今日
東京の足立区西新井の大師前にオープンした。
環状7号線沿いなので多くの人の目を引くと自負している。
これは照明か?っていうとどちらかというとサインで
サインは主張しなければいけないわけで
サインが秘めたる主張をしてちゃその役割をはたさない。
照明のデザインとかプログラムにも
上品とか下品とかの評価の仕方がある。
環7を時速60kmで通過する車に
いかにして目を留めてもらって訴求していくか . . . 本文を読む
コンテンツの作りこみも仕上げ段階
これだけのプロジェクトになると
コンテンツの意思決定のイニシアチブが取れずに
なかなか調整が取れない。
舞台照明の場合は
おのおの仕事量が多いせいだろうか
殆ど信頼関係の中で綜合芸術として灯り屋としての立場が確立され
無言で自分の仕事のみに集中できる。
建築の場合は人の調整に時間がかかる。
自分の灯りを口で解説しなければならない。
灯りを口で解説するって言うの . . . 本文を読む
今回の照明計画はスケール感で圧倒することができてしまう。
プロジェクトにたずさわるほとんどの人が既に満足しているが、
実はここからが腕の見せ所。
“驚き”の演出は比較的わりあいと簡単にできるが、大切なのは驚かせた後。
その灯りを観て人にどのような行動を促すか
早稲田の人気講義にデザイン心理学というのがあるらしい
平面デザイン、3次元デザイン、そして時間軸のデザイン
舞台照明の分野を建築に引っ . . . 本文を読む
5月に現地を見たときは更地
9月末には建築自体はほぼ完成。
いつもこの時ばかりはゼネコンを尊敬する。
強化ガラスの内側には
カナダから大量に空輸したLED照明器具をしこたま仕込み
一灯一灯点灯テストを実施する。
広告サインとしては日本では最大規模になるはず。
. . . 本文を読む
外照用のLEDの製作に立ち会い生産工程を確認した。
普段は契約が終結した後
こんな確認はしないのだが
納期が短く、さらに外照用ということで
工場を1日見学させてもらい
メーカーの経営陣とミーティングの機会を持った。
特に防滴の加工工程を中心に見学する。
各工程ごとに工程管理がしっかりとされていた。
日本のメーカーでは割合と当然なのだが
LED照明器具の場合は新参企業も多く
それって何?って感じ . . . 本文を読む
高額な照明システムを構築するさいには
照明器具の照射実験をする。
外観照明を計画する時には
照射する素材などによって表情が変わる。
また周辺の環境光の影響を受けるので
周囲の中で導入する照明器具の照度などをテストする。
プランした本人はおおむね予想の範囲内の結果だが
プロジェクトが大きくなるほど携わる人も多くなり
ペーパーやプレ映像では説得しきれなくなってくる。
私が“先生”と呼ばれるほどの . . . 本文を読む