照明散歩

照明デザインのワークログ

あたらしい現場(大阪)

2010-12-13 23:37:20 | “あかり”の四方山話
料理人さんがめったに手に入らない特別な食材を目の前に
どう料理するかを考えるだけでも興奮する。

彫刻家が切り刻む素材の石を前にじっと座りこんで、
最初のノミをひと打ちしたやいなや猛烈に彫りはじめる。

ものを創る人間て言うのはおおかたそんなものかもしれない。


私もあたらしい現場に立つとワクワクする。
この現場にどんな命を入れていくかを考えるだけで眠れなくなる。

それは小さいとか大きいとかそういうことではなく
オーナーやインテリアデザイナーや内装、設備の方たちと顔合わせして
なんとなくいいものが出来そうな予感っていうのか・・・

それが感じられるとスケルトンのグレーの現場が虹のように輝きだす。



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