キボシチビコツブゲンゴロウも他の微小種の例にもれず、
生態に不明な点が多い。
調べようにも、全国で生息地が10か所を切り、
生息数の現状も不明な場合もある。
過去の記録数も、1個体のみ、数個体だけ、というのも多い。
それで、調べようにも、研究しようにも、
そもそも調査研究対象がいないというわけだ。
魚部では、この種の保全や保護に関わろうとしている関係で
その生態の解明に取り組みたいと考えている。
と、前置きは非常に仰々しいが、今回はエサを食べた画像の紹介。
何を食べるか、おそらく動物食だろうと想像はできても、
前述の理由から、確かめた例はない。
だから、ただ「エサを食べた」というだけの画像なんだが、
やっぱり動物食をするのだという「摂餌行動」というタイトルに
カッコ付けてしてみたわけ・・
2個体がクリルの塊に寄ってきた。
破片に、1個体が乗っかって食べていた。