋以降、彼らも姿を消す。

4月調査の今回、久々の再会となった。

まあ、うれしいこと!


 あんた、どこ行っとんたんやぁ。



※少し深めの岸際で、

タイコウチと同じような場所で採集。



21号【キイロヒラタガムシ】

2013-01-30 22:37:57 | 水生甲虫(ガムシ)




5ミリくらいの小さなガムシ。

響灘ビオトープでも多いが

外でもいろんなところで見かける

微小種ガムシのスーパー普通種。



最近教えていただいたところでは

これに似た感じ雰囲気ながら別種で

しかも超レアというのも

他県では見つかってるらしいので

ひょっとすると

福岡でも、

ここ響灘ビオトープでも、

いたりするのかも(?)



11号【コツブのほかには?】

2012-12-01 18:18:01 | 水生甲虫(ガムシ)

10号のつづき。


この場所ではコツブゲンゴロウのほかに、

越冬態勢に入った3種の水生甲虫が見られた。



まず、1種めは。

これは・・ちっちゃくて黒くて丸いヤツ、ですね。




そう、チビマルガムシ。

こいつは越冬準備が早いようです。

10月中旬過ぎには、水溜まりのようなごく浅い場所に

集まり始めていたをあちこちでみかけました。






次は、キイロヒラタガムシ。

彼らもこんな所でじっとしてるんですね。






3種めは、ホソセスジゲンゴロウ。

こいつは大体、水の際(ホントに水際)にいるようなので

越冬態勢なのか、それともいつもの場所にいるだけ?

と思っていたら、あとで紹介する場所(もっと陸地)にもいたので

やはり越冬準備だったのかも、ですね。

※画像はブレまくりなので、陸地Ver.の記事にて。





          水生昆虫じゃない連中もいたので、次号で。










8号【1年ぶりのチビシジミガムシ。】

2012-11-10 23:52:56 | 水生甲虫(ガムシ)

2012.10.21のこと。

「公開」調査後、非公開エリアで少し調査。

目的は、チビシジミガムシ。

2011年10月の調査以来(1個体だけ確認)、1年間姿を見ていない。

(2009年度に調査した時が、最も個体数が多かったように思う)




で、ヤツはこんな「ごくフツーの水溜まり」が好きらしい。

響灘ビオトープだけでも、一般世間でも何処にでもありそうな

水溜まりにしか見えないかもしれないが。





で、ビオトープ内にも水溜まりは数あれど

ここでの遭遇率が、今までの調査では高いのだ。





ここでは、網はいらない。

こうやって、這いつくばって目視で探す。





水は、きれい。

透明度もあるし、当然匂いなどもしない。

で、条件的にはこんな感じで、「土底」であることが

求められるように思う。

土のすき間とかに隠れているようなのだ。


コンクリート底の場所にもたくさんいることもある。

が、そこにはある程度の泥みたいなものが積もっている場合。

あ、ここ好きそう!ってのがあるけど、言い辛いなぁ。






で、本日の結果は・・


(画像は若松本土産、初記録時のもの)



いました!

語れば長い紆余曲折がありましたが、全部で4個体確認。

彼ら1年生にとっても「初★チビシジミ」となり

めでたし、めでたしとなった。