ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ

初夏の朝日連峰 & 果樹園 ※寒河江市・柴橋

身土不二

2011-06-04 | Weblog
「身土不二」 (しんどふじ)・・・・・・・

本来 仏教用語であるが

それが 江戸時代辺りから

諺として人々の間で

盛んに用いられるようになった


人は生まれ育った大地の

3里四方内で採れる

季節毎の旬な食物を食べ

生きて行く事が

一番理想の生き方らしい


すなわち

己の身体と心

生まれ育った故郷の風土は

決して切り離す事が出来ない

同一のもの



土寄せ・石拾い・雑草抜き・水やり・・・・・

土や野菜達

大切な我が子の成長を祈りながら

一人っきりで畑との対話

いろんなことを語りかける
 

そして・・・・・・

ふと 身土不二の諺を思い出した

じゃが芋畑

じゃが芋の成育の速さは凄い

じゃが芋の花の小さな蕾が出て来た

キャベツ(左)ブロッコリー(右)

キャベツも結球が始まった

ブロッコリーにも小さな蕾が付いた

レタスもキャベツに負けずと結球

苺の夏姫も 赤く色付き始めてきた

去年秋植えた玉葱 スーパーで5個200円で売っていた

いつの間にかこんな大きな球に成長

2~3日 天気のいい日が続いたら すべて収穫

でも・・・・

今年に限って玉葱の値段 異常に安い

いやいや・・・・・お金の問題ではない

去年秋から半年以上

ずっ~と楽しませてもらって来たではないか


ロケット(ハーブ)

畑の中心に作ったハーブコーナー

成長著しく今が花盛り

蜂や虫達も沢山集まっていた


そんな訳で今日も

ニラ・春菊・二十日大根・えんどう豆

をバケツいっぱい収穫


まさに自然の成り行き任せ

季節の旬の野菜

鮮度 色 味 香り・・・・ すべて格別

これが身土不二の生き方なのかも・・・・・・・・・