ぐりとくらし~お山ともこ助とのくらし

【お山とお酒のおぼえがき】から
【お山とわんこと少しお酒のはなし】になりました

東北のお山旅(2)~山形 月山

2011-08-21 16:25:00 | お山_遠くのお山
月山(1,980m)

【交通】
 行き:8/20(土)8:00盛岡市内=13:10姥沢駐車場=13:25月山リフト乗り場=13:40リフト上
 帰り:16:15リフト乗り場=16:30リフト下=16:40姥沢駐車場==8/21(日)0:15自宅

【コース】
 13:40 月山リフト
 14:20 牛首
 15:00 月山山頂
 15:40 牛首
 16:15 リフト乗り場

  

【メモ】
 *盛岡市内から車をかっ飛ばして山形の月山へ。
  近くの道の駅のレストランでお昼にするが、地ビールが気になるぅぅぅ
 *遅いスタートで、リフト乗り場の方に「16:30最終だよー」と教えてもらい、早足で進む。
 *さすが人気の山。道が良く整備されている。
 *白装束の参拝者の方々、子ども達の遠足グループ、親子連れなど多くの人とすれ違うが、みんな帰りの人。
  登っているのは私たちだけ。
 *今回もいた。軽装の方。
  サンダルで登って足を痛めたのか、素足で歩いていた
 *秋田駒ヶ岳では見ることが出来なかったニッコウキスゲ。
  月山ではまだまだ咲いていて、斜面が黄色く染まっているところも!
 *牛首の手前から雨が降ってきた。取り急ぎ、カッパの上を羽織る。
 *少し雨がやみ、景色も見え始めたと思ったのもつかの間、頂上小屋付近で大粒の雨
  ロープウェイの最終時間が気になるので、神社の手前で引き返す。
 *小屋から少し離れると雨がやむ。
  しだいに雲が切れて、今まで登ってきた道や雪渓が見え始める。
 *のんびり歩きたいが、人影もまばら、時間もないので急ぎ足ですすむ。
  でも、お花も気になるのでちょっと足を止めて写真を撮りながら歩く。
 

 *最終のロープウェイに間に合い、無事下山。
  やはり早い時間に来てゆっくりと山を歩かないとダメだな、と痛感。

【立ち寄り
  道の駅にしかわ 水沢温泉館




東北のお山旅(1)~秋田駒ヶ岳

2011-08-21 15:22:22 | お山_遠くのお山
秋田駒ヶ岳(男岳/1,623m:男女岳/1,637m)

【交通】
 行き:8/18(木)7:00自宅=(東北自動車道)=八幡平(立ち寄りドライブ)=田沢湖水沢温泉(泊)
    8/19(金)9:45水沢温泉=10:02アルパこまくさ==10:25駒ヶ岳8合目
 帰り:8/19(金)14:40駒ヶ岳8合目==アルパこまくさ==盛岡市内(泊)

【コース】
 10:35 駒ヶ岳8合目バス停
 11:00 片倉展望台
 11:40 阿弥陀池
 11:55 男岳山頂
 12:20 阿弥陀池 ~12:50お昼
 13:00 男女岳山頂 ~13:20
 13:45 横岳山頂
 13:55 焼森山頂(1,551m)
      しゃくなげコース経由
 14:25 駒ヶ岳8合目バス停
 

【メモ】
 *東北地方応援の温泉と登山の旅を計画。
  天気と相談して、秋田の名峰 駒ヶ岳と山形の霊峰 月山に登ることに。
  どちらも高山植物が豊富とのことで、先日の白馬に続き花を愛でる山旅
 *マイカー規制のため、アルパこまくさ~8合目駐車場まではバスで移動。
  くねくね道を見事なハンドルさばきで運転するバスの運転手さん。すごいです。
 *8合目にある小屋で出発準備。トイレあり。カップ麺などの軽食も購入できる。
 *歩き始めから右も左も花が咲いている~
 
   


 *最初こそ急坂だけれど、片倉展望台を過ぎるとなだらかな道となり、木道の上を歩く。
  すぐに阿弥陀池が見えてくる。
 *早速、秋田駒ヶ岳最高峰の男岳へ。
  山頂には神社があり、眼下に田沢湖が臨める。
  遠くには鳥海山も
 *阿弥陀池に戻って昼食をとり、目の前の男女岳へ登ることに。
  きれいに並べられた石畳を歩き、それに続く階段を上る(これが意外と足が疲れる
 *横岳から焼森までは尾根歩き。短い距離だけれど気持ちが良い。
 *焼森には最後のコマクサが咲いていた。もう少し早く訪れたらたくさん見れただろう。
 *焼森から8合目まではしゃくなげコースを歩いた。
  あまり歩かれていないのか、歩きづらいところがいくつか。
  いままでの道が歩きやすかったから余計にそう感じるのか。
 *帰りのバスに乗り込んで出発を待っていると、突然揺れを感じる。
  どうやら地震だったよう。幸い何事もなかった。
 *帰りがけにアルパこまくさの展示物などを見て、次回は違うコース(ムーミン谷)を歩いて見たいと思った。
  大白森や乳頭山も良さそう

【立ち寄り
  アルパこまくさ 展望の湯
   田沢湖を眺めながらの露天風呂。
   気持ちよい~


【前泊の
  水沢温泉 元湯水沢山荘
   県内有数の湯量を誇る玉川温泉に次ぐ水沢温泉。
   静かで素朴な温泉宿。
   露天風呂は深いところで1mあるので立っていないといけません。
   食事も地ビールも地酒も美味しく頂きました

2011 夏山は白馬

2011-08-07 17:31:44 | お山_北アルプス
8/3~8/6 北アルプス縦走
 白馬乗鞍岳(2,436m)、小蓮華岳(2,768m)、白馬岳(2,932m)、清水岳(2,603m)

【交通】
 行き(8/3):自宅=8:00新宿バスターミナル=12:45白馬駅バス停14:10=14:35栂池バス停=14:40栂池高原(ゴンドラ)=15:30栂池山荘
 帰り(8/6):8:00祖母谷温泉==8:40欅平9:16=(トロッコ列車)=11:00宇奈月温泉==11:30魚津=(タクシー)=14:10北陸道魚津IC==下落合=自宅

 
 白馬駅前できのこタップリ信州そばで腹ごしらえ

【コース】
■8/4木のち時々
 06:45 栂池山荘
 08:10 天狗原
 09:20 白馬乗鞍岳山頂
 10:00 白馬大池 ~11:00昼食
 12:35 小蓮華岳山頂
 13:30 三国境
 14:20 白馬岳山頂 ~15:00
 15:30 村営白馬頂上宿舎(泊)
 
 雨に濡れるチングルマ

 
 雲がさーっときれ、白馬大池が登場!

■8/5金 夕方
 06:00 村営白馬頂上宿舎
 08:05 清水岳直下
 10:00 帰不岳避難小屋 ~10:40昼食
 16:00 祖母谷温泉(泊)
      清水尾根に咲き乱れる花、花、花

【メモ】
 *初めての白馬!
  お花畑が有名で、毎年たくさんの登山者でにぎわうお山とは知っているが本当にそうなのか??
  マイナールートの清水尾根、無事に歩ききれるのか?!
  期待と不安がたくさんつまった夏山であった
 *一日目の宿泊場所、栂池山荘は立派な旅館
  ご飯は美味しいし、お風呂もあるし、トイレはシャワートイレだし!
  パジャマ着ていたおじさんもいるし
 *二日目。雨の中歩き出す
  樹林帯は蒸し暑く、岩場はよじ登るのが大変であったけれど天候の回復を信じ歩く。
 *白馬乗鞍付近から青空がのぞき、一気に夏山の雰囲気
  雲がきれて白馬大池が目の前に現れた時は感動
 *しかし喜びもそこまで。雷鳥坂からは再び曇り
  雷鳥さんも現れず、黙々とひたすらに山道を歩く。
  小蓮華岳からは視界が悪くなり、絶景はお預け。心の中で妄想するのみ。
 *苦しい三国境からの登りの先に白馬岳
  頂上で雲が晴れるのを待つ。ひたすら待つ。・・・そして晴れたぁ~
 (みんな横を向いているのは、杓子岳が顔を見せたから)

 *村営の頂上宿舎もステキな山小屋
  バイキング形式の食事は美味しいし、寝るスペースも余裕があるし、スタッフは丁寧だし。
  生ビールは勿論、フライドポテトまである
  しかもその場で揚げてくれる 

 *長丁場の三日目。
  頂上宿舎に常駐している山岳警備隊の方に、コースで注意することなどアドバイスを頂く。
  危険箇所はないが、樹林帯に入ると蒸し暑くて熱中症になりやすいので十分水分を取るようにとの事。
  エスケープルートが無いので余裕を持った行動をするようにと言われる。
 *雪田を慎重に渡り、前日見ることが出来なかった剱岳から立山、遠くには槍ヶ岳を目の前にしてテンションはあがりまくり
 *旭岳を巻いて行くと目の前には花、花、花~
 *歩けば歩くほど、山の景色が変わり、いろいろな種類の花が登場し楽しくて仕方がないっ
  
 *・・・楽しかったのも清水岳を過ぎ、ニッコウキスゲの群落が現れたところくらいまで。
  その後、樹林帯にはいり、ただただ、ただ、蒸し暑いだけの歩行タイム
 *帰不岳避難小屋で昼食をとり、少し過ぎたところの水場で水分補給。
  この水1リットルでポカリスウェットを作る。
  (これが後々『命の水』となる)
 *危険箇所はないと聞いていたが、なんせ歩く人が少ないので道が狭かったり、草が生い茂って見えなかったりと細心の注意をはらって歩かないと滑落しそうである
 *何度か沢を渡るが、その度に手や顔を冷やして脱水症状にならないように気をつける。
 *百貫の大下りは、それまでのダラダラ道にウンザリ気味だったので逆に楽に感じる。
  感覚がおかしくなったのか?
 *今までで一番汗だくになって、ふらふらになりながらも名剣沢までたどり着く。
  ここで最後まで取っておいた水、一口分を飲み干し、ナッツやスナック菓子で塩分補給。
  しばらく歩けずに休憩
 *祖母谷温泉へ向かう舗装された道にでた途端、足が痛くなる。緊張していたのだなと知る。
 *やっとの事で三日目の宿、祖母谷温泉到着。
  ご主人が温かく迎えてくださったが、あまりの疲労困憊に声も出ず
  とりあえず、お風呂に入ってサッパリしてきたらと労われ、お言葉に甘えることに。
 *女露天風呂は階段を下りたところで、「もう歩きたくないっ!」と断言してしまったが結局は痛い足を引きずって露天風呂へ天国だった
 *夕食では、特別に岩魚骨酒を注文無事下山祝い
 
 あまりの旨さにおかわりしたいくらいの骨酒1,700円 
 *最終日。のんびりと欅平まで歩き、トロッコ列車に揺られて帰る。
  反対側は観光客をたくさん乗せた列車。
  あぁ、今年の夏山北アルプスもこれで終わりか~と感傷にひたりながら帰路に。
 
  あたたかい雰囲気あふれる素朴な祖母谷温泉
  またくるよー!?