ブログ記事「桜島駅発着万博シャトルバスのテストランの様子」の続きです。
舞洲内には5か所のパーク&ライド対応駐車場が設けられ、うち4か所から万博会場との間にシャトルバスが運行されます。
https://www.transport.expo2025.or.jp/route/parking/maishima.html
最大のA駐車場の様子。この日は少なくとも大阪府民7500人がこちらを利用することになっており、次々にマイカーがやってきますが、その巨大さゆえにまだまだ空きスペースがあります。
シャトルバスのりばおよび隣接する待機所に見えるのは、全車大阪シティバスのEVバスです。他の2か所(尼崎・堺)と異なり高速道路を経由しないため、立席で詰め込めるバスが採用できるわけですね。
但し、のりばには長蛇の列ができていました。本番までに改善策を講じられるでしょうか?
この日にA駐車場を利用するための駐車許可証が、手前の立て看板に貼られていました。ほとんどの車はダッシュボードにこれを置いていたのでチェックは容易です。本番でも同様の運用になるのでしょうか?
シャトルバスはA駐車場の出入口を使わず、連絡通路でつながった東側のB駐車場を経由して出入りします。会場から回送されてきたバスが連絡通路を走る様子。
B駐車場は専ら団体バス・ツアーバス用です。B駐車場の西の端には、団体バスの乗務員の休憩用と思われる建物とシャトルバスののりばが整備されていますが、この日は使われません。その前をA駐車場のシャトルバスが通過。
B駐車場を横目に見て万博会場に向けて走るシャトルバス。
B駐車場の片隅には、シャトルバスの一部便で運用される予定の自動運転バスが佇んでいました。この写真を撮った後に関係者が乗り込んできたので、もしかするとこのテストランもあったのかも。
B駐車場の東端にあるシャトルバスの出入口。万博会場は向かって右の先のほうにありますが、中央分離帯があり直接右折不可なので、一旦左折して常吉大橋の側道に入り、Uターンして改めて万博会場に向かいます。これに伴い1分以上ロスが生じます。
ちなみに、この日はE駐車場も使われており(関係者向け?)、こちらのシャトルバスも運行されていました。やはり大阪シティバスのEVバスしかいませんでした。
夢舞大橋を渡り万博会場に向かう桜島駅シャトルバスと舞洲P&Rシャトルバス。
なお、シャトルバスはいずれも万博会場の西ゲートに隣接した第1ターミナル発着となります。地下鉄中央線の夢洲駅は万博会場の東ゲートに隣接しており、東ゲート~西ゲートの間は万博会場に入らずに行き来することはできません。私自身はテストランに参加していないので、この日の会場側におけるシャトルバステストランの模様は残念ながら報告できません・・・
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ちなみに、この日のシャトルバステストランの詳細については、一般財団法人阪神港海上コンテナ協会の公式サイトにおいて、万博協会が関係者向けに配布した資料が公開されています。
https://www.hma-web.or.jp/infomation/post-862.html
https://www.hma-web.or.jp/photo/c103d72c93019d727f7f60411771daa2364ae7bb.pdf
テストランは4月5日の一日限定で、以下の便数の運行が予定されていました。
1.桜島駅シャトルバス
往路・・・8:10~11:00の間に170便
復路・・・15:00~19:30の間に170便
他に11:00~15:00の間に約30分間隔で運行
2.舞洲P&R駐車場シャトルバス(A・Eのみ)
往路・・・8:10~11:00の間に140便
復路・・・16:00~19:30の間に140便
他に11:00~16:00の間に約30分間隔で運行