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ウィキリークス

2010-12-02 19:28:49 | 日記
Wilileaks とアメリカ政府の争いが激しくなってきた。
リーバーマン議員が発表した声明を受けてウェブの内容をおろすホストも出てきた。

シアトルの Tableau がその例だ。
ウィキリークスが暴露しようとしている機密通信の統計学的解析を図表にして公開していたのだが、いつの間にか消滅している。
数日前の Tableau は、この暴露に関わることが出来て誇らしいとまで言ってのけたにもかかわらず、腰が砕けた。
グーグルに魚拓があるので内容を見ることが出来る。
そのため現実には影響は少ないが。

それに先だって昨日、アマゾンがウィキリークスのサイトを閉鎖した。
これも政府の圧力ではないかと指定する。
もちろんそれでウィキリークスの機密文書公開が中止されるわけではない。

ニューヨークタイムスやルモンド、シュピーゲルなどの各国の主要紙は読者に対して公開された文書に目を通して意見を述べて欲しいと声明文を出している。

引用
”Readers are invited to help us sift through the cables by diving into the raw material published by WikiLeaks and news organizations which have been studying them for weeks or months before their publication, including The New York Times, the Guardian, Der Spiegel, Le Monde and El País”

一つだけ引っかかったのが、暴露文書の出元だ。
アメリカ国外ではトルコのアンカラ大使館が一番でバクダッドがそれに続いている。
東京がヨルダンのアンマンを押さえて第三位に入っている。
緊迫している中東とアメリカの間では機密通信が多いのはわかるが、何故東京がこんな上位に?
北京でさえ11位、ソウルは37位だ。
東京からの漏洩が突出しているのがわかる。

ウィキリークスの暴露文書の全体像に話を戻そう。
Secret Documents が 6.2% で Confidential Documents が 40.5% で残りが通常の文書だという。
今日現在で25万余部中612部しかまだ公開されていない。
全貌が明らかになるのはまだ先のことだ。
全部で2億6千語を超える膨大な資料だからだ。

アジアに関する通信文だけは目を通そうと思っている。




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