どうやらスピーシーズ3とかが公開されるようで、それに合わせてか、アルティメットエディションが発売されました。初めて見たときは、ナターシャ・ヘンストリッジが男を殺して回るあたりまで面白くて、クライマックスはありがちな感じの映画だなという印象だったのですが、すごく久しぶりに見てみると、いい役者が揃って出ていました。
ベン・キングスリーは、アカデミー賞ウイナーですし、ロイアル・シェークスピア・カンパニーの立役者ですからうまいですし、フォレスト・ウィテカーは、やや癖のある芝居ですが、情のある人物やらすと超一級です。マージ・ヘルゼンバーガーは、CSIのキャサリン・ウイローズ役でおなじみの女優さん。アルフレッド・モリナは、色々やってる人ですが、最近の大作だとスパイダーマン2のドクター・オクタビアス役でしょうか。主役のマイケル・マドセンは、数えるのが嫌になるくらいの出演作です。テレビ・映画合わせて、毎年10タイトル以上は働いてます。うちでは、密かにハリウッドの相川翔と呼んでますが^^;まあ、似た役柄が多いので、あまり演技派という印象はありませんが、キルビルのバドみたいな感じの役やらせたら、この人ほどぴったりくる役者はちょっといないですね。
子供時代のエイリアンSil役でドーゾンズクリークのジェニファーやってるミシェル・ウイリアムズ。主役の、ナターシャ・ヘンストリッジは、この映画が映画初出演でしたが、その後も順調にキャリア積んでます。
当時、無名あるいは素人を含め、主要キャストは、今は、全員、(一応も含め)大作に名前が挙がったり主役やったりしてる人ばかりです。
エイリアンデザインは、ギーガーですし、映画内で使用されている模型作ったり、Silの悪夢のシーンなどは、彼のアトリエで撮影したりしています。
まあ、そういった意味では、地味にすごい映画です。
脚本は、途中、詰めが甘くて馬鹿げたシーン(実験室で螺子落としてばたばたするシーンなど)もありますが、逃避するエイリアンの心情も描写していて、他のこの種の作品(地球に来て暴れまわるエイリアンもの、バイラスとかノイズとか枚挙に暇がありません)とは一線を画す部分もあります。このあたりをもう少し掘り下げて、キングスリー演じる博士ももう少し掘り下げていたら、名作になったかもしれません。まあ、3まで作られるというのは、一応は成功作なのでしょうが、なんか今一歩な感じもぬぐえません。
アルティメット・エディションなので、色々、メーキングとかインタビューとか収録されていますが、中でも、ギーガーのスタジオでの作業をギーガーが解説しているのが興味を引きました。そのままホラー映画に出るとちょうどぴったりくる変なおじさんです。英語は話せるが、訛りがひどいらしく、言葉の壁に苦労したとスタッフが話していました。触手が顔から出てくるシーンの電話打ち合わせで、にきび(Pinple)のようなものが出てきてそこから触手が伸びてくるとギーガーが言ったらしいのですが、聞いた方の工房がピクルス(pickles)が顔から出てきて触手になると聞こえたらしく、顔からピクルスのようなものが出てくるギミックを作って、ギーガーに激怒されたそうです^^;顔からピクルスが出てくるなんて、他のデザイナーが言ったら、多少「おかしいな」と思ったでしょうが、相手がギーガーだと、「こういう例えもあるか」、と納得したのでしょうね。
CGが多少は使われ始めたころの作品なので、意外なものが実写だったりします。オープニングの星空のシーンなど、当時の技術でもCGでやれたはずですが、実写でとってるそうです。どうりで、映画の夜空のシーンにしては珍しく星空が回転していて、いい感じでした。星空の撮影は難しい上に時間もかかるので、あまり実写で、こんなカットはとらないと思います。
ヘンストリッジについて、スピシーズ3関連の宣伝で、フランス人のトップ・モデルというナレーションがありました。確か、隣のヒットマンの時のインタビューか何かで、地元での撮影とか言っていたのを聞いた気がしたので、変だなと思ってINMDBで調べたら、やはりカナダ人でした。驚いたのは、その経歴で、彼女は、トレーラー・パークの生まれだそうですが、14才の時に、法的に親権離脱の手続きをして、フランスに渡りモデルになったということです。すごい行動力と言うか、厳しい生い立ちと言うか・・・・。只者じゃありませんね。腹の据わった人物のようです。
彼女を見ていて思ったのですが、女優さんには、怖い顔の似合う人と、笑顔の似合う人の二系統に分けられるような気がします。両方魅力ある人もいなくもないですが、大抵の場合、怖い顔が似合う人の笑顔はあまり魅力的でなかったりします。逆に笑顔が魅力的な女優さんの場合、すました顔してるときは、あまり美人に見えなかったりすることも。この10年くらいの映画では、概ね、怖い顔系の女優さんが主流のようです。ケイト・ベッキンセールもエリザ・ドゥシュクも笑ってるより睨んでるほうが美人に見えます。最近の笑顔系で一番印象に残ったのは、ヤング・スーパーマンSmallvilleのクロエやってる女優さんです。ポートレートとかの写真は、それほど美人じゃないのですが、あの番組のキャラも手伝って、笑顔が非常に魅力的です。
まあ、このジャンルが好きとか、好きな役者が出ているとかでもない限り、まず、あまり買う人もいないと思いますし、特に買う必要もないでしょう。
ベン・キングスリーは、アカデミー賞ウイナーですし、ロイアル・シェークスピア・カンパニーの立役者ですからうまいですし、フォレスト・ウィテカーは、やや癖のある芝居ですが、情のある人物やらすと超一級です。マージ・ヘルゼンバーガーは、CSIのキャサリン・ウイローズ役でおなじみの女優さん。アルフレッド・モリナは、色々やってる人ですが、最近の大作だとスパイダーマン2のドクター・オクタビアス役でしょうか。主役のマイケル・マドセンは、数えるのが嫌になるくらいの出演作です。テレビ・映画合わせて、毎年10タイトル以上は働いてます。うちでは、密かにハリウッドの相川翔と呼んでますが^^;まあ、似た役柄が多いので、あまり演技派という印象はありませんが、キルビルのバドみたいな感じの役やらせたら、この人ほどぴったりくる役者はちょっといないですね。
子供時代のエイリアンSil役でドーゾンズクリークのジェニファーやってるミシェル・ウイリアムズ。主役の、ナターシャ・ヘンストリッジは、この映画が映画初出演でしたが、その後も順調にキャリア積んでます。
当時、無名あるいは素人を含め、主要キャストは、今は、全員、(一応も含め)大作に名前が挙がったり主役やったりしてる人ばかりです。
エイリアンデザインは、ギーガーですし、映画内で使用されている模型作ったり、Silの悪夢のシーンなどは、彼のアトリエで撮影したりしています。
まあ、そういった意味では、地味にすごい映画です。
脚本は、途中、詰めが甘くて馬鹿げたシーン(実験室で螺子落としてばたばたするシーンなど)もありますが、逃避するエイリアンの心情も描写していて、他のこの種の作品(地球に来て暴れまわるエイリアンもの、バイラスとかノイズとか枚挙に暇がありません)とは一線を画す部分もあります。このあたりをもう少し掘り下げて、キングスリー演じる博士ももう少し掘り下げていたら、名作になったかもしれません。まあ、3まで作られるというのは、一応は成功作なのでしょうが、なんか今一歩な感じもぬぐえません。
アルティメット・エディションなので、色々、メーキングとかインタビューとか収録されていますが、中でも、ギーガーのスタジオでの作業をギーガーが解説しているのが興味を引きました。そのままホラー映画に出るとちょうどぴったりくる変なおじさんです。英語は話せるが、訛りがひどいらしく、言葉の壁に苦労したとスタッフが話していました。触手が顔から出てくるシーンの電話打ち合わせで、にきび(Pinple)のようなものが出てきてそこから触手が伸びてくるとギーガーが言ったらしいのですが、聞いた方の工房がピクルス(pickles)が顔から出てきて触手になると聞こえたらしく、顔からピクルスのようなものが出てくるギミックを作って、ギーガーに激怒されたそうです^^;顔からピクルスが出てくるなんて、他のデザイナーが言ったら、多少「おかしいな」と思ったでしょうが、相手がギーガーだと、「こういう例えもあるか」、と納得したのでしょうね。
CGが多少は使われ始めたころの作品なので、意外なものが実写だったりします。オープニングの星空のシーンなど、当時の技術でもCGでやれたはずですが、実写でとってるそうです。どうりで、映画の夜空のシーンにしては珍しく星空が回転していて、いい感じでした。星空の撮影は難しい上に時間もかかるので、あまり実写で、こんなカットはとらないと思います。
ヘンストリッジについて、スピシーズ3関連の宣伝で、フランス人のトップ・モデルというナレーションがありました。確か、隣のヒットマンの時のインタビューか何かで、地元での撮影とか言っていたのを聞いた気がしたので、変だなと思ってINMDBで調べたら、やはりカナダ人でした。驚いたのは、その経歴で、彼女は、トレーラー・パークの生まれだそうですが、14才の時に、法的に親権離脱の手続きをして、フランスに渡りモデルになったということです。すごい行動力と言うか、厳しい生い立ちと言うか・・・・。只者じゃありませんね。腹の据わった人物のようです。
彼女を見ていて思ったのですが、女優さんには、怖い顔の似合う人と、笑顔の似合う人の二系統に分けられるような気がします。両方魅力ある人もいなくもないですが、大抵の場合、怖い顔が似合う人の笑顔はあまり魅力的でなかったりします。逆に笑顔が魅力的な女優さんの場合、すました顔してるときは、あまり美人に見えなかったりすることも。この10年くらいの映画では、概ね、怖い顔系の女優さんが主流のようです。ケイト・ベッキンセールもエリザ・ドゥシュクも笑ってるより睨んでるほうが美人に見えます。最近の笑顔系で一番印象に残ったのは、ヤング・スーパーマンSmallvilleのクロエやってる女優さんです。ポートレートとかの写真は、それほど美人じゃないのですが、あの番組のキャラも手伝って、笑顔が非常に魅力的です。
まあ、このジャンルが好きとか、好きな役者が出ているとかでもない限り、まず、あまり買う人もいないと思いますし、特に買う必要もないでしょう。
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