以前公開していた精読について、推敲を経たうえで、翻訳レベルのものに完成し、書籍購入者に対して無料で公開する方法はないかとか、和訳テキストを、書籍にPDFを収録したセットとして販売してもらう方法がないかなど、あれから考えてはいるのですが、どれもこれも、まず版元の許諾は必要なので、交渉の手紙も何度か出してはいるのですが、肝心の版元の出版社も、身売りされて親会社が変わったり、部門変更があったりと、話をする相手がコロコロ変わり、さっぱり埒が明きません。それにいずれの場合も、無料の配布に関しては、即座にお断り状態です。
仮に版元の許諾が出たとして、WEBの場合は、パスワードプロテクトでどこかにHPを開く程度ですから、それほどの出費にはならないとして、PDFをCDに焼いたりそれを書籍につける場合は、それなりに費用も発生します。また、特定の販売ルートだけになるので、行き渡る範囲が偏向してしまうのも問題です。それ以前に、日本で流通している量から考えて、輸入代理店が協力してくれそうにもありません。
それに、愛読していた方々のように既に書籍をおもちのかたの方がどう考えても多そうなので、それにどう対処するのかも問題になります。数件から最大で数百件(一日のユニークIDの平均数)のどのくらいのかたが買われるかにもよりますが、発送の手間もかなりの負担になりますので、対応できるかどうか不安になります。WEBの場合でも、版元への版権料が発生するならば、その回収や、版元への支払いなど、そうした事務作業に対応できる時間的猶予はありません。
そんなわけで、未だに、未更新状態が続いています。
こうして未更新の間にも、実に大勢の方々から応援や励ましのメールをいただいており、個々に対応させていただきましたが、こんなにも大勢の方々が、拙文を読んでくださっていたのかと、たいへん驚きました。何しろ、コメントとかTBの実に少ないブログでしたからね^^;;
この不況にありがたい話ですが、仕事の方が、かなり忙しくなってきて、パソコンの復旧さえあまり時間が取れず、未だに、データ関連の復旧と整理が完了していない有様です。パソコンはとりあえず新しいマシンに変えましたが、それまでも、2か月経過するとHDDが壊れ、修理完了を待ってまた一からやり直しといった状態を繰り返してばかりで、かなり心が折れる状態でした。
ずっと継続していたブログが、非常に中途半端な形で終了してしまい、実に多くの方々にご迷惑をおかけしたまま、年を越してしまうのは心苦しい限りです。
以前のように精読に時間をほとんど割けず、著作権頒布権消滅状態の古書籍の新しい精読を連載する事も、ままならない状態なので、当面は、時間のある際に、海事関係の研究を通じて得た知見やそれに基づく、自己の考察などを随筆の形で、掲載してみようかと考えています。
その第一弾として、先に、帆船の戦術にまつわる随筆を掲載させていただきました。帆船模型の資料とは異なるので、大勢の読者の皆様には、あまり関係のない記事なのが心苦しいのですが、船体構造や艤装構造については、ほとんど自己の考察を挟む余地がないというか、自己の考察ができるほどのレベルでの研究ができていないので、お許しください。せいぜい、過去に訳注の形で書いた和船の記述に関する訂正関連くらいしか、書けません。それの大半は、先達の立派な研究に基づいたものですから、自己の考察といえる部分は、写真や絵馬などの当時の図版から見出した僅かな部分でしかありませんし、それさえも、原書の事実誤認に対する訂正という形なので、独立したモノグラフにまとめられるような代物ではありません。
というわけで、あまり頻繁には書けませんが、当面は、帆船の時代や帆船にまつわるような考察に関する随筆を書けるときに掲載してゆくという形をとらせていただく予定です。
また、そのほかにも、工具関係などの掲載も機会があればやってゆく予定です。あまり参考にはならないかもしれませんが、気長にお付き合いのほどをお願い申し上げます。
仮に版元の許諾が出たとして、WEBの場合は、パスワードプロテクトでどこかにHPを開く程度ですから、それほどの出費にはならないとして、PDFをCDに焼いたりそれを書籍につける場合は、それなりに費用も発生します。また、特定の販売ルートだけになるので、行き渡る範囲が偏向してしまうのも問題です。それ以前に、日本で流通している量から考えて、輸入代理店が協力してくれそうにもありません。
それに、愛読していた方々のように既に書籍をおもちのかたの方がどう考えても多そうなので、それにどう対処するのかも問題になります。数件から最大で数百件(一日のユニークIDの平均数)のどのくらいのかたが買われるかにもよりますが、発送の手間もかなりの負担になりますので、対応できるかどうか不安になります。WEBの場合でも、版元への版権料が発生するならば、その回収や、版元への支払いなど、そうした事務作業に対応できる時間的猶予はありません。
そんなわけで、未だに、未更新状態が続いています。
こうして未更新の間にも、実に大勢の方々から応援や励ましのメールをいただいており、個々に対応させていただきましたが、こんなにも大勢の方々が、拙文を読んでくださっていたのかと、たいへん驚きました。何しろ、コメントとかTBの実に少ないブログでしたからね^^;;
この不況にありがたい話ですが、仕事の方が、かなり忙しくなってきて、パソコンの復旧さえあまり時間が取れず、未だに、データ関連の復旧と整理が完了していない有様です。パソコンはとりあえず新しいマシンに変えましたが、それまでも、2か月経過するとHDDが壊れ、修理完了を待ってまた一からやり直しといった状態を繰り返してばかりで、かなり心が折れる状態でした。
ずっと継続していたブログが、非常に中途半端な形で終了してしまい、実に多くの方々にご迷惑をおかけしたまま、年を越してしまうのは心苦しい限りです。
以前のように精読に時間をほとんど割けず、著作権頒布権消滅状態の古書籍の新しい精読を連載する事も、ままならない状態なので、当面は、時間のある際に、海事関係の研究を通じて得た知見やそれに基づく、自己の考察などを随筆の形で、掲載してみようかと考えています。
その第一弾として、先に、帆船の戦術にまつわる随筆を掲載させていただきました。帆船模型の資料とは異なるので、大勢の読者の皆様には、あまり関係のない記事なのが心苦しいのですが、船体構造や艤装構造については、ほとんど自己の考察を挟む余地がないというか、自己の考察ができるほどのレベルでの研究ができていないので、お許しください。せいぜい、過去に訳注の形で書いた和船の記述に関する訂正関連くらいしか、書けません。それの大半は、先達の立派な研究に基づいたものですから、自己の考察といえる部分は、写真や絵馬などの当時の図版から見出した僅かな部分でしかありませんし、それさえも、原書の事実誤認に対する訂正という形なので、独立したモノグラフにまとめられるような代物ではありません。
というわけで、あまり頻繁には書けませんが、当面は、帆船の時代や帆船にまつわるような考察に関する随筆を書けるときに掲載してゆくという形をとらせていただく予定です。
また、そのほかにも、工具関係などの掲載も機会があればやってゆく予定です。あまり参考にはならないかもしれませんが、気長にお付き合いのほどをお願い申し上げます。
私のこと覚えていますか?
いよいよブログ再出発しますか!
また楽しみにしていますので頑張って下さい。
いろいろな意見を言う人がいますが、気にせず頑張って下さい。
これからも長い付き合いになりそうなのでよろしくお願いしますね。
コメントありがとうございます。再出発といっても、かなりスローなペースでしか、更新できないと思いますが、長い目で見てやってください<m(__)m>
励ましありがとうございます。それほど読んでくださる方がいないと思っていたのですが、今回の件で、驚くほど多くの励ましのメールを頂いたり、くまさんのように励ましのコメントを下さる方に接して、楽しみにしてくださる方が非常に多いことを知り、非常に勇気づけられました。
ほとんどが、精読だったため、その期待にこたえることができないまま、長い期間がたってしまって、心苦しく思っています。
この不況にありがたいことですが、仕事がかなり忙しく、なかなか更新もできない状態ではあると思いますが、できるだけ、時間を作って、記事を書いてゆこうと思っていますので、気長に見てやってくださいませ。
ご心配をおかけし、不快な思いをさせてしまって申し訳ありません。今後も、こういったことがあると思いますが、ご勘弁ください<m(__)m>
なかなか家にも戻れない事も多いので…。
どうか、気長にお付き合いくださいませ。