今年度の家計簿も12月分(12/15〜1/14)をつけたら終わりです。
それと、
2019年から付け始めた五年日記も
今年でちょうど終わりです。
読み返すと、
5年前はつらいことが多かったのがわかります。それでも今こうやって、ささやかでも自分の望む暮らしができていることが、とても幸せでありがたいとしみじみ思います。
両方とも同じものを新調しましたが、
これからの五年
世の中がどんな風になっていくのか、
家族や猫たちは元気か、
先のことはわかりませんが、それでも一日一日を書きとめていきましょう。
(婦人の友の会員ではありませんが)
羽仁もと子氏の家計簿を愛用しています。
末ページの方に書いてある
「買わないとおきめなさい。
…数ある欲望の中から選択しようとすれば、あれもこれもよしたくない。その時にすべてをあきらめてごらんなさい。するとかえって安心に愉快な新年をむかえることができるのです。さて本気であきらめてしまってから、どうしてもこうしても必要になって買ったものは、必ず有用なものです。…」羽仁もと子著作集より
この言葉に出会ってから、漠然とした不安から解放されました。
お金の使い方も人との付き合い方も、共通してると思ったからです。
身の丈にあった暮らし
自分のことを気にかけてくれる人を大切にする。
それだけでじゅうぶん。
本の紹介が遅くなってしまいましたね。
家事か地獄か 稲垣えみ子
著者は、朝日新聞社勤務などを経て50才で退社。冷蔵庫なしガス契約なしのフリーランス生活を送っていらっしゃる方です。
(写真は本より)
時々テレビでも拝見しますよね。
この本は(一言でいうと)自分で自分の世話ができる程度のラク家事のノウハウが載っている本です。
読み進めると、その生活を真似できるできないの視点ではなく、先ほどの羽仁もと子氏の言葉とも共通する家事に対する姿勢がうかがえます。
欲望のまま購入したもの、あって当たり前と思っていたもの、一汁三菜、そのどれもが
家事を家計を、複雑で大変なものにしているのではないか。
家事を完璧にこなしていたお母様が、認知症になった時の体験談もあります。
自分の理想とする暮らし
身の丈にあった暮らしは、人それぞれ違い、生きていく過程で変化していくものですね。
主婦(夫)ってやっぱりすごいのよ!
胸を張ってそう思える本です。