2008.12.14、北九州市立自然史・歴史博物館にて、
昆虫学会九州支部・鱗翅学会九州支部の合同大会があった。
そこで、「水生昆虫の保全」をテーマにしたシンポジウムがあり、
魚部発で専門家や鞘翅学会の方々が取り組む「東九州道」問題や
これから魚部が取り組もうとしている地元の問題について、
専門家や魚部OBや現役部員、顧問が話題提供した。
当初、参加者40人程度とうかがっていたが、とんでもない!
その倍くらいはいた!!
学会員だけでなく(魚部も非学会員だけど)、
一般の方、マスコミ関係者、
そして何より当該のNEXCO西日本の方も来られていたそうだ。
まずトップバッターは、苅部氏。
研究者として専門的立場から取り組んできた
様々な事例と、自身の考えや思いをタップリ語る。
次に地元で、素人で部活動ながら保全に取り組もうとしている
われら魚部。
まずは、魚部とは何者なのかを、部長h田君が話す。
続いて、元魚部長で、今は東農大生のk藤君。
彼が見つけたキボシチビの生息池が今、
極めて不十分な環境調査により東九州道のルートとなって
埋め立てられようとしている。
そのことを、彼が3年間取り組んできた福岡県の水生昆虫相
調査の話の中心に据えて、ビックリするほど熱く思いを語った。
最後は、顧問イノウエ。
いつもは部員たち任せなんだけど、お鉢が回ってきたので・・
最後の懇親会まで魚部一同もご一緒させていただき、
そこではお一人おひとりと様々に楽しいお話をさせていただいた。
中には、顧問イノウエの話題で、保全を進展させていくのに
ズバリ!な方もいらっしゃって、その意味でも非常に有意義だった。