ガイド日誌 - 北海道美瑛町「ガイドの山小屋」

北海道美瑛町美馬牛から、美瑛の四季、自転車、北国の生活
私自身の長距離自転車旅
冬は山岳ガイドの現場をお伝えします。

土砂降りキターー!!

2018年08月22日 | サイクリング
早朝、ただならぬ物音で目が覚めました。

「土砂降り、キターーーー!!!」

突然、海の底が抜けたような物凄い雨、
そして美瑛の丘には雷鳴が鳴り響きます。

たちまち目の前の道路が冠水していきます。
あっという間に道路は川になりました。

10分ほどで雨足は落ち着きましたが、やむ気配は微塵もなく、
気象レーダーや、気象各社の予報を参考にしながら1時間ほど様子を見て、
ついに本日の営業休止を決めました。


レーダーは真っ赤っか 雨雲の行列が通過中の様子


すっぽり前線の真っ只中

しかし、
お天道様は意地が悪いのだ!

開店時間の8時には雨があがり、
空は明るくなってきた!

JR富良野線の列車が到着した8時半頃には約10名ほどのお客さんが店の前で途方に暮れており…

いや、困った!

やがてお客さんたちは諦めて去っていかれましたが、私たちの動揺は収まりません。

「どうする?開店する?」

9時。
時折、薄日も差してきたので、これ以上「臨時休業」というわけにもいかず、営業再開することにしました。
店の前の道路は相変わらず冠水していたので、まずは排水溝の掃除に汗をかいていたら、まだ遠くに先程の10人グループが小さく見えています。

帰ってきてー!

お客さーん!カムバーック!

しかし、心の叫びはなかなか届かないのでした。

レンタサイクル屋は、
お天気に振り回される仕事です。

ただでさえ、おととしをピークに中国人観光客が減少に転じ、同時にレンタサイクルの需要は明確に下降しており、反比例してレンタサイクル屋は増え続け…周遊バスなどが増便され…💧

さらに追い討ちをかける異常な天気。

ゴールデンウィークが全滅し、
繁忙期の七月前半が長雨で全滅して、
さらにお盆が全滅してトドメを刺された感じ。

さらに、

双子の台風。日本列島を蹂躙しようと、上陸を窺っている様子。


いやあ、参ったなあ…

アウトドアな仕事のひとはみんな参っているよね2018!
どうなってんだよ2018!