照明散歩

照明デザインのワークログ

GRIVEN GOBO STORM PLUS

2006-09-26 21:24:30 | “あかり”は引渡された
川崎にクラブチッタができた頃、私は舞台照明のスタッフとして日本中を駆けずり回っていた。とある声優さんのライブの灯りをプランすることになり、はじめて川崎のクラブチッタを使わせてもらった。メジャーのアーティストがあまり川崎でライブやコンサートをやることがほとんどなく、私はその時はじめて川崎で仕事をすることになった。 川崎という街はクラブチッタができる前は、大井、平和島、川崎と公営レースの盛んなエリア . . . 本文を読む

ベーカリーショップのカラーリズム

2006-09-24 17:03:37 | カラーライトセラピー
横浜のホテル内にあるベーカリーショップのレジカウンターに、リズミカルなカラーランプシェードの灯りが灯っていた。白と焦げ茶のコントラストがはっきりした内装、シンメトリーに配置されているガラスショーケースのセンターに、5色のカラーライトが楽しげに下がっている。こんななんでもないカラーシェイドが、パンを買うという行為をアミューズメント化してくれる。 昔、エゴンシーレの生涯みたいな映画を観て、パリの食材 . . . 本文を読む

夕焼け・・・

2006-09-19 21:18:51 | “あかり”の四方山話
短波長のブルーと長波長のオレンジが、時間差をともなって眼の中に飛び込んでくる。錐体視細胞のひとつが真っ先にブルーに反応し、オレンジに微妙に反応した3種の細胞が思考と演算を繰り返しやっとオレンジと認識した間に、ゆく夏を惜しむ心が湧き上がってきたりする。 夕焼け空が眼に飛び込んできた時、一瞬にしてこんな手順で脳が働いたりしているのだろうか?夕焼けってほんとに綺麗なのだが、この綺麗と感じる心を自分なり . . . 本文を読む

住宅のイルミネーション

2006-09-13 22:56:10 | “あかり”は引渡された
『癒される灯りを・・・』といわれ、この5~6年キーワードになっている“癒し”。云われる度にいつも“癒し”ってなんだろ?って考える。 昔は“癒し”ってなかったのかなぁ~と思うとそんなことはない。乱暴な言い方だが私の“癒し”は【感動】すること。ヒトって感動している時って疲れていない。極端な話、泣いているときも、笑っている時も、怒っている時も、その時は疲れているなんて誰も思っていない。 ヒトの話を心 . . . 本文を読む

この頃のはなし・・・

2006-09-13 22:26:30 | カラーライトセラピー
久しぶりのアップになってしまった。家に帰ることがめっぽう少なくなって、たまに帰ればバッタリと倒れこむように寝てしまう。この間の日曜日にはそれでもなんとか日曜日の習慣にしているジョギングを。一週間のリズムをそれでなんとか創っている。 ジョギングの時にこの頃サングラスなんぞして走っている。知り合いのお店に並んでいたのを安く買い叩いて買ってしまったサングラス。MP3メモリー256M内蔵イヤホン付きサン . . . 本文を読む