以前からご紹介しているNRG(ノーティカルリサーチギルド)のジャーナルのバックナンバーCDが届きました。
1948年から1995年までの40巻160号あまりが収められています。現在が49巻196号ですから、ここ10年分あまりは手元にない状態ですが、いずれそのうちまたCD化するとおもいます。
いわゆる模型クラブの会報なのですが、50年弱続いている老舗ですから、そのカバー範囲はものすごく広いです . . . 本文を読む
この本の常備を薦めるモデラーは多くいます。
1ページの本文につき1ページの図解で、ロープワーク、艤装の取り扱い等など、詳しく解説されているからです。数多くの海洋冒険小説の作者もこの本を常備していました。
タイトルが示すように、若い海軍士官の虎の巻です。現在の海軍士官ではなく、帆走軍艦当時の海軍士官です。初版は1819年。以来版を重ね、1990年代にはいって、古典書籍の復刻を専門にしているドー . . . 本文を読む
2003年3月号です。
蒸気タグボートの連載は今回が最終回、インビンシブルは第三回で、艦首艦尾飾りなど船体の仕上げ関係です。付録図面は1923年の客船TSS Isle of Thanet,他に全長12センチのHMS Centurionのモデルの紹介。実に精密です。マスト、ヤード類は、通常の模型で条板に使う木釘と同じ方法で作っています。
チェサピークの模型紹介と、解体後のチェサピークの木材を使 . . . 本文を読む
2002年 12月号の表紙は、1648年建造の船HMS Constant Reformation の1/192という小さいモデルです。
王室ヨット ヘンリエッタのアドミラルティモデルの製作記事、表紙の船の紹介記事、1/96のメイフラワー号の製作記事と1907年建造のケッチイレーネ号の模型紹介記事、HMS Cossack という1970年代の駆逐艦の製作記事と続きます。
ラジコンモデルHMSイ . . . 本文を読む
2002年9月号です。
今回は、HMS インビンシブルの連載開始です。これは、そのままディスプレイしてもため息でそうな仕上がりの帆船ですが、ラジコンで航海します。これを水に浮かべて遊ぶとは・・・。
次は、HMS Lenox停泊中のディスプレイジオラマです。1/92ですから小型のモデルです。
クリッパーのCromdaleは連載二回目、1921年の客船ウインザーキャッスルのウオーターラインディ . . . 本文を読む
2002年6月号です。
表紙は、今号から連載の始まったCromdaleの艤装アップです。この船はクリッパーで、模型は総帆状態で作られています。
1947年の客船Corinthicと1962年の客船Northern Starの記事、1960年代の河川フェリーSevern Princessをラジコンで再現した記事、第二次大戦の港湾のジオラマの連載第三回、タグボートや河川バージ、近代の漁船の記事な . . . 本文を読む
2002年3月号です。今、新本で簡単に入手できる一番古い号です。
表紙は、ロイアルキャロライン。王室ヨットですが、手の平サイズの超ミニチュアですが、はじめて僕が作った1/48の同船よりは、遥かにディティールが細かく、仕上げも綺麗です。進水式の装飾になっています。
外輪船Glen Gowerの製作記事。外輪のフレームの製作法や、甲板状板の切り出しジグなどの解説も含まれています。
1700年 . . . 本文を読む
モデルシップライトの100号です。創刊25周年記念で発売された号で、添付されている図面は掃海艇のものです。
シンバッドの航海にでてくるようなアラビアの交易船、フランスの戦艦リシュリュー、英海軍の大型カッター(艦載艇ではなく、単独の軍艦のカッターです)この中に含まれている、グレーティング(格子)の制作方法は、簡単かつ正確なので、工具箱の方でご紹介しようと思います。
外輪船の蒸気戦艦ドラゴンの記 . . . 本文を読む
何度かご紹介しているコーンウエイ出版の季刊の雑誌モデルシップライトの創刊号から100号までの記事や連載の中から、リクエストの多かったものを抜粋してまとめたハードカバーです。
ご紹介している通り、この雑誌は、船舶模型全般がカバーエリアなので、収録されている記事も、すべてが木造帆船というわけではありません。
古代船、蒸気船、外輪船、ジオラマ、ボートなど、バラエティに富んだ内容です。図面を収録し . . . 本文を読む
今年最初のご紹介は、大晦日に到着したハードカバーのこの本です。
英国74門艦の製作をステップごとに追って、写真で解説しています。副題がAn illustrated step-by-step Manualですので、まさに、この通り作れば、立派な帆船(しかもジオラマ)が完成すると言う本なのですが、肝心のHMS Majesticの図面はついていません。
しかも、このマジェスティックは、アナトミーシ . . . 本文を読む
The construction and fitting of the sailing man of war 1650-1850
非常に長いタイトルです。
この本は、主要三冊のうちの1冊で、表題期間の船体構造について詳しく研究されています。
デッキビームやフレーム類が、各レート(一等艦から六等艦などのレート)で、どのくらいの大きさと規定されていたかなどの表も詳しく載っています。
支柱類の継 . . . 本文を読む
Naval warfare in the age of sail-The evolution of fighting tactics 1650-1815
これは、艦隊決戦のジオラマでも作ろうと思わない限り、模型製作には係わりない本です。
英国が覇権を握った時代の海軍戦術の研究書です。
いわゆる戦闘について書かれた歴史読み物ではなく、戦術の発達史、作戦の研究書です。
帆船時代の海上戦闘は風 . . . 本文を読む
The arming and fitting of english ships of war 1600-1815は、表題の期間の英国軍艦の装備品および船内配置、艦載艇について詳細に書かれた本です。
帆船を理解するための研究書で、マストや帆などの艤装、船体、艤装品について書かれた三冊の本があって、いわゆる必携の教科書なのですが、これはそのうちの一冊です。
模型を作る上では、ボート、ポンプ、巻き上 . . . 本文を読む
表題どおり船に使われる彫刻について書かれた本です。
模型の本ではありませんが、製作物の大きさ以外何も変わらないので、教科書になります。
基本的なスクロール、オークリーフ、文字、星などから、フィギュアヘッドなどの彫刻技法についてかかれています。スクロールや文字などは型紙も掲載されているので、縮小して使用できます。
船尾などの銘板の固定方法など、模型の資料からではわからない部分についても理解出 . . . 本文を読む
この本は、一隻のクリッパー製作を通して、帆船模型製作のテクニックを得る形式になっています。
1000円を切っていますので、価格も安いですし、100ページ以上に渡って、図解入りで詳細に解説されています。ブードリオ氏のla Jachintheも、同様の本ですが、あちらが、スクーナー艤装の研究論文に大半を裂き、初心者が取り組みやすいように、親切な1/48の図面がついている代わりに、製作技法については . . . 本文を読む