照明散歩

照明デザインのワークログ

プロジェクト 2006

2005-07-27 22:34:37 | “あかり”の四方山話
照明屋のあいだでは色温度って話をよくする。
色に温度?
わかりにくい話かもしれないが

たとえばロウソクの炎
真ん中部分が青くて外側にいくにしたがってオレンジ色
温度を測ると青い部分が高温で外にいくにしたがいだんだん温度が下がる。

同じ白色のランプでも
青みがかった白は色温度高く
オレンジがかった白は色温度が低いなどという。

商業施設ではこの色温度って非常に大切で
照射する製品の照明で
購買意欲をそそったり、失わせたり。

食材に青みがかった白を照射するとどうも食欲をそそらない。
ウエディングドレスに赤みがかった白を照射すると
なんだか使い古しみたいな感じがする。

一般の人は
商品は見るが照明の光源なんか誰も見ないから
すべて商品の評価につながってしまう。

色温度をコントロールするスポットが
現実味を帯びてきた。

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