香港の“ライトフェアー”に行く。
照明の展示会は世界中でたくさん開催されるが
香港のライトフェアーは比較的大きい。
展示会というのは私たち外国人からすると便利なもので
取引先が多数出展するので打ち合わせもいっきょにかたが付く。
海外に出張すると多くても4件訪問するのが精一杯。
展示会で取引先が集まってくれていると
1日に7社~8社と打ち合わせができる。
おまけに新規開拓もできてしまう。
朝か . . . 本文を読む
香港に行く度にマカオに足を延ばす。
6時ごろに仕事を切り上げ
船に乗って1時間ほどでポルトガル領マカオへ
週末夜の8時からはじまるドッグレースを観にいく。
このドッグレースはほとんどが6頭立て。
単勝 連勝複式 など、競馬とほぼ同じように賭けることができる。
このレース
ダミーのウサギを犬がものすごい速さで追いかける。
駆け引きもなくただ犬が突っ走るのでとても新鮮に感じる。
11時にレース . . . 本文を読む
コンテンツの作りこみも仕上げ段階
これだけのプロジェクトになると
コンテンツの意思決定のイニシアチブが取れずに
なかなか調整が取れない。
舞台照明の場合は
おのおの仕事量が多いせいだろうか
殆ど信頼関係の中で綜合芸術として灯り屋としての立場が確立され
無言で自分の仕事のみに集中できる。
建築の場合は人の調整に時間がかかる。
自分の灯りを口で解説しなければならない。
灯りを口で解説するって言うの . . . 本文を読む
・・・とにかく走る。
この時期は2~3m先のコピー機にまで走ってしまう。
考えてる時間も検討する時間もない。
そして、毎日が博打打ち
納期遅れは命取り
見込みの段階でドンドン手配をかける。
「オーダーがなかったらどうするんですか?」
「大丈夫!」
「大丈夫じゃなくて!オーダーがなかったらどうするんですか!」
「考えがある」
「どんな考えですか!?」
「・・・それは秘密!」
毎日経理とこんな . . . 本文を読む
はじめてプールの灯りを創った。
個人宅のプールなので
スポーツのためというより
リラクゼーションとか
モチベーションを高揚させるとか
そんな心理的なコントロールの為に使う。
ここは正面のレリーフを中心に色を自在にコントロールできる。
水中にもLEDが仕込まれ色をかえることができる。
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企画に詰まると
過去を想い起こさせるようなコンセプトにしてしまう。
未来と過去
人は、未来は想像し難いけど、過去はイメージできる。
自分の未来に、過去を回想する姿をイメージする。
そういえば
文具メーカーと写真メーカーで力を入れてる
色紙みたいなのに写真を貼って飾るのが女性の間で静かなブームとか
幸せな過去はわりあいと忘れやすい、
対して不幸な過去はしつこいぐらい残ってしまう。
バランス . . . 本文を読む
今回の照明計画はスケール感で圧倒することができてしまう。
プロジェクトにたずさわるほとんどの人が既に満足しているが、
実はここからが腕の見せ所。
“驚き”の演出は比較的わりあいと簡単にできるが、大切なのは驚かせた後。
その灯りを観て人にどのような行動を促すか
早稲田の人気講義にデザイン心理学というのがあるらしい
平面デザイン、3次元デザイン、そして時間軸のデザイン
舞台照明の分野を建築に引っ . . . 本文を読む
この頃あちらこちらで灯りを語っている。
各地で50人~100人程度が集まり
特に照明演出について話すのだが
何度やっても上手に話せない。
大勢のみなさんを対象にお話しすると
相手の情報が少ないだけに話の焦点がボケてくる。
一期一会
一度お逢いした皆さんの貴重な時間
なにかしら感動して帰っていただきたい。 . . . 本文を読む
5月に現地を見たときは更地
9月末には建築自体はほぼ完成。
いつもこの時ばかりはゼネコンを尊敬する。
強化ガラスの内側には
カナダから大量に空輸したLED照明器具をしこたま仕込み
一灯一灯点灯テストを実施する。
広告サインとしては日本では最大規模になるはず。
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中学生の時に女子高の文化祭に遊びに行った。
今思えば、なんてませたガキだったのか。
その時に女子高の演劇部の公演を観たのだが
その時のことをこの頃何故か思い出す。
“走れメロス”って云うタイトルだったか?
あの太宰治の小説をモチーフにしたものだったと思う。
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