帆船模型でも大概ものすごく精密で精度の高い工作をしていて目を見張るのですが、金属を削る系の作業をする人達(もちろんプロじゃなくて趣味でも軽作ってる人達ですが)は、二桁くらい精度が高いですね^^;まあ、考えて見れば、模型用の蒸気機関やエンジンは、模型は模型ですが、ミニチュアマシンなわけで、『飛べフェニックス』じゃありませんが、模型であろうと実物であろうと、原理も法則も同じものなわけですから、精度が高くて当たり前といやぁ当たり前なわけです。
帆船模型の本とか読んでいて、こういったジグを自作するだの、このような工具を作っているだのの記事は、「よし、いっちょ作って見るか」と思えるのですが、旋盤の本を読んでいて、『このようなジグがあると便利です』とか、『簡単に作れる割に、重宝します』だのと書いてある工具は、とてもじゃないけど、店で買ってこようと思ってしまうほど、とても自分が作って完成させているところが想像できないようなレベルです。そもそも、素材の○○鋼だのなんだのがどこでどのくらいの分量売っているものか見当が付きません。また、さらっと『刃には焼き戻しをしてやります』などと書いてありますが、真っ赤になるまで焼いて水につけるだけじゃなくて、色を見ながら温度調節をして水につけたりが必要ですし、『熱が隠逸に回るように砂を熱して、その中に入れてやります』などに至ると、鉄でも真っ赤になるような温度に熱した砂の中に物いれるなんて、絶対火傷しますよ・・・。
接着くらいの気軽さで、ロー付けとか出来ないといけないし、工作精度が高いので、普通に穴を開けていたやり方だと、どのように狂いのある穴を開けていたのかがわかって、気が遠くなります・・。
ダイアルゲージのステイさえ満足に用意できないと言うのに・・・・。0.5ミリ程度の精度が限界と思える私にとって、この世界は、すごく遠い気がします。
帆船の大砲なんて、削った物おいとくだけで、別に動いたりしないので、見苦しくなきゃ問題ないわけですが、ミニチュアの蒸気機関といえども、ボイラーが破裂したり、蒸気が噴出して大火傷したりするわけですから、精度が高くないと、洒落ですまなくなるわけですわな。
そんなわけで、マストやヤード削ったり大砲削ったりを限界として、それが満足にできるように修行することにして、1830年代以降の船には近寄らないでおこうと決意を新たにしました^^;
帆船模型の本とか読んでいて、こういったジグを自作するだの、このような工具を作っているだのの記事は、「よし、いっちょ作って見るか」と思えるのですが、旋盤の本を読んでいて、『このようなジグがあると便利です』とか、『簡単に作れる割に、重宝します』だのと書いてある工具は、とてもじゃないけど、店で買ってこようと思ってしまうほど、とても自分が作って完成させているところが想像できないようなレベルです。そもそも、素材の○○鋼だのなんだのがどこでどのくらいの分量売っているものか見当が付きません。また、さらっと『刃には焼き戻しをしてやります』などと書いてありますが、真っ赤になるまで焼いて水につけるだけじゃなくて、色を見ながら温度調節をして水につけたりが必要ですし、『熱が隠逸に回るように砂を熱して、その中に入れてやります』などに至ると、鉄でも真っ赤になるような温度に熱した砂の中に物いれるなんて、絶対火傷しますよ・・・。
接着くらいの気軽さで、ロー付けとか出来ないといけないし、工作精度が高いので、普通に穴を開けていたやり方だと、どのように狂いのある穴を開けていたのかがわかって、気が遠くなります・・。
ダイアルゲージのステイさえ満足に用意できないと言うのに・・・・。0.5ミリ程度の精度が限界と思える私にとって、この世界は、すごく遠い気がします。
帆船の大砲なんて、削った物おいとくだけで、別に動いたりしないので、見苦しくなきゃ問題ないわけですが、ミニチュアの蒸気機関といえども、ボイラーが破裂したり、蒸気が噴出して大火傷したりするわけですから、精度が高くないと、洒落ですまなくなるわけですわな。
そんなわけで、マストやヤード削ったり大砲削ったりを限界として、それが満足にできるように修行することにして、1830年代以降の船には近寄らないでおこうと決意を新たにしました^^;