暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#237

2021-06-22 08:12:24 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 「”悪材料出尽くし”は、”金融政策変更の決定時・開始時”ではなく、”議論開始時”が一番底になる」と大和証券・谷さん。

…今朝のモーサテゲストは、大和証券:谷さん & SMBC日興証券:アクツさん でした。お二人の今後の見通しが一致していたので、まるっと。

①「悪材料の出尽くし」は、これから来る。

”議論開始時”=世界各国の中銀が、一斉に市中に出回っている資金を回収しようと(引き締めに)動くと(=テーパリング・正常化)、「あれ?世界的に景気悪いね?」と、マーケットには厳しい風向きとなる。

②”引き締め”は、8月下旬のジャクソンホールと見ている。

かなり前から、マーケットに”テーパリング”を織り込んでいたFRB。今回のFOMCは”仕上げ”だった。も、「過剰な市中ジャブジャブ資金を吸収する」という”引き締め”で”軟着陸”できるかどうかは不透明。「軟着陸」or「ハードランディング」どちらとなるか。

昨夜のWORLD MARKETZや金融マーケットのTwitterなどでは「今のFRBの矛盾は、イールドカーブのスティーブ化を呼ぶ」という意見が多い。

③”金融政策変更”のマーケットは荒れる(議論開始時)。⇒8月下旬のジャクソンホール。

”金融政策変更”はニュートラルとなり、No problemとなる。⇒∴好転へと。

…ちなみに、昨日のストックボイスで上田ハーロー代表の方は、「米雇用と米労働市場の賃金を見て、10月以降に”次の判断”(引き締め)をするだろう」と見ていました(8月下旬のジャクソンではなく、9月の経済指標を見て。&12月下旬に注視、と。みずほ証券も同様の見方)。

両者とも、「”引き締め”で、10~12月まで調整局面に入る」と。「もし調整が入らず、更なる最高値を更新するようであれば、いざテーパリング開始時には、落差が大きすぎて”軟着陸”ではなく、”ハードランディング”になると見る」とも。利上げの思惑だけが先走りしているという意見が多いように見受ける直近(米ハイイールド債は年率17%と過去最高な今)。

…SMBC日興証券:アクツさんは「1~2年後にFRBの支援が再び必要となるときが必ず来ると見ている。その時に『まだテーパリング中』とかで支援をしないままでいると、(FRBの認知行動が遅れれば遅れる程)波乱を生じさせ、クラッシュも大きくなっていく」と。「軟着陸orハードランディング」=クラッシュの振れ幅の差。

株価7000円台の時にレトロワードの再登場。昨日の日銀ETF買いは”軟着陸因”となるか。

…先週のFOMCでは「過剰な分を取り除く」のみで、「危機の根幹は取り除いていない」とアクツさん。

「CRB指数に1か月遅れで追随している米CPI。FRB高官によるテーパリング言及・資産バブル懸念etc. で、5月でのBEI頭打ちとなった(米実質金利は上昇。BEI低下で、今後は米CPIも低下、金利も⇓。も、米長期金利低下圧力での$安円高は続かないと見ており、中長期的には108円台が底堅く続くと見ている、とも)とは三菱UFJ信託銀行:谷口さん。

大和証券:谷さんは「峠は越えた」と仰っていました。

 

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。