早川版のオーブリー・シリーズの新刊が出ました。今回の乗艦は50門艦のHMSレパードです。さすがオブライエン。50門艦のように、現在の印象としては64門艦同様、中途半端で傍流の艦種と見られがちでありながら、その実、その特質を生かした任務についていた、知られざる名艦ともいえる艦種をもってくるとは。
例によって、詳細な船内風景の描写、航海、戦闘の描写が素晴らしいです。以前御紹介したThe 50 Gu . . . 本文を読む
日本の第二次大戦のことを語る場合、捕虜となる数が少なかった事や、降伏よりは自決を選ぶ軍人が他の軍隊に比べて多かった事などが必ず語られます。
そして、その理由として、「生きて虜囚の辱めを受けず」という教育がなされていた事が挙げられています。欧米のドキュメンタリーなどでは特に、日本人は、捕虜になる事を恥と考えていた、として、こうした事実を伝えます。
明治維新以降の対外戦争以前、戦争の多かった時代 . . . 本文を読む
以前、工具箱でご紹介した耳掻きのおかげで、水が入ってくる箇所を、どうやら特定できました。
大きな開口部なら、もっと以前に、もっと大きな被害が出ていたはずなので、小さい穴か隙間だろうとあたりをつけていたのですが、奥まった窓のフレームの上の部分と壁の間に隙間がありました。通常の雨では、雨は回り込まないところですが、北からの風が吹きつけると入るような位置です。サッシのフレームと壁の接触位置なので、本 . . . 本文を読む