ぐりとくらし~お山ともこ助とのくらし

【お山とお酒のおぼえがき】から
【お山とわんこと少しお酒のはなし】になりました

2013夏・北ア赤沢~針ノ木~蓮華~七倉岳<山行記録>1日目

2013-08-08 17:00:12 | お山_北アルプス
エメラルドブルーの黒部湖を
針木岳から見下ろす景色が載っていた
山岳雑誌の写真が忘れられず、
今年の夏山縦走は後立山連峰を歩くことにしました。


北アルプス 赤沢岳~針ノ木岳~蓮華岳~七倉岳

【日程】
 2013.08.02(金)~05(月)3泊4日

【交通】
 行き(8/2):05:00自宅=07:00諏訪湖SA(朝食)=08:00安曇野IC=09:05七倉温泉=(タクシーに乗り換え)=09:50扇沢

 帰り(8/5):11:20七倉温泉=安曇野スイス村(お土産購入)=16:30自宅

【コース:1日目8/2(金)】時々
 10:00 扇沢登山口
 10:54 八ッ見ベンチ
 11:15 ケルン
 11:45 駅見岬
 12:35 水平道(お昼ご飯)~13:00
 13:55 種池山荘(宿泊)

 

【メモ】
 *最近は高速バスのお世話になっていたアルプス山行。
  今年は久しぶりにマイカー利用をすることに。
  下山予定の七倉温泉に駐車してタクシーで登山口の扇沢へ。
  タクシーの運転手さんによると、
  ブナ立て尾根の濁沢の橋が前日の大雨により流されたとのこと。
  一日早かったら雨のなか登るところだった。。。

 

 *登山口横に遭対協のテントがあり登山届け提出をする。

 

 *整備の行き届いた柏原新道を歩く。
  ケルンのあたりで1日目の目的地、種池山荘が見える。
  しばし水分補給のため休憩。

 

 *途中にはこんな雪が残っているところもありました。
  ひんやりした空気が気持ちいい~
  でも、気を緩めずに緊張しながら歩きます。

 

 *コバイケイソウの群落!!
  さすが今年は当たり年だ~

 

 ・・・と興奮していたら頭上には種池山荘が見えました♪

 *シーズンまっただ中、と言うことで小屋は満室。
  お布団4枚に5人が寝ることになりました。
  早々に身体を拭いて、着替えを済ませて・・・

 

 「祝杯!」

 お疲れ様でした~♪


 <つづく>

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 種池山荘では宿泊者に水1L無料券が渡されます。
 このお水は飲用は勿論、うがいしたり顔を洗ったりします。
 洗面所のお水は消毒剤が入っているので飲めません。



 

 

2011 夏山は白馬

2011-08-07 17:31:44 | お山_北アルプス
8/3~8/6 北アルプス縦走
 白馬乗鞍岳(2,436m)、小蓮華岳(2,768m)、白馬岳(2,932m)、清水岳(2,603m)

【交通】
 行き(8/3):自宅=8:00新宿バスターミナル=12:45白馬駅バス停14:10=14:35栂池バス停=14:40栂池高原(ゴンドラ)=15:30栂池山荘
 帰り(8/6):8:00祖母谷温泉==8:40欅平9:16=(トロッコ列車)=11:00宇奈月温泉==11:30魚津=(タクシー)=14:10北陸道魚津IC==下落合=自宅

 
 白馬駅前できのこタップリ信州そばで腹ごしらえ

【コース】
■8/4木のち時々
 06:45 栂池山荘
 08:10 天狗原
 09:20 白馬乗鞍岳山頂
 10:00 白馬大池 ~11:00昼食
 12:35 小蓮華岳山頂
 13:30 三国境
 14:20 白馬岳山頂 ~15:00
 15:30 村営白馬頂上宿舎(泊)
 
 雨に濡れるチングルマ

 
 雲がさーっときれ、白馬大池が登場!

■8/5金 夕方
 06:00 村営白馬頂上宿舎
 08:05 清水岳直下
 10:00 帰不岳避難小屋 ~10:40昼食
 16:00 祖母谷温泉(泊)
      清水尾根に咲き乱れる花、花、花

【メモ】
 *初めての白馬!
  お花畑が有名で、毎年たくさんの登山者でにぎわうお山とは知っているが本当にそうなのか??
  マイナールートの清水尾根、無事に歩ききれるのか?!
  期待と不安がたくさんつまった夏山であった
 *一日目の宿泊場所、栂池山荘は立派な旅館
  ご飯は美味しいし、お風呂もあるし、トイレはシャワートイレだし!
  パジャマ着ていたおじさんもいるし
 *二日目。雨の中歩き出す
  樹林帯は蒸し暑く、岩場はよじ登るのが大変であったけれど天候の回復を信じ歩く。
 *白馬乗鞍付近から青空がのぞき、一気に夏山の雰囲気
  雲がきれて白馬大池が目の前に現れた時は感動
 *しかし喜びもそこまで。雷鳥坂からは再び曇り
  雷鳥さんも現れず、黙々とひたすらに山道を歩く。
  小蓮華岳からは視界が悪くなり、絶景はお預け。心の中で妄想するのみ。
 *苦しい三国境からの登りの先に白馬岳
  頂上で雲が晴れるのを待つ。ひたすら待つ。・・・そして晴れたぁ~
 (みんな横を向いているのは、杓子岳が顔を見せたから)

 *村営の頂上宿舎もステキな山小屋
  バイキング形式の食事は美味しいし、寝るスペースも余裕があるし、スタッフは丁寧だし。
  生ビールは勿論、フライドポテトまである
  しかもその場で揚げてくれる 

 *長丁場の三日目。
  頂上宿舎に常駐している山岳警備隊の方に、コースで注意することなどアドバイスを頂く。
  危険箇所はないが、樹林帯に入ると蒸し暑くて熱中症になりやすいので十分水分を取るようにとの事。
  エスケープルートが無いので余裕を持った行動をするようにと言われる。
 *雪田を慎重に渡り、前日見ることが出来なかった剱岳から立山、遠くには槍ヶ岳を目の前にしてテンションはあがりまくり
 *旭岳を巻いて行くと目の前には花、花、花~
 *歩けば歩くほど、山の景色が変わり、いろいろな種類の花が登場し楽しくて仕方がないっ
  
 *・・・楽しかったのも清水岳を過ぎ、ニッコウキスゲの群落が現れたところくらいまで。
  その後、樹林帯にはいり、ただただ、ただ、蒸し暑いだけの歩行タイム
 *帰不岳避難小屋で昼食をとり、少し過ぎたところの水場で水分補給。
  この水1リットルでポカリスウェットを作る。
  (これが後々『命の水』となる)
 *危険箇所はないと聞いていたが、なんせ歩く人が少ないので道が狭かったり、草が生い茂って見えなかったりと細心の注意をはらって歩かないと滑落しそうである
 *何度か沢を渡るが、その度に手や顔を冷やして脱水症状にならないように気をつける。
 *百貫の大下りは、それまでのダラダラ道にウンザリ気味だったので逆に楽に感じる。
  感覚がおかしくなったのか?
 *今までで一番汗だくになって、ふらふらになりながらも名剣沢までたどり着く。
  ここで最後まで取っておいた水、一口分を飲み干し、ナッツやスナック菓子で塩分補給。
  しばらく歩けずに休憩
 *祖母谷温泉へ向かう舗装された道にでた途端、足が痛くなる。緊張していたのだなと知る。
 *やっとの事で三日目の宿、祖母谷温泉到着。
  ご主人が温かく迎えてくださったが、あまりの疲労困憊に声も出ず
  とりあえず、お風呂に入ってサッパリしてきたらと労われ、お言葉に甘えることに。
 *女露天風呂は階段を下りたところで、「もう歩きたくないっ!」と断言してしまったが結局は痛い足を引きずって露天風呂へ天国だった
 *夕食では、特別に岩魚骨酒を注文無事下山祝い
 
 あまりの旨さにおかわりしたいくらいの骨酒1,700円 
 *最終日。のんびりと欅平まで歩き、トロッコ列車に揺られて帰る。
  反対側は観光客をたくさん乗せた列車。
  あぁ、今年の夏山北アルプスもこれで終わりか~と感傷にひたりながら帰路に。
 
  あたたかい雰囲気あふれる素朴な祖母谷温泉
  またくるよー!?