何かと便利なプロポーショナル・ディバイダーです。日本では比例コンパスと言う名前で知られているようです。線分、円、平面の分割、角度に合わせてコサイン値の割り出しなどが手軽に出来る道具です。
写真からわかるように、ディバイダーの旋回軸が移動できるようになっており、足の両端に計4本の針が出ています。希望の分割値のところに軸を合わせて、長いほうの針を分割したい線分に合わせると、短いほうの針が、その分割 . . . 本文を読む
こちらが、ゆるい曲げをつける時に使用している枕です。片側の角を落としてあるのは、曲げ角の調節のためです。この上から半田ごて式の板曲げ器を押し付けたり、重石を載せて一晩置いたりして曲げます。
上の写真は、先日のジグと同じ形式ですが、曲げ角がもっと急なタイプです。スクーナーなどの艦尾のカウンターの真下あたりの、最も曲げ角度が急な条板の曲げに使用していた木型です。固定具を取り付けたので、使いやす . . . 本文を読む
条板を曲げる際、簡単に曲がって便利だけど、裏側が汚くて、大きな曲げの際には、おれたりして悲しい目にあうのが板曲げペンチ、きれいに曲がるけど、やけどばかりして使いたくないのが半田ごて式、時間がかかって地道だけど、仕上がりが一番上手く行くのが、木型に当てて曲げる方法って感じなのですが、今まで、木型だけ作って、曲げ板の固定は、紐で縛ったりして適当に使っていました。
固定も結構手間で邪魔臭いので、艦首 . . . 本文を読む
L尺に取り付けるタイプの水準器です。模型工作では、あまり使いませんが、壁に物をかける釘位置を決めたり、壁面に水平垂直を出したいときなど、ちょっとした事に重宝します。単体でも水準器として使用できますが、下の写真のように、L尺の内側にはめ込んで使用します。
壁面にこの水準器で水平を取りながら、縦の部分で線をひくと垂直、下の辺で線を引けば水平です。
下の写真のように、ボールがスプリングで押し出 . . . 本文を読む
-50度から1600度まで計測できる電子温度計です。二個プローブをつけれて、温度差表示などもできるので、部分焼き入れなどの際の温度管理にも使えて便利です(が、部分焼き入れが上手くできたためしがないのは、別の理由です^^;)
もちろん、体温測定など、日常的な温度計測のほとんどすべてに使用できます。
一番良く利用しているのは、ミーリングや旋盤などの切削作業時のワークの温度管理です。こうした作業は . . . 本文を読む
今までは、カッティングシートの上で、折り返しのアイロンがけなどをやっていたのですが、すぐ反るし(重石をかければ元に戻りますが…)使い勝手が悪いので、ミシンの手前にちょこっと置いたりして作業できるような、小さいアイロン台を買うことにしました。
嫁さんに小さいアイロン台買ってきてくれと頼んで、やってきたのが、この写真の物体です。直径30センチほど厚みは15センチはありそうな非常に重い物体です。私の . . . 本文を読む
先の手芸用はさみと対極の大量生産大量販売の刃物ですが、刃の部分を使い捨てにするのですから、ある意味、切れ味は全く落ちないわけです。
オルファはカッターナイフのトップメーカーですから、誰でも一本や二本は持っておられるでしょう。エグザクトや貝印などもいろんな種類のカッターを発売しています。エグザクトはなんとなくデザイン・ナイフ、貝印はなんとなく剃刀、オルファはなんとなくカッターってイメージですが、 . . . 本文を読む
手芸用はさみです。何の変哲もないはさみなのですが、切れ味抜群で、非常にすばらしいはさみです。
東京の京橋に西勘という刃物店があるのですが、そこの製品です。このお店は、江戸時代からある金物屋さんで、左官用の鏝で、その筋では有名なところらしいです。このお店は、自社製品以外にも、刃物類の品揃えが豊富なので、そうした趣味の方は、一度覗かれると楽しいかもしれません。
私は、この手芸用のはさみの他に、グ . . . 本文を読む
ジャパン・ホビーツールと言うところが作っている、スケール用のカーソルです。カーソルは、写真の定規についている真ちゅう製の部品です。
どう使うかと言うと、板材などを一定の長さに切ったりする際、カーソルを合わせて螺子を締めて固定すると、カーソルを板の端に合わせるだけで、一定の寸法が簡単に取れるというわけです。金尺の幅に応じて数種類発売されていますので、常用の金尺にあった物を選択出来ます。
流石に . . . 本文を読む
ステッチ穴決め用のルーレットだと思います。三種類刃がついていて、ステッチの目幅を調節できるような仕掛けです。皮用なので軸が太いのが他のルーレットとの違いでしょうか。刃の交換は下のドライバーで行います。 . . . 本文を読む
皮の面取りをする道具だと思います。釘抜き状の刃先のサイズが何種類か出ていました。ステッチ用の溝彫りと違って、意外と使いにくい道具でしたので、ひょっとしたら用途を間違っているかも^^;
金属の面取り用のリムーバーより若干使いやすく、木の面取り用のかんなより大幅に使い辛いといったところでしょうか。 . . . 本文を読む
ステッチ用の溝を掘る道具のようです。ようですというのは、例によって、変な道具だから買って見たわけで・・・^^;
軸と直行しているL字部品の先端に穴が開いていて一方が刃になっています。軸のねじを緩めるとL字部品を移動できるようになっており、皮のエッジからステッチの位置を調節できるようになっています。軸の先端を皮のエッジに当てて移動させると、端と平行なステッチ用の溝がほれる仕掛けのようです。
よ . . . 本文を読む
厚み計測用ゲージです。円材の直径や金属線の直径も測れますので、利用範囲は広いです。
もちろん、ノギスやマイクロメーターで測るような精度ではありませんが、材料の厚みの確認とか、条板整形時やマスト、ヤード作成時のちょっとした確認などなど、重宝します。
さらに便利なのは、裏がインチ表示のこと。ヨーロッパの図面は、普通メートル法ですから、馴染みある単位ですが、アメリカ製の図面は、インチなので、なに . . . 本文を読む
皮のステッチ穴用の横長の錐です。いわゆる錐のように揉んで穴を開けるのではなさそうです。針のように押し込んでやれば横長の穴が開きます。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、印刻に使用するミニターの刃先のような扁平な針状をしています。
. . . 本文を読む
廉価版のハイトゲージです。廉価版と言っても一万円級の定規なので、私にとっては超高級品です。定盤とセットで使用します。小型の定盤には、ちょっと大きめで使い勝手は悪いのですが、こんな精度のものを自作する能力はないので、妥協するしかありません。
上の写真の左側に出ている部分の下側と、定盤の間に対象物を挟んで計測します。この測定子の部分は差し替え式で、ホルダーに取り替えて罫書き針を持たせたり製図ペ . . . 本文を読む