老神温泉街は、
ホテルやお店の廃業が目立ち、さびれた雰囲気が否めませんが
パブや髪結処の看板に、昭和ノスタルジーを感じます。
そして今回
今までの格安宿の概念(お値段が安い分多少目をつむる所が一つや二つある)が全くない、おもてなし最高クラスの宿にめぐり逢えました。
亀鶴(キカク)旅館さん
一泊二食付11850円+入湯税
外観はかなり築年数が経っていそうですが
一歩なかに入るとお香のかおりと素敵なロビー
感じのいいご夫婦で営んでいる小さな宿です
お部屋は清潔そのもの
掛布団の下(肌に触れる面)にもう一枚カバーが挟んである嬉しい心づかい
お風呂用手提げかごには、柄付き浴衣にアメニティ(男性にも)
リモコン類も消毒済み![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/43/df8ccee99ba15eada252383147b683c9.jpg?1713689045)
亀と鶴の焼印がイイネ
古い宿にありがちな、天井や壁のシミなどありません。
トイレ洗面は共有ですが、キレイな最新式のトイレ![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/ae/948fc5a9e395e71c5b197b71f1dce163.jpg?1713689044)
コーヒーやお茶類は、いつでも自由にいただけ![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/c8/d9e4525658c910e0f1632a9247a56215.jpg?1713689045)
多機能マッサージチェアも無料![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/45/4456229b7d34bdc170ef3fbe94c81ca5.jpg?1713689045)
気になる温泉は(男女別ではなく)
赤のれんは湯温43度 青のれん41度と別れていて、
両方とも24時間一人で何度でも貸し切り
(先客がいても、上がる時間をボードに貼るシステムのため便利)
41度の浴場湯の花浮かぶ 寝湯のスペースあり
亀と鶴のタイルがいい味出してます![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/0e/90b0225e6876f3b44389e24f638e5497.jpg?1713689104)
43度
両方とも源泉掛け流し(加水加温消毒なし)
アルカリ性単純硫黄泉 味くせなし
足拭きマットは、その都度取り替えられ
細やかなおもてなしが伝わります。
夕食
少量多種 盛り付けのセンスよく
お品書きまで用意されています。
春の山菜づくし(ふきのとう、コゴメ、うるい、ウド、尾瀬びる、セリ、山椒etc)
ふきのとうとタラの芽の天ぷら![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/93/b8346471b44ecafe3903108d15b4521c.jpg?1713689253)
イワナの塩焼き
かぶのブラマンジェを付けて途中味を変えてどうぞと
上州もち豚スペアリブ
(こちらも途中ブラマンジェを付けて)
ヤマメ飯![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/1e/3bf07b54ef7ee752e696590287ca9a90.jpg?1713689253)
苺の品種は、おぜあかりん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/59/09dbe2d840c05f54dc1942d23d91114d.jpg?1713758443)
お腹も心も大満足
朝食も品数豊富です!
コシアブラの炊き込みご飯でしたが、
おひつに白飯がたくさん入っていて、余ったらおにぎりを作って持ち帰りどうぞと(ラップと梅干しの用意まであり)
極めつけは、 珈琲豆をミルで引く
引いてる時間含めて贅沢なひとときに満たされます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/38/0c38910420d6b5b2a9741340f4cae557.jpg?1713689252)
徒歩10分ほどのところで、毎日朝市をやっているようで
りんご🍎ジャム、餅、山菜、豆etc
生産者さんと話しながら買うのも、旅ならではの楽しみですね
道の駅より安くて、おまけも嬉しい
地元の祭り
大蛇祭りの大蛇神輿を見て行ってくださいと、
怖いほど太くて すごい長さにビックリ!
とてもご利益あるそうです。
今回の宿は
若い人ならコスパ最高と言うのでしょうか
心から再訪したいと思いました。