暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#223

2021-06-02 08:33:37 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 市場のコンセンサス「動揺しなくなってきた」も、「一方向に動きやすいので、Margin Debt (証拠金債務。レバ取引が過去最高の残高なので)に要警戒。

2005年位(グリーンスパン時代)に、”利上げしているのに、米金利が下がっている”という時代があり(新興国の貯蓄率が上昇で、海外勢が米から新興国に向かった)、今もそんな感じ。

現況、「テーパリング開始は来年1~3月。利上げは2023年」と見る向き多勢。テーパリング後のFRBが買う米国債の量とバランスシート縮小での米国債売りの量は、グリーンスパンやバーナンキetc. の過去の失敗例から”同じ轍は踏まないように上手くやるだろう”と見ているマーケット。ブレイナードFRB理事は「”早すぎる撤退”のリスクには、注意を払う」と。

&Fed「インフレ懸念は一時的。インフレじゃない」&パウエル・イエレン「雇用が完全回復するまでは緩和継続」etc. ”チームパウエル”でうまくバランスをとっている”ステルス介入”の様相か。

今夜ベージュブック。(金)は雇用統計。FRBが6/8~のブラックアウト期間に入るので、雇用統計にサプライズがあっても”火消し役”がいないので、金利上昇とかには要警戒(FOMC : 6/15.16)。

…原油は一時68$台(終値67.72 ⇑1.40 ⇑1.37%)。opecが「今年の需要強い」との見通し&イラン増産予測で。金利も上昇。10年債金利:1.606%。

…中国当局がここ最近の人民元高の抑制に動き出したという報道。14年ぶりに銀行の預金準備率を引き上げた、も、金利誘導ではないと見ているマーケット。米金利差で、年後半は元高は自然に収まると見る向き多数。コモディティ介入での熱延コイル急落etc. 色々横暴な中国当局。

…食肉世界最大手のJBS米が、サイバー攻撃の被害を受けたというニュース。北米・ブラジル・加・豪etc. 工場再開の見通しは立っておらず。ロシアのランサムウェアとの見方。この前のパイプラインインフラ攻撃から、今度は食料インフラへの攻撃(何かの思惑がありそうな…)。

…EU圏の経済格差が広がっている今。(ルクセンブルク:4%、独:2.4%、ギリシャ:-1.1%、ポーランド:0.5%)

…昨日の日本国債(10年債5月物)が、21年ぶりの”取引成立せず”。金利が動かなさ過ぎての、海外資金の逃亡。

「農林中金が日本の地銀資金10兆円を運用する」「スイスUBSが取引資格を返上したため」「補正予算の話合いが秋に流れた」という情報での損切りか。

 

 

 

 

 


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