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GREEN Library

2019年は書店員としてのお仕事のめくるめく素晴らしい日々を。時々エレカシ・ミッシェル・Suchmosなど

39度1分

2009-02-14 | 小説・映画など

最近 全然、写真を撮ってないなぁ

でも、玄関にはいつも花があります 

今は濃いももいろの金魚草・ペパーミントグラス・ももいろのスイートピーが鮮やかに咲いています

そうそう 大学の立派な桜の木々が 春に向かって動き出しています 活発に!

つぼみがどんどんふくらんでます

 

 

今、熱が39度1分あるのです

昨日からのどが焼けつくような痛みと悪寒で 「こ~れ~は~ま~ず~い~(がたがたぶるぶる)←寒くて」 とふらふらしつつ、でも仕事の合間に 何とか市販の風邪薬を買いに走り、のりきったのでした

 

帰りの電車では、体が凍るように寒くて寒くてたまらなかったのですが 駅について歩いてたら 半袖の人を数人見かけたのです

 

昨日は あたたかかったのでしょうか・・・私は氷点下でしたが

春一番が吹いたのですねぇ

熱があるので 何書いていいやら わからなくなってきた ふぅ

 

あ、そうだ!一昨日私は最高に素晴らしい・勇気をあたえてくれる・ひとこまひとこますべてに笑いがちりばめられている  そんな漫画に出会ったんだ

佐々木倫子さまの「チャンネルはそのまま!」

  

小学館/コミックス/ビッグコミックススペシャル

 

  いや、こいつは「バカ枠」でしょう。

  「バカ枠」にしたって、あれはないだろう!

  いやいやあれこそ 「バカ枠」の真骨頂でしょう。

 

のっけから、この会話で笑いがとまらず・・

 

雪丸花子 ありがとう!勇気と希望を(^-^)

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おでんくんのおもち

2008-11-14 | 小説・映画など

    

                     

                                       

週明けからバタバタとしておりまして、あたふた あわわあわわ、と日が過ぎてました

それが今日ちょっと落ち着いたので ひさしぶりにつらつらと書いている次第です

 

満月がきれいですね 今はちょうど空の真上にぽっかりと

 

今朝の5時過ぎも 沈んでゆく月(満月の1歩手前のまるい月)を西の空に眺めていました   そうだ!今朝、また絵で紹介しようと思っていたのに、忘れてた~^^

 

ここ数日は曇天つづきで 空をながめることもなかったのでうれしい眺め

この時期の曇り空といえば・・・  ここ数日、秋田の空を思い出していました 

 

(冬の時期、毎日のように深夜 日本海方向に雷鳴がとどろくのです 音だけじゃなくて、日本海めがけて稲妻がびりびりびりっと   ちょっとこれは・・かなりのものでした こわくてぞくぞくするのに 怖いもの見たさでつい眺めてしまう  あ、これは真冬に入ってからのものだったっけ・・・)

 

昼間もどんより曇り空

雪が降り始めると 一気に美しい景色なんだけどそれまでは どうにも気持がふさいでしまう空模様

それも 今となっては とても懐かしい

 

と、まぁ この数日はこちらも曇天つづき、私のまわりもあたふたあわただしくて しゃきっとしない日々でした

が、今日は朝から 青空で まっしろなお砂糖をふりかけたような富士山もそれはそれはくっきりときれいでした

うちのマンションのお隣のお隣の住人のおばあちゃんが 遠く離れたところから にこにこと私に微笑みかけてくれていて、「富士山が今日はほんとう~~にきれいですねぇ~~!!」と ふたりで同時に声を掛け合っていました(笑)。

 

そして、今朝はまたひさびさの小学3年生での読み聞かせの日

子どもたちからパワーをもらえる 私にとっては貴重な時間なのです  私の生活のなかで仕切り直しがきちっとできたりします

 

半日村 (ビッグ・えほん) 斎藤 隆介 滝平 二郎
 
今日はこの1冊を じっくりと時間をかけて読みました
 
 
小学3年生の後半に「モチモチの木」を国語で習うことになっているので 絵をちらと見た瞬間「モチモチだ!」と 声があがりました
 
「いえいえこれはモチモチではありません。 でも、作・絵ともに「モチモチの木」と同じ人です」と 少々の説明をして 「半日村」をゆっくりと読み始めました
 
 
真剣に聴いてくれている空気が びしっびしっと・・・
 
 
この物語は ゆるりとした空気もありつつ、壮大で美しい物語
 
私もとてもよい15分の読み聞かせの時間を過ごすことができて よかった 充実感たっぷりで朝9時過ぎ学校をあとにしました ほっ
 
 
 
 
そうそう「おでんくんのおもち」です(今日のタイトルは)
 
 
さっき、もっちとベランダに立って 満月を見上げていました
 
「うさぎ、餅ついてるねぇ♪」(わたし)
 
「そうそう、あのうさぎが おでんくんのところをこっそり訪ねて、そぅっとおでんくんのあたまのなかに おもちをどんどん入れていくんだよね」と・・・(もっち)
 
そういえば、そんなストーリーがあった~
 
月でおもちをぺったんぺったんついて、うさぎさんが2ひき うんしょこらしょっ、と おでんくんのところにやってきて おでんくんの巾着のなかに (おでんくんがすやすや眠っているあいだに ぱかっとおでんくんの頭のぶぶんをあけて!)  自分たちがついたおもちを せっせせっせと入れ、 また そぅっと 月にもどってゆく・・・

第95話 おやすみお月さまの巻[2007年9月14日放送]

     95.gif

 
 
 
かわいくて面白くて さっきベランダで大笑いしてしまいました(近所迷惑だ・・)
 
 
そんな 月のきれいな夜でした
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司馬遼太郎さんの竹富島の旅

2008-11-13 | 小説・映画など

       

            

種類のちがう2つのピンクのカーネーション なかよしさんな感じ伝わりますか・・

 

街道をゆく 6 沖縄・先島への道 (朝日文庫 )司馬 遼太郎

 

司馬遼太郎さんの「街道をゆく 沖縄・先島への道」を読み進めております

そのことを書こうとはしているのです

が、今から出かけなくてはならなくなり・・・ またのちほど~ ほんとうに!

 

と、云うわけで・・・(4日ぶりです~)

 

そう司馬さんの竹富島の旅なのです

いつかの記事でも書きましたが 同時に数冊読んでいるってことで こちらも途中の章 「石垣・竹富島」の章からいきなり読み始めたというわけです

 

岡部伊都子さんの名前が登場し、以前(2年ほど前かな) NHK教育テレビETV特集にて 岡部さんの沖縄に対する 思いを知り ずんっと胸にこたえ、しばらく考え込んでしまったことも思い出し、私のなかの「沖縄」についての新たな窓が開きました

歴史の教科書で学んできた沖縄と ここ2度ほど家族旅行で訪ねた沖縄と はるかに隔たりがあって なんとも表現しようのない気持ちがありました

これから少しずつでも、もっと沖縄のことを知っていきたいと思うのでした

 

印象にのこった文章を・・・

 

最後に、波照間島へどう行けばよいか、つまり船はどこから出て、週に何便あるのか、といった意味のことをきいてみた。

すると、彼女は急に眠ったような埴輪(はにわ)みたいな表情に化(な)って、「それはね」と勿体(もったい)をつけ、

「ハテルマ、ハテルマと言うてゆくのよう」

と、いった。

何度繰り返し質ねても、その呪文のようなことをいうのみで、質問者としてはらちが明かなかったが、しかし一面、古代の中にいるようで、神韻縹渺(しんいんひょうびょう)とした世に漂うような気分になった。

ハテルマ、ハテルマととなえているうちに言霊(ことだま)の力でハテルマへゆけるというのであろうか。

 

 (「街道をゆく 6 沖縄・先島への道 」 司馬 遼太郎 著 より引用)

 

この1節で 「石垣・竹富島」の章がおわるのです  この章をよみおえたとき ほぅっとためいきをついてしまいました 

 

そして、次の章は「与那国島(よなぐにじま)」なのです  ゆっくり読んでいきたいような心持でございます・・・

 

 

豚もも切り落とし肉(お安い!)を丸めて片栗粉をまぶしたものをささっと炒めて 調味料にからめて できあがり

豚ももブロック肉を揚げる・・という手間をはぶいて 簡単で短時間でできるお料理♪


しょうがとさつまいものまぜご飯 しょうがの風味が効いていい味です

みるまゆさんのおだんごカフェっていう とてもすてきなブログを参考に・・

ちなみにみるまゆさんはレシピ本も出版されていて、今度書店で購入するう予定です♪

 

 おだんごカフェの“らくベジ”料理ノート
  ブログで大人気!美味しい野菜のおかずとかんたんスイーツ
  かんたん&らく~に作れる野菜料理205レシピ!

  発行/主婦の友社
  定価/980円

 

 

切干大根の煮物

具材を少々の油で 炒め合わせるっていう過程が 料理をするなかで一番すきなときなのです

鶏ムネ肉・蓮根・にんじん・油揚げ を炒め合わせておるところでございます

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達成感のあった日のこと

2008-10-30 | 小説・映画など

押尾コータローさんのDVDまだ・・届かないなぁ  

でも、MBS(大阪の放送局)のラジオ番組での押尾さんのおしゃべりとギターの演奏を聴くことができるんですねぇ  ストリーミング放送って なんてすばらしい! MBSといえば 中学のころ「ヤングタウン」を毎日聴いていたな。 なつかしいな(^-^) さんまさん 原田伸郎さん チャゲアス 谷村さんとばんばん ・・・ 関西ってほんと いい味だったよなぁ

http://www.mbs1179.com/oshio/

  

 

PTA広報紙の仮の完成版 校正依頼を校長・PTA会長ほか、数人の先生方に出すところまで終了~ ふぅ

 

昨日29日(木) 劇的な展開をむかえた午前10時過ぎでした

メンバー6人勢ぞろい それぞれが担当したページを持ち寄り、仮の完成版を校正に出すということで 本来なら1時間もかからない作業だったのです

 

持ち寄った記事のなかで 運動会担当さんの記事だけがすべて手作業の切り貼り。で、運動会の記事にしては どうも・・・ 質素なテイスト

そこで みな「う~む・・・」  地蔵のようになって、かんがえこむこと数分

 

委員長さんの 「どうする?今、ここでPCで作り直す? できるとは思うけど、切り貼りした努力のことを思うと申し訳ないよね! でも、他との感じが違いすぎて、どうだろうね。 ちょっとがんばってみようか!」

 

結局、集合した午前10時から30分過ぎたころには、学校のPCにて紙面を作り直しておりました

画像などのデータはすべてUSBに取り込んでくれていたので 作業自体はさくさくと楽しい!  ワードで自由自在に画像を貼り付け、コメントを入れ・・・  仕事などの理由でとちゅうで抜けた人をのぞいた 3人での作業   

学生時代の部活のノリで なんだか楽しくてたまりませんでした

 

仮・完成版を10数部 準備して、校正以来の手紙をつけて 担当の先生にお渡ししたのが夕方6時半でした

今夕方6時半って 星がきらきらまたたいている完璧に夜

 

高校とか中学のころ、部活や文化祭の準備などで 帰りが遅くなり 「わ~、もう夜だよ!でも、がんばって いいものができてよかったよねっっ!!!」的な空気が 最後まで作業した私を含め3人のまわりに たちこめていました

 

朝10時から夕方6時まで(8時間いたんだ・・) 学校にかんづめ状態で もくもくと(楽しくおしゃべりしながらかな^^) つくりあげた広報紙を手に 晴れやかな達成感

こんなすがすがしい「達成感」なんて 何年ぶりだろう  こんな気持ちが味わえるのは幸せこのうえないことだ しみじみ

 

 

え~っと・・明日は履歴書を送付するのではなく 履歴書を持参して、目的の場所に出向くことになっており、そろそろ明日にそなえて眠らなくてはならないのですが 「パコと魔法の絵本」について 書きたかったこと ひとこと・・・

 

「なぁ先生。  

ほっぺに触るだけでいいんだよ。

私はただ、この子の心にいたいんだよ!」

(「パコと魔法の絵本」  関口尚 著 幻冬舎文庫 )

 

大貫のパコへの気持ちがあふれる言葉です

 

だれかの心のなかにいたい どんな形でもいいから ある人の心の中にじぶんのことが存在していてほしい

でも、できるなら 私がその人のことを想っているのと同じくらいの愛情をもって 私もそのひとの心に存在できたら どんなにしあわせだろう

私はときどき ふと そんなことを思い、せつなくなったりして

夢見るゆめこさんなのでした(^-^)

パコと魔法の絵本  幻冬舎文庫  関口 尚

 

「パコと魔法の絵本」 温かい笑いとくすっとくるおかしみと 愛情こもった物語でした

室町とタマ子のエピソードが とてもすてきだったなぁ 妻夫木くんと土屋アンナが映画で演じているとなると 観ない訳にはいきません~ 

パコと魔法の絵本

http://www.paco-magic.com/index.html

 

 

 そんな今日のばんごはんのひとしな

残り野菜のあんかけちぢれ麺

 

あん(白菜とねぎをどっさり・にんじん・にんにく・豚肉・トッピングに小松菜・きゅうり)

 

あんは 鶏ガラスープの素・塩コショウ・おしょうゆたらっと数滴 のシンプルな味付けですが 

もっちったら 世界で一番おいしいと言いながら食べてくれました (あんたはほんとに いい人だよぉ たぶんね他のお母さんはもっとおいしいもの作ってるはずなんだけどね^^)

 

  

29日ばんごはん 夜7時に学校から帰宅しての晩ごはんだったので すばやくできるもの! 焼きうどんだ これは「なんちゃってお好み焼き」ではなく れっきとした(?)焼うどんです^^

 

つねに食卓にある トッピング(さまざまな料理にのせちゃう)用の小松菜の炒めたものです

今日のお昼 炒めながら「美しい緑色だな・・・」とふと思い、つい撮影

 

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こころの座標軸と冬ごもり

2008-10-09 | 小説・映画など

 今日はピンクのカーネーションを買いました  シーサーと花

白とあわいピンクではなくて、あわいピンクとこいピンクだった・・  サクマのいちごみるくを思い出し、甘い味がしそうなカーネーションです

   

「冬ごもり」って あたたかそうでかわいい言葉だな、と思いつつ読んだ ある会社の新聞の広告

なんてセンスのいい宣伝なんだろう  私の中の 「かわいいもの」と「くすっ♪とくる」 このふたつのつぼにはまりました

 

冬ごもりには、せっせと木の実。

将来のためには、純金積立。  

(ここで ぐっときました  「冬ごもりにはせっせと木の実」 ・・ すてきだ)

 

~(中略)~

明日のことではなくて10年20年先のことを考えて、なにか頼れるものを。  そう、純金積立を始めましょう。  無理のない予算で、ゆっくりじっくりやっていく。  スポットで買い足したい時には、電話でオーケイ。

これが三菱マテリアルの純金積立、マイゴールド・プラン。

ところでぼくの木の実は どのくらい貯まったかな。

 

(10月7日日経新聞 夕刊掲載の広告より)

http://www.mmc.co.jp/gold/products/mgp/index.html

末文の 「ところで ぼくの木の実はどのくらい貯まったかな。」なんてところが たまりません  センスいいなぁ

 

 

 

引用つづきですが・・

昨日にひきつづき、茂木さんの本の一節です

 

人間は、生きていく上で様々な事態に出遭う。時には困難と向き合わなければならない。銀のスプーンをくわえて生まれてきたとしても、どんなに風光明媚な場所で暮らしていたとしても、難事の連続であるという人生の本質や、この世で生きることの辛苦から逃れることはできないのだ。

だが、絶対的な座標軸 ~ たとえば「喜びや美の基準」といったものさし ~ が自分の中にあれば、日々の難事や苦しみは、ずいぶんとやわらぐものである。

 

これは、あくまでも自分のものさしだ、という点に強みがある。

世評や人気といったような、他人を介在するものさしではない。 浮世の表面的なこととは関係がない。 自己の体験から生まれた独自の軸なので、揺らぐことなく自分を内側から支えてくれる。

(中略)

この世はままならぬことばかりである。  自分の理想とはほど遠い現状に憤慨や焦燥、諦念を覚えることも少なくはない。

だが、座標軸があれば、周りがどう思おうと関係ない、という潔い強さを持てる。

「周りがどうあろうと、自分の中から光を発し続けていればいいのだ」 という域に達することができるのだ。

その光源たり得るものとして、音楽はある。

(中略)

 

だからこそ、本当の感動を知っている人は、強い。

生きていく上で、迷わない。揺るがない。折れない。くじけない。

音楽は、そんな座標軸になり得る。 音楽の最上のものを知っているということは、他のなにものにも代えがたい強い基盤を自分に与えてくれるのだ。 

 

すべては音楽から生まれる (PHP新書 497) 茂木 健一郎 より

 

私にも しっかりとした座標軸がすこしずつ 備わってきているかもしれない・・ 

が、しかし! 私はまだ しょっちゅう「迷い、揺るぎ、折れてしまい、くじけてしまう」 ので、できつつある座標軸はまだ 確固たるものではないみたいです

 

私のこころのなかには たくさんの窓があるように思います

ちょっと 自分の今の現実につかれてしまったとき 一瞬 ふっと思い浮かべる窓

たくさんある中のひとつの窓をあけると 「あ、この世界のことを忘れてた。 わたしのすきなものがつまっている場所だ」  そんな気持ちになることができる

こういう窓が いくつかあって・・・ くじけたときに たしかに自分を支えてくれる

茂木さんの言う座標軸って こんなことにもつながるかな

 

今、私のなかではマンドリンの演奏を聴くことが 最高のたのしみであり、支えでもあります

10月にはあと2つマンドリンの演奏会と もうひとつのお楽しみは 新日本フィルの演奏会  

 

この3つのおたのしみが 過ぎたら・・・

次の演奏会シーズンの春まで 冬ごもり しようかな  木の実、せっせと貯めなくては(^-^)

 

 

今日のばんごはんのひとしな オムライス

  

パパさんのはお花 もっちのはハート  それぞれ四つ葉もようのピーマンつき♪

なかみのチキンライス チキンライスといえば鶏ムネ肉! たくさん入れました  

ピーマンとにんじんは今度 もっと入れよう ケチャップの味はしあわせの味 おいしい~

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こころの中の美しいもの

2008-10-08 | 小説・映画など

 

内なるシンフォニーの響きを高める上で、生の演奏を聴くことほど大切なことはない。

習練を積んだ演奏家たちの心尽くしに、私たちの生が感銘を受け、動き出す。

会場を出る聴衆の上気した表情には、人の心の中の最も美しいものが顕れている。

 

すべては音楽から生まれる (PHP新書 497) 茂木 健一郎 著より)

 

先日うきうきしながら買った本5冊のなかの1冊です

(「パコと魔法の絵本」の上に重松さんの「みぞれ」、パコの下にこの本があり、3冊

なやむ間もなく 手に持ってレジへ向かった

あ、その間に しっぱいの2冊が私の手に・・・(角田さん「8日目の蝉」は文庫本になったらすぐすぐ読みます)

この本、とにかく・・おもしろい  私は本をよむとき、みどり色の色鉛筆を持って読むのです。  気に入った文章に みどりの色鉛筆で色をぬるために。 最初の3ページ、すでに みどり色にそまっています

 

この一文を読んだとき、しみじみ感じたのは Sfidaさんの演奏会でしあわせだったこと 孝友会の演奏会でしあわせだったことでした

 

でも、ほかにも強く思ったことが・・

広報委員の紙面作りがいよいよ始まりました。 運動会などの取材で撮った写真を持ち寄ることになっているので うちのプリンターでA4の用紙に小さく分割し、印刷。

うつしだされてくる 運動会での子どもたちの姿・・ 今頃また子供たちの真剣さ誇りに満ちた顔 思わずこぼれる笑顔がつぎつぎと 目の前にあふれてきた

ここに 子供たちの心の中の最も美しいものがありました 

 

    

ばかみたいですが 涙がとまりません

この写真、私のたからものになりました  この日この写真を撮ることができた私はしあわせだと思います

 

今日は紙面作りで1日学校だったので、私のお弁当

  

たまご焼きのほかは昨日ののこりもので埋め尽くされている らくだ・・

このお弁当箱はもっちが幼稚園にあがる前、使っていたものです

 

 

今日のばんごはんのひとしな

さつまいもきんぴら ふたをして蒸してしまったので照りがない・・

小松菜とエリンギとあさりのスープスパゲッティ スープがすくなくて う~む・・・

 

昨日の晩ごはんのひとしな

  

きゅうりみそだれがけ(昨日たくさん作り置きしておいたみそだれ活躍)

3人前 なんちゃってお好み焼き!(小松菜ともやしと卵のみ なのに・・ もっちもパパさんも いい人だ~ 「お好み焼きだ!」とはしゃいで ばくばく食べて、「もうお腹いっぱい~」って・・・ あんたたちは なんていい人たち)

この日は また・・私が夕方うかつに眠ってしまっていて、手抜きだったのに

めくらましの「なんちゃってお好み焼き」でなんとかしのげた 素敵な日でした(へへ・・♪ありがとさんでした)

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神は天にあり、世はすべてよし

2008-09-10 | 小説・映画など

 

アンはその夜、満足することの幸福をしみじみ味わった。

風はそよ吹き、はっかの香がただよってきた。

星は窪地の樅の上でまたたき、木の間からダイアナの窓の灯が輝いていた。

アンの地平線はクイーンから帰ってきた夜を境としてせばめられた。 

しかし道がせばめられたとはいえ、アンは静かな幸福の花が、その道にずっと咲き乱れていることを知っていた。

真剣な仕事と、りっぱな抱負と、厚い友情はアンのものだった。

何ものも アンが生まれつきもっている空想と、夢の国を奪うことはできないのだった。

 

そして、道にはつねに曲り角があるのだ。

 

「神は天にあり、世はすべてよし」 

(訳注 イギリスの詩人ブラウニング(1812~1889)の言葉)

 と アンは そっとささやいた。 (完)

 
ンゴメリ、村岡 花子、 Lucy Maud Montgomery (文庫 - 1954/7)
 
 

夕方 世界名作劇場の「赤毛のアン」最終巻を もっちとふたり

静かに 涙をながしつつ 見終えました

 

たとえば、またPTA関連の仕事で ある人の ひとことで心がすさんでしまっていても

10日後にせまった運動会での仕事がたくさんあって 頭の中が整理つかずに あわわ!あわわ!ってなっていても・・・

 

このアン・シャーリーの言葉で す~~っと 心が澄んできた

 

 神は天にあり、世はすべてこともなし

 

なんとも素晴らしい 小説と、アニメのワンシーンが また些細なことで すさんでいる私の心をさっと洗い流してくれました

 

 

ところで、世界名作劇場「赤毛のアン」のオープニングテーマとエンディングテーマの作詞は

岸田衿子さんという方の詩 なのです

 

私は 岸田衿子さんという名前を 「谷川俊太郎さんの最初の奥さん」ということで記憶しており、思わず谷川さんの詩集を引っ張り出し 確認してました

 

1954年(昭和29)23歳 詩人の岸田衿子と結婚

1956年(昭和31)25歳 十月 離婚

 

ふたりの間に なにがあったんだろうと しばし考えてしまった・・・

 

岸田衿子さん作詞の アンの曲 素敵です

いつか カラオケで歌いあげてみたいです

詩もさることながら ピアノの旋律がかろやかで 素敵な曲。

昔のアニメって 平和で幸せなものだったんだな、としみじみ感じてしまう

(年をくってしまった人の感想なのでしょうか・・はは・・)

 

と、谷川さんの詩集をひっぱりだしてきたところで

夏ごろ 私が栞をはさんでいた 谷川さんの詩です

うるおいます 心が 

 

  私は私の中へ帰ってゆく

  誰もいない

  何処から来たのか?

  私の生まれは限りない

 

  私は光のように偏在したい

  だがそれは不遜なねがいなのだ

  私の愛はいつも歌のように捨てられる

  小さな風になることさえかなわずに

 

  生き続けていると

  やがて愛に気づく

  郷愁のように送り所のない愛に・・・・・・

 

  人はそれを費ってしまわねばならない

  歌にして 汗にして

  あるいはもっと違った形の愛にして

 

谷川俊太郎 「六十二のソネット」より

 この詩も おだやかな気持ちをとりもどしてくれました  おだやかになり、せつなくなり・・ 

 

そんな日のこんばんのひとしな

      

またまたジャージャー麺なのですが この麺にかかっている 肉みそは・・・

冷蔵庫ののこりもの てんこ盛りです

先週の日曜日のクイック酢豚ののこり、お肉はすべて食べつくされて、野菜と汁のみのもの (3日経ってますよ・・)に みじん切りねぎ・にんにく・小松菜をかなり加えて、あと味噌や酒・砂糖もちょい加えて 再生した ジャージャー麺の 具

でも・・・ おいしかった よかった・・ 明日、大丈夫かな おなかの具合は

 

朝のデザート 梨  このカップとプレートはセットで100円です

natural kitchen で 買ったもので ほれぼれするほど この水玉がかわいくて・・

つい撮ってしまうのでした(なんのことはない、梨と牛乳です)

あ、梨はとても甘くてジューシーです ナシ園のおじさん、ありがとう!

 

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まっさらな一日と赤毛のアン

2008-09-08 | 小説・映画など

 

今朝、起きたときの 昨夕みずびたしになった部屋のようす

あさひがさしこんで そよそよと涼しい風が吹いていた

この部屋から見えたものは からっとさわやかな空気でした

(まぁ・・部屋の下のほうをみると 昨晩からかわりなく ぐしょっとしたものがあってしゅんとしますが)

 

「マリラ 明日が まだなにひとつ 失敗をしない 新しい日だと思うと うれしくない?」

アン・シャーリーの言葉が思い浮かびました

 

(夏休み後半 世界名作劇場の「赤毛のアン」DVDを借りて 見始めたのですが・・ こんなにもあたたかく、おかしみのあるものだったんだ、と驚きでした。 合間の語りが きちんと小説の筋をたどっているのも 見ごたえがあります。   1980年の1年間放映されたもの。 私が11歳のときに見ていたものをもっちと一緒に おなかを抱えて笑ったり泣いたりしながら 見られる日がこようとは・・・)

 

昨夕から 「どうして窓をしめておかなかったんだろう・・ にわか雨(突風&豪雨でしたが) が ありますよって予報で言っていたのに」とか 「よりによって 大事な着物がずぶぬれなんて・・」とか、おもいっきりグレーな気分のまま 今朝を迎えたのですが

この朝の 秋のそよかぜに吹かれると 

まっさらな一日の始まりなんだなぁ と思えました

 

そして 今日の夕方には ちょっとしたおもいがけない幸運もあり・・小さいけど

 

そんな 今晩のひとしな

 

切り身の小さな 鮭2つ その上にしめじ・エリンギ・山芋・玉ねぎ・トマト・ピーマン・スライスチーズ をどさ~っとのせて 蒸し焼き

どうなることやらと 思ったのですが お皿になんとか盛り付けて・・ おいしく食べてくれました  鮭がもうひときれ あればよかったな    とりあえず、チーズがとろ~っと とけて 香ばしくちょっと焦げるとなんでも おいしくなりますね

蒸し鶏(ムネ肉 お酒たっぷりの湯でゆでてさいたもの) と小松菜のごまだれ&先日の味噌だれ和え

ビールにあうあう!

 

 

今日の思わぬ幸運とはこれ、またまたFRESHNESS BURGERのオーガニックアイスコーヒー

パパさんが帰宅途中に近所のスーパーから「何か買うものある?」とのことだったので 「マックの100円アイスコーヒーお願い。 コーヒーが私のがんばりの源だから」と たのんだのに

なんと 足をのばし FRESHNESS BURGERまで (アイスコーヒーのためだけに)行ってくれたのでした

おかげで 浸水した部屋のかたづけが はかどった~ 思わぬ幸運 パパさんありがとう

 

もうひとつの画像は・・・

「ドラゴンクエストのこうりゃく本 (暗黒編)~」(もっち作) だそうです。 笑って笑ってしかたない

この紫のぶったいは なんなんだ~

ゲームのことは さっぱりわからない私ですが 毎週土曜の夜

「動物の森」の 「とたけけライブ」は もっちにたのんで 必ず見せてもらっていて 幸せなひとときです

先週は「けけふなうた2001」でした♪先々週の「けけララバイ」がとてもいい曲だった

 

そうそう、「赤毛のアン」 本当に面白い 素晴らしいアニメ

もっちに「コナンよりも結界師よりも今まで見た アニメの中で一番!」と言わしめました 

http://www.bandaivisual.co.jp/kidstop/meisaku/anne/anne.html

村岡さん訳の小説も 納戸からひっぱりだしてきて 今、うちは「アンの世界」にひたっています

マリラとアンの会話 しみじみ笑ったり感動したり 

いまさらだけど・・あんなに読んだ物語なのに・・ こんなに面白かったんだ~~ ほんといまさら・・

 

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ロバのおうじと奇跡のシンフォニー

2008-08-24 | 小説・映画など

 

 

ロバのおうじ

「ロバのおうじ」

グリム童話のひとつ、絵本です

夏休みの読み聞かせ講座 1時間。

ちょっと先生きぶんで もっちの小学校でこんな講座を担当しました

5人でこの物語を朗読したり、「赤ずきんちゃん」の紙芝居を子供たちによんでもらったり

そんな楽しい1時間を過ごしました

 

この読み聞かせ講座を担当したおかげでで出会ったこの絵本

いいのです・・・とにかく優しい物語なのです

ロバのおうじが けなげで優しくまじめで前向きで・・

とにかく優しいのです 

おまけにリュートを美しく奏でるのです

 

ロバのおうじは でていきました

おうじは じぶんのへやにはいると ながいあいだ

かがみのまえに たちつくしていました

おうじは かがみのなかのロバに はなしかけました

「ぼくは おうじが しっていなきゃいけないことは

みんな まなんだよ」

「ぼくは じぶんでは おうじのつもりなんだ

でも いくら ぼくが おうじみたいにふるまったって

おかあさまや おとうさまがみるのは 

この おぞましいみみに しょぼしょぼ けのついた 

いやらしい しっぽなんだ」

おうじのめに なみだがうかびました

 

おうじは そうして、旅に出ます

このページの絵と文で 涙がぼわわぁ~っと・・

絵本で泣いたのは初めてだ

 

旅にでてからの ロバのおうじは おだやかに生きていきます

(ラストはもちろん・・優しく美しいおひめさまと幸せな 素敵なおうじになるのです

 

おうじは やまのいただきを ふきすぎるかぜ、

たにをふきわたる かぜのこえに みみをかたむけました

 

そして さまざまな かぜのうたを 

リュートで かなでることを おぼえました

つめたく ほとばしる せせらぎのしらべをきき、

いとのように ほそく ひかるしんげつが うたうのを ききました

ロバのおうじが つきのうたを リュートでひきかなでると

よぞらに かがやくほしたちは

いっせいに おどりだすのでした

 

この情景を読んだとき ふと思い出しました

映画「奇跡のシンフォニー」

奇跡のシンフォニー

ほら、聞こえる?

音楽だ

僕には聞こえる

風の中に

宙の中に

光の中に

音楽はそばにある

心を開けば聞こえてくる

心の耳を澄ませば・・・

 

そんなセリフから始まる物語。 

フレディ・ハイモアくん演じる主人公のけなげで優しい

やわらかい光につつまれているようなたたずまいが

ロバのおうじと 同じだ

音楽が きらきらと からだのまわりをはじけている感じも。

 

そんなことを 思いつつ 今日もまた「ロバのおうじ」を読んで涙するのでした

リュートをしょって旅する ろばっこのおうじ

かわいい具合が なみはずれている

      

 

  

 

  フレディ・ハイモアくん 福山雅治さんにそっくりだと思うのですが・・

  昨夏 アーサーとミニモイを観たときから 思うこと

 

 

 

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きみの友だち

2008-07-09 | 小説・映画など

 

運命の1冊にまた めぐりあえました

重松清さんの「きみの友だち」

 

こんな ひねくれて いじけて せつなくて でもがんばっている

そして 優しい

そんな複雑な心象風景を この一文で胸にせまる表現ができるんだ・・

 

重松清さんと同じ時に生きて 重松さんの小説を読むことができることに

感謝感謝だなぁ

 

私も いつもひねくれて いじけて かなしくなったりせつなくてたまらなくなって

泣いてしまったり 友達のふとした一言で 「生きてきてよかった」と、

そこまで喜んだり 

そんなことが とめどなくつづく人生を送っているので 

重松さんの小説は 効きすぎだ~

みんなもそうなんだよね きっと

 

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或る人の心の空の色

2008-06-20 | 小説・映画など

空の色が

海の色でした

遥かな隔たりに妨げられず

空の青が海の青でした

 

或る人の心の空の色がそのまま

誰かの心の海に届いている

というようなことも

ある

 

などと思いながら、私は

海を

海に届いている空を 泳ぎました

正確には - 私の海に届いている或る人の空を

(吉野弘 詩集より)

 

この詩が ふと思い出されます

 

たとえば、朝の読み聞かせの時間

小学3年生の子どもたちが しん・・と聴いてくれていて

あれ?面白くないのかな・・と どきどきしながら読み終えたとき

「もう1回読んで!!」

「すっごい!白いねこがきれいなおひめさまって、いいけど、でもその人、体が大きすぎるよ~」

「ぼくね、知ってる!ちょうちょが雨の日にはっぱのかげにじっとしてたの 見たことあるよ」

その他聞き取れないほど、口々に言葉が飛び出してくる! 一斉に

 

こんなとき、吉野弘さんのこの詩が ふと思い出される

 

 

私が発信したものを そんなに優しくうけとってくれるんだ

(小学3年生の頃の私は できなかったよ 優しくなかった)

 

私が発信したものが みんなに届いて

そして、また私に返ってきて(みんなの楽しいきもちが)

ちょっとてれくさいけど、とても嬉しいし、幸せだ

そう感じるときに 思い出される詩です

 

あと 眠れない夜 ベランダから空を見上げているときにも。

 

夜の空にうかぶ雲が 風にながれるのを見てると

海をながめている気持ちにもなれます

 

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ペイネさんのばら

2008-06-10 | 小説・映画など

 

ツバメの子どもたちがピーピー元気に育っているお花屋さんで買ったばら

今はこの2輪だけになってしまいました(^-^)  かわいいです

   

ペイネさんのばらの絵みたい・・とふと思い楽しいきぶん

 

  

     

 

 

と、そんなことはさておき

私は先週末にしようと思っていたことが山ほどあったのですが

金曜日から体調をくずしてしまい、週末は眠り続けてしまった

明日あさって中には もうぜ~~ったいに済ませなければ!

っていうことがらが いくつだ・・?5つ6つほど

 

 

もう本当に明日とあさっては さくさく活動します

ご迷惑おかけしてるみなさん 待っててください・・・

 

 

時間のあるときに ぱらりぱらりと読んでいる本

幸せ・・・ 楽しいです(^-^)

 

 

 
ティファニーで朝食を トルーマン・カポーティ 村上春樹
 
 
 
書きだすことから始めよう バーバラ・シェア、アニー・ゴットリーブ、 桜田 直美
 
 
 
 
 
 
平松洋子の台所 平松 洋子 日置 武晴
 
 
 
 
 
5年ほど前 私の書斎は図書館だ!と持っている本全てBOOK OFFへ
春樹さんの本だけは手元に置いていたと思っていたのですが どうやら全て手放していたようで・・
ぼちぼちと 再び 文庫本を買っている私  
「後悔」という言葉は好きではないけど
春樹さんの本まで手放した自分を あぁなんてばか・・とちょっと後悔
 
 
 
風の歌を聴け (講談社文庫) 村上 春樹     
 
私が学生時代(かれこれ20年ちかく昔・・読んだのと少し違っているよね・・
数ページ 書き加えられている?? 

 

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DVDあれこれ

2008-05-10 | 小説・映画など

2008年の年明けから 春にかけてレンタルしては鑑賞したDVDについて、一言述べようと思いつつ、「春の雪」を観た際、三島さんの春の雪ってこんな あま~い感じの世界だったっけ?  と「豊穣の海」4部作(「春の雪」・「奔馬」・「暁の寺」・「天人五衰」)を読み始めてしまい、その他のDVDについての感想を書くってことまで手が回らなくなって今にいたってます(笑)。

 (4月17日 何のコメントもなくDVDを並べて 中途半端な記事を載せてました 「で、何これ?」と誰かがたずねてくれるかな、と思っていたのですが とくに何の反応もなく時は過ぎ・・)

これらの作品、全部「ながら見」です

掃除をしつつ、料理をしつつ、そらまめのかわをむきつつ、 ふとんをとりこみつつ、もっちが帰ってきたので、つづきは明日~とか・・(2時間ちょっとの作品を 3日間に分けての鑑賞になったり)そんな感じの鑑賞のしかた なので あまり気合の入らない一言コメントになってしまうけど

ま、それはそれで・・楽しんで読んでくれる人もどこかにいるかもしれないし

なので、時々、一言コメントがここに書き込まれていくかもしれません。  気が向いたら・・どうぞ(^-^)

「ショコラの見た世界」 この1本のDVDにおさめられている映像の中のもの全部がすてきで (ショコラの着てる洋服とかテンコとジダンがお茶をしてるカフェの内装だとか・・とにかくすべて!)私には最高のファンタジー  DVD買おうかな(^-^)   竹内さんの美しさとかわいらしさにまいった

「春の雪」

いろいろ思うことはありますが・・・最後の美しい蝶が舞うシーンは好きです。

「雪がとけて 春がきたら

僕たちの距離は思っていたよりも もっと近いことに気がついた

あのときに 僕たちに降った雪は

今、桜の花びらにかわる

次の冬がくる前に 今度は降りそそぐ 桜の祝福を受けよう

僕たちは きっと幸福を 手にいれる」(妻夫木くんの語り) そうだといいよね・・うん・・

クローズド・ノート 「クローズド・ノート」 マンドリンが素敵な役割で登場してるのが嬉しい♪ 澄んだ空にまっしろな紙飛行機が舞う最後のシーンを何度も見てしまいます  紙飛行機をみあげる 沢尻エリカさんの清楚な佇まいがすてきだ
 
 
 「クワイエットルームにようこそ」 研ぎ澄まされた感じの内田さんがかっこよくて何語か最後のシーンを見直してました  眉毛がつながってる妻夫木くんにびっくりで笑ったな~
 
 
 「アヒルと鴨のコインロッカー」 小説を先に読んでの視聴なので どうしても・・ 小説の方がよかったな、と思ってしまうのですが 浜田くんを始めとする配役に関してはすべてぴったりとはまっていてすごいなぁ・・と。 今、もう一度観たくなってきました
 
 
「ドルフィンブルー フジ、もう一度 宙(そら)へ」 松山ケンイチくんの作品ということで ちょこっと観てみたくなり「美ら海水族館」のイルカということで「これは観なくちゃ!」と視聴。 2008夏に再び沖縄に行った際、美ら海水族館でフジに会えるかなと期待していたのですが・・・フジ、今どこへいるのかな
 
 
 「めがね」もっちとふたりで日曜日のひるさがりに視聴。 メルシー体操でふたり盛り上がり、ゆるりとした時間を小学3年生のもっちも楽しんでいました 今、もう一度観たいな、って思ってしまった 素敵な時間でした
 
 
 「かもめ食堂」片桐はいりさんがよい味を存分に出していた もたいさんはもちろんのこと。 小林聡美さんが淡々と 素朴でおいしい料理をつくっているシーンは最高に美しいと感動!小林聡美さんがとてもすてきでした
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歯を抜いた日

2008-04-25 | 小説・映画など

 

想像力は宇宙をも凌駕します

 

文章を書くということは

それだけ自分というものを掘り起こす

効果があるということです。

文章を書くというのは、

苦しみや悩み

あるいは愉しみや喜びを

書くことで痛みを和らげ、

うれしさを再確認できる行為だと 思います。

 

夢は意識的にイメージしないと

単なる「憧れ」で終わってしまいます。

文章に書くことで、そこに意識が向かい

集中でき、本当にやりたいことの細部ややるべき道筋が

見えてくるのです。

読むだけで「書く力」が劇的に伸びる本―作文指導のプロが教える大人のための文章講座 芦永 奈雄
(↑この本のいろんな箇所の文章を手帳に書きとめていたようで 脈絡なくつながってしまってます)

 

なるほど、そうだなぁ

 

その日あった くすっと笑える小さなこと

ここにつらっと書いているうちに その小さな出来事も

改めて、しあわせなことなんだと感じることができます

だから、日々、ここに文章をのこしているわけです

 

でも・・・ 今日はくすっと笑えません

 

すごくすごくすごく  痛い

歯が痛いです

いやいや 歯が痛いのではなく、歯を抜いてしまったところが

ぽっかりとしたその場所が 痛い

深い事情(幼少時代にまでさかのぼるので書けませんが)があり、

おやしらずではない、しっかりと今までものを噛んできた

奥から2番目の歯を抜いた今日  痛くてくすっと笑うことも見つからず

 

 でも

こうして痛いことをつらつら書いているうちに 

やるべき道筋が見えてきました

痛み止めを飲んで 眠ります

ついでに風邪のひきはじめで 体のふしぶしも 痛いです

とにかく眠ります   しくしく

 

こうして書いたら、痛みが少しやわらぎました

たぶん すこし

 

 

 

 

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夏目漱石 草枕

2008-04-02 | 小説・映画など

2008年4月1日 風がつよい日 雲のない空でした

in moegino park 

 

 

高校生の頃 夏目漱石ばかり読んでいた   

夏目漱石のほかは 全く読むことがなかったです (恥ずかしながら 芥川龍之介も太宰治も1冊も読んだことがなかったのでした)

 

「草枕」がとても好きだった

 

寮生活をしていた高校生の頃

学校から早く帰って来た昼過ぎに よくベッドに寝ころがって「草枕」を読んでいました

 

ある日の真っ昼間に 2段ベッドの下で草枕を読みながらうとうとしていたら

かなしばりにあいました

ベッドは廊下がわにあったので、いりぐちの扉をあけはなした部屋のベッドによこたわっている私と 

廊下で楽しそうにお喋りしている 友達との距離はほんの1メートルほど

 

かなしばりにあって 近くにいた友達に 必死に声をかけようとするのですが声も出せず、体も動かせず・・・

 

その数時間後 友達から

「気持ちよさそうに寝ていたね~」と言われている私・・・

 

 「すごく必死に助けを求めていたんだけどなぁ」

と不思議な気持ちで

「え、そんなに気持ちよさそうに寝てた? 私 寝てた??」

と聞き返している情景が ついさっきのように思い出されてしまいます

 

夏目漱石の「草枕」といえば このときの 

のどかな光景がまっさきに うかんでしまう私なのでした

 

先日 図書館で懐かしいなと思って借りてきました

「草枕」 20年前と今と 「さすが漱石!」と 思うところがちがっているかな

 

今はどこに感銘を受けるのか・・

 たのしみです(^-^)

 

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