GREEN Library

2019年は書店員としてのお仕事のめくるめく素晴らしい日々を。時々エレカシ・ミッシェル・Suchmosなど

誰そ彼は・・

2007-10-25 | 徒然なること

 

この雲を見て「あぁ、きれいだな」と感動してる私は、きっととても幸せなんだ・・と思いながら撮った11月のある日の早朝の空

  

 

 

最近、さぼりがちだったヨガ。

再び、始めました。 

じっくり自分と向き合おうと思いまして・・

 

ここのところ、いろんなことが中途半端なまま ふらふらと生きてるよね、と気づいたのです。

もっちの勉強のこと、絵本の世界を楽しむことと その楽しさを もっちや学校の子どもたちに伝えること、自分の将来の仕事につながる勉強のこと、などなど。 

じっくり腰をすえて、考えて動いていきましょう、という訳で・・

 

そのために、まず、ヨガに励んで、心と体を整えようと思います(^-^)

 

 

スタジオに通う、というわけではなく、家でひとりもくもくと、励んでいます。

昨夏、数ヶ月集中してホットヨガを始めた頃もそうだったのですが・・

なぜか・・  とにかく、眠くなるのです。

 

本当は、早朝の2時間をヨガの時間にしたいのですが、どうしても夜寝る前に、じわ~っとヨガのポーズを延々と・・

すると朝起きたとき、とてつもなく眠くて眠くて。

半分眠りながら、パパさんともっちの朝ごはんを作り、半分眠りながら、なんとか二人を送り出し、その後、ぱたっ ぐうぐう・・ と、もっちの下校時刻まで深い眠りにおちてしまう (ひどいです。寝すぎです・・)

朝もお昼も食べず、1日1食だったりするので、これはよくないとは思いつつ、でも・・眠い!

 

あと数日で、この眠気もおさまるはず。

私とヨガの関係はそんな感じで始まるのです。

早朝の2時間をヨガにあてられるようになると、ベストな生活リズム。

がんばるぞ

 

そんな感じで・・今日も、学校から帰って来たもっちが鳴らす玄関のチャイムで 目を覚まし、その後、もっちが駅前公園で友達と待ち合わせをしてるというので、バタバタと身支度をととのえて、くっついていきました。

無事、お友達と合流したのを見届けて、その足で、お気に入りのパン屋の2階の喫茶ルームへ。

 

いつものように、駅前の交差点を行きかう人たちや公園のそばのバラ園のばらの花を眺めながら、秋を感じました。

コートを着ている人、たくさんいる。  みんな秋のおしゃれをしてます

でも ふと駅前公園に目を向けると半袖の男の子たちがわんさかと、走り回っていました。 元気だねぇ

 

 珈琲をすすりつつ、窓から見渡せるバラ園のばらと、同じく見渡せる公園のけやき

  これは「マリア カラス」という名のばら

  

 

          

 

 

とても近くに大きく見える、まだちょっとオレンジがかった月を見上げながら、もっちとお友達と3人で帰路につきました。

お友達を 家まで見送っての帰り道、 「そういえば、今日はごんたくんのスイミングの日だよね。今、ちょうど陸橋を渡って、家に帰っている頃じゃないかな!」 と、全力疾走で陸橋に向かいました。

「あれ、ごんたくんだよね・・たぶん、そうだよね」と言いながら、その少年の姿はどんどん遠くに・・

陸橋を渡って、どんどん坂をくだっていく少年にむかって

 「ごんたく~~~ん!」と陸橋から手を振りながら、呼んでみたのですが・・

その少年は、たちどまって「ん?」って感じできょろきょろと見回したあと、またぽつぽつと歩き出しました。  こちらに気づいたような気づかなかったような

 

月が輝き始めた夕暮れどきで、道行く人たちの姿もはっきりと見えない・・

 

もっちと「あれ、ごんたくんだったよね。気づいたかな?ちょっと立ち止まってたよね」

と話しながら、黄昏時って、しんみりさみしいよね、と感じました。

 

「誰そ彼は・・」 で、黄昏(たそがれ)かぁ・・   

あの少年はごんたくんだったかな

 

 

黄昏時・・・夕方薄暗くなって 「誰(た)そ、彼は」 と人の顔の見分け難くなった時分。夕方。夕暮れ。

広辞苑 第3版より

 

 

岩館真理子自選集 (2) (集英社文庫―コミック版)
岩館真理子自選集 (2) (集英社文庫―コミック版) 岩館 真理子

「黄昏」っていう、幻想的でくすっときつつ、じんわり優しい岩館さんの作品。 

 

 

↑ここまでの記事は、昨晩書いたものです。

 

今朝8時過ぎ、文庫便りの作成のために小学校へ出かけたときのこと。

昨日、ごんたくんらしき少年を見かけた陸橋で、今日はごんたくん母にばったり出会う・・ 

3月に3人目のお子さんが生まれると聞いたのは、電話口だったので妊婦姿を見るのは初めて!

「お~!妊婦だぁ  触らせて~」となでなでしてたら、「ちがうちがう!ここにいるんだよ」と むにににぃ と下っ腹あたりに私の手をめりこませるごんたくん母・・

面白い人だよ、と思いながら、しみじみ妊婦さんのお腹には幸せがつまってるなぁと、ありきたりな感動を。

それと、妊婦って「無敵」な空気をもってるなぁ

 

    

2度目の登場  会議中のわんこ (^-^)

 

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おもひでぽろぽろ

2007-10-22 | 徒然なること

 

   駅前のflower shopに大きいのや小さいのや いろんなダリアがならんでいます

 ↑これは長野で育ったダリアです。 今度は山形からやってきたダリアを買おうかな・・

 ぽんぽんダリアもかわいいねぇ

 

 

「おもひでぽろぽろ」何回観たかな・・

今日もまた、最後の5分、満面の笑みを浮かべつつ、泣いちゃってるよ。

小学5年生のタエ子とクラスメートのみんなに見守られながら、としおのもとへ、おばあちゃんたちのもとへ引き返すタエ子。

小学5年生の私もタエ子やクラスメートの中にまじって、「早く早く!こっちだよー!」と、さけんでます。

またさなぎの時期を越えて、自分の気持ちに正直に、「今」をしっかり生きていくんだなぁ

自分が一番好きな自分でいられる場所で生きていくんだよね・・  よかった

 

  http://www.ghibli.jp/

 

 

中学にあがるちょっと前まで、「私、おばあちゃんの跡をついで、百姓になる!いっしょにお米つくるよ。」なんてことを本気で言ってた。

祖母といっしょに、畑と田んぼと青々とした山に囲まれて、生きていけたら幸せだと思っていました。

 

 

そういえば・・ 昨夏、祖母とこんな会話をした。

「おばあちゃん、覚えとる?私、おばあちゃんと一緒にここでお米作って生きていくって言よったんよね。」

「おぉ、そおじゃった。そおじゃった。   あんなしんどうて、つらいもんは、あんたにゃ、できゃあせんよ」

一笑に付された私なのでした。

 

でもね・・ 畑と田んぼと青々とした山と川のせせらぎにつつまれて、生きていけたら幸せだよな、って、今でもしっかり思っているんだよねぇ

 

                                                 

 

 

          

以前、近所の本屋さんの「ジブリフェア」で、衝動買いをした本たち。

同じシリーズでそろえた方がよかったかな、と今頃ちょっとだけ考え込む・・

 

 

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天然コケッコーの大沢くん

2007-10-19 | 絵本読み聞かせなど

   発熱などで、家にこもっていました。

   やっと復活。  のんびり生きてます

↑ 1週間前、きんもくせいが満開でした。  ジューシーなオレンジ色です

 

 

今朝、何ヶ月ぶりかの2年生での読み聞かせをしてきた。

子どもたちの前に出ると、みんなのパワーがもらえるのか、やたら元気になりました。

 

そんなわけで・・ 夕方、私の体調復活のお祝いにちょこっとお茶をしに、もっちを(なかば無理やり)つれて、駅前のパン屋さんの2階の喫茶店へ。

 

このお店の喫茶ルームは、駅の改札口の真上あたりにあるので、珈琲をすすりながら、いろんな人たちの観察ができるのです。

 

「かっこいい男の子って、なかなかいないもんだねぇ。「天然コケッコー」の大沢くんみたいな男の子、いないねぇ・・・」

「うん、だぼだぼしたズボンの男の人ばっかりだよねぇ」

「なんで、股下あんなに下げてるのかね?」

 

などなど、見下ろす交差点を行きかう人々を眺めつつ、もっちと、とりとめのないことを喋っていました。

こんな時間は楽しいです。

 

それと、道行く人たちを何の目的もなく、観察していろいろ思うのって楽しい。

「あの女の子、モデルさんみたいにきれいな人!」とか「あのワンちゃんかわいーよぉ。  見て見て!」とか・・・

 

そんな時間を過ごしつつ、パワー充電して、明日からまた元気に頑張れそうです。

 

 

今日の2年2組さんでの読み聞かせでは、この本を読みました。

 おばけのバーバパパ

   
 

冒頭、バーバパパがフランソワの庭で生まれてくる場面 (ここのバーバパパは、かわい過ぎる) で、あったかい笑いが起きた。

心の中で「やった!」と握りこぶしです。

最初、ぼやぁ~ってしていた子どもたちが読み終えたときには、真ん中にきゅっと集まって、みんなの顔が楽しそうだった。

よかった

次の読み聞かせは、11月の1週目です。 また楽しい本を選ぶぞ♪

 

 

 

                                                 http://www.tenkoke.com/

坊主あたまの大沢くん、かっこよかった~

私ともっちは、島根の田舎町で過ごしている大沢くんが大好きです。

でも・・ ポッキーのCMの岡田くんの笑顔もやっぱり、かっこいいなぁ

 

かなり、時期はずれの話題ですかね・・   天然コケッコー

 

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ラブラドール・レトリーバー

2007-10-10 | 徒然なること

 

嬉しいことがありました

夕方、半年ぶりに実家に電話をしたのですが、思わぬ楽しい報告があった。

 

母方の祖母のうち (私の弟が2年前から祖母とふたりで住んでいる) に、この夏、大きな犬 (ラブラドール・レトリーバー) がやってきたのです。

 

祖母のうちにやってきた時点で、すでに3歳の成犬だったらしく、最初のうち祖母は 「こんな大きい犬、よう世話できやせんよぉ 」 と、ひと騒動あったらしい。

 

ですが、今では、畑の草むしりをしている祖母のそばで、穏やかにねそべっているらしく、祖母もまんざらでもない様子とのこと。

 

 

私の弟は、2年ほど前、長年暮らしていた大阪を離れ、祖母のうちで暮らすようになりました。

 

 

昨夏、私ともっちで、5年ぶりに祖母のうちを訪ね、1週間ほど滞在した。

(母方の祖母のうちは、私の心のふるさと。 常に帰りたい場所です)

 

私の弟は、まだ結婚しておらず、ちょっと風来坊さん的なところがあるのですが、いい感じで祖母を助け、祖母も弟のことを頼りにしている、そんな様子を垣間見て、とても安心したものです。

 

その1週間、弟と夜通し、いろんなことを語り合いました。

あやうく夜が明けそうになる時間まで、つもる話しがやまない。

 

弟が中学にあがる頃に、私は家を出て、高校の寮で生活するようになったので、それ以来、会うことも話すこともほとんどなかったのです。

多分、38年生きてきて、初めて、弟とじっくりしんみりと心のうちを話したのではないかなぁ、と思います。

 

祖母のうちで暮らしている弟は、頭はぼうずで、つねに作務衣を着ており、自分の部屋ではお香を焚き・・・  仙人のように生きていたので、ちょっと笑ってしまった

 

祖母のうちは古い家屋で、とても風情のある場所です。

その家屋の2階を 弟は自分の部屋としてつかっているのですが、そこからの眺めは・・

うらやましい、の一言。

 

真夏の夜中、窓という窓は全部開け放っており、川の流れる音がここちよく聴こえる。

空には満月が皓々と光り、その明るさで、すぐ下に広がる田んぼでさわさわとそよいでいる稲穂が見える・・・

 

言葉では言い表せないほど、ここちよい空間でした。 贅沢だよぉと思わず言ってしまったけど弟は

「そうかねぇ・・」と、ぴんときてない・・

そこに暮らす弟は、肌で感じていることなのかな。

 

 

 

ま、それはおいといて

 

そのとき、弟が言っていたのが・・

 

「わし、ここで犬を飼いたいんじゃ。  

ええじゃろ。  こんな のどかなところで、犬も大喜びじゃ。

でも、おばあちゃん、絶対ゆるしてくれんわぁ。

なんとか、頑張って説得してみよう思うけど・・・」 (2006年夏、弟談)

 

 

弟の夢がひとつかなったというわけで、私までうきうきしています。

 

空も広く、畑も広く、田んぼも広く、川のせせらぎを感じながら、ラブラドールレトリーバーといっしょに、あぜ道を走っている弟の姿を思い浮かべて、心おどる

 

来年の夏、島の実家と県北にある祖母のうちと両方・・  また里帰りしてみようかな

 

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アラジンと魔法のランプ

2007-10-08 | 絵本読み聞かせなど

  LUPICIA   (http://www.lupicia.co.jp/ )  の小さな瓶に、昨夏、実家の島でとってきた貝殻をいれてます

  センニチコウのぽっちりとした赤、かわいい  

 

夏に購入した「天文手帳2007]」 (天文手帳 2007 (2007) 浅田 英夫 石田 智)  というものを日々、つかっています。

通常のスケジュールを書き込むスペースもあり、天文に関する情報が満載のものです。

9月の星空 10月の星空 の項目を読んで、ちょっと笑った

 

9月の星空

「天頂では夏の大三角形が輝き、ここでハデな夏の星座とジミな秋の星座が、ちょうど区切られている。

南西の地平線には夏バテ気味のさそり座が横たわり、西の空には9月だというのに、季節をまちがえたように、うしかい座のアルクトウルスがオレンジ色の光をはなっている。」

 

10月の星空

「夏のギラギラした星座たちがようやく西に傾き、代わって、しっとりと落ち着きのある秋の星座たちが・・・(略)」

 

夏の星座は、ハデでギラギラしていて、秋の星座はジミでしっとりと落ち着きがあるんだ~。 

9月にはさそり座は夏バテなんだねぇ

 

 

 

一昨日から秋の夜長の読書は・・

アラジンと魔法のランプ

   
 

物語もル・カインの絵もじっくり味わいたいので、毎晩2、3ページずつゆっくりと読んでいます。

これまで数冊読んできたル・カインの作品のなかで、ひときわ力が発揮されているような気がして・・  

 

1枚1枚の絵をもっちと一緒に、時間をかけて眺めては 「ここ、水辺にきれいに召使たちが映ってるね」   「木の枝にきれいな鳥がたくさんとまってる。 羽のきれいさが全部ちがってるよ」   「このお姫様、中国のお姫さまみたいだ」

などなど、感想を述べ合って、なかなか物語を読み進められずにいたりします。

 

中でも、ふたりで感心したのは、白い人、黒い人たち、80人のしもべの姿を描いている場面。

 

細かくてきれいな柄をつなげたパッチワーク作品のようで、そのひとつひとつの図柄が微妙だけど、違っているような。

本当に絵を描くことが好きで好きでたまらなくて、描き続けてきた人生を送った人なんだなぁ、と思いました。  

ル・カインさん、これからも1冊1冊じっくりと愉しませていただきます。 素敵な作品をありがとうございます

 

まだ「アラジンと魔法のランプ」、最後まで読んでいないのですが、あと3日くらいかけて、しみじみ感じ入りながら、もっちと読んでいこうと思います。

 

訳者のことばをちょっと引用してしまおう。

 

「ル・カインは、イスラム美術のモチーフや遠近法などをじつに鮮やかに自分の絵筆にとりこみ、幻想的で、 なおかつ遊びのある空間をつくりだしました。

生涯をとおして、東洋に強く魅かれていたファンタジー界のル・カインにとって、時空を壮大に超えた千夜一夜物語に絵を寄せる仕事は楽しいものだったにちがいありません。

暴君シャリアール王は、千と一夜を紡いだシェラザード姫の巧みで奇想天外な語りに心の傷をいやしたそうです。

現代のわたしたちもまた、ル・カインの絵筆に誘われて贅沢にアラベスクな夢を見ようではありませんか。」 (中川 千尋さんの言葉より)

 

あと数日、ル・カインの世界を愉しんでいきたいと思います。

次は、レオ・レオニ作品を読もうかな・・

 

 

                 

               シルクのような雲  天使の雲だ

 

  

今日、午後2時頃、さてでかけようかな、と思いながら、その前にちょっとヨガのポーズを・・・   横になってヨガのポーズをとりつつ深い呼吸に励んでいたら、なんと!ぐっすり眠り込んでいた

目覚めたら、こんな夕暮れの空が広がっていました

金色の雲     明日は快晴になりそうですね。

(下に山の稜線もいれたかったのですが・・・ はいってないですね。残念) 

 

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万年筆で書かれた手紙

2007-10-08 | 徒然なること

    なぜか・・ ばらを買うとき、黄色を選んでしまう

 

 

 

手書きのものは、温かいものだな、と改めて思いました。

映画「クローズド・ノート」で、伊吹先生は万年筆で日記を綴っています。

もうね・・  それがとてもレトロでお洒落。 

 

何より、「真摯な気持ちが綴られているんだな」 としみじみ感じられるのです。

 

 

昨晩は、「クローズド・ノート」のパンフレットの1ページ、 伊吹先生の日記を読みながら、手書きの温かさを思っていました。

 

 

そして・・ 今でも毎年、年賀状をくれる学生時代の友達のはがきをひっぱりだしてきました。

この友達とは、私の結婚式で会って以来、会うことはないのですが、毎年、年賀状を楽しみにしているのです。

 

         

 

必ず、手書き。  おまけに自分で作った版画の図柄が添えられています。

万年筆なので、文字のひとつひとつに微妙な色合いの違いがあり、芸術的だなぁ、と思うのです。

 

この友達は、書道のサークルにいました。(テニスサークルにも所属してて、すこぶる人気者)

大学に入る以前から学んでいたらしく、とにかく達筆。

 

普通に美しいペン字、みたいなのではなくて、とても個性的な文字を普段から書いていました。

で、お付き合いをしていた彼は、個展を開くほどの書道の腕前を持った人でした。(全国区の賞を毎年のようにとるような)

 

彼女は、書く文字だけが個性的なのではなくて、人柄がまず、非常に個性的で、かわいらしい人だった。

 

大学の4年間、私は友達として長い時間を共有していたけど、いつも、「自分とは違う世界で生きてるよね・・この素敵な人」 と思いながら過ごしていました。

 

折れそうなほど細い体で、顔がちっちゃくて、声が透き通っていて、みとれてしまうくらいかわいくて、芸術家みたいな話をいつもしてくれて

 

ひとつだけ、鮮明に覚えている会話があります。

 

「私、前世は木だったと思うんだよね。 

すごく落ち込んでるとき、大きな木にだきついていると、すごく励まされるんだ。

時々、木に話しかけちゃうしね・・・(そして、ほほえみ)」   

 

 

常々ダンナに「学生時代の友達で妖精みたいな人がいるんだよ」と話していたのですが、「んなのいるわけないじゃん!」と、いつも否定されていた。   

私の結婚式のとき、それを証明できました。

 

その友達が「結婚おめでとう」と言いに来てくれて、にっこり微笑んでふわりと、また席にもどったとき、

「あの人が妖精さんだよ」

「なるほど・・・(ダンナ)」 

と納得していましたから

 

昨晩は、この友達からの手書きのはがきを1枚1枚、読み返しながら、眺めながら、学生時代のことを懐かしく思い出していた。

 

私も来年の年賀状、手書きにしてみよう

万年筆・・・  10数年ぶりにつかってみようかな

 

 

「クローズド・ノート」で、沢尻さんがマンドリンを弾くにあたり、指導を受けた先生は、この方です。

青山忠さんというプロのマンドリニストの方。  演奏は言葉で表せないほど素晴らしい クリスタルな音色です。   

演奏会で、客席から拝見したことしかないのですが、優しそうで紳士的な人だな、と思いました

 

青山忠 弦色浪漫 〜マンドリン四重奏の地平〜 
弦色浪漫~マンドリン四重奏の地平~ 青山忠 (CD - 2004)

 

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「クローズド・ノート」とマンドリン

2007-10-07 | 小説・映画など

   今朝7時ごろの雲    誰かが「ふぅーっ」と息をふきかけたような・・ 

 

邦画って面白いです。

春頃だったか、ふと思い立ち、ふらりと映画館へ。

何を観るとも決めず、貼られていたポスターに魅かれ、観たのが「ただ君を愛してる」でした。

瑞々しい映像とシンプルなストーリーを心ゆくまであじわって、幸せでした。本当に好きなんですよね。  で、また画像を・・

すばらしいファンタジーです そう・・ファンタジー なんです。 だから ただただ幸せです 観ていると

 

            

ただ、君を愛してる ただ、君を愛してる ただ、君を愛してる

 宮崎あおい いいなぁ   

 

 

以来、邦画が気になります。

「かもめ食堂」「めがね」などなど、荻上直子監督の作品も観たい!いつかDVDで観るのを楽しみにしています。

 

そんな訳で、今朝もつらつらとネットで邦画をチェックしていたのです。そこで、驚きの事実を知りました

マンドリン発見

 

沢尻さんがマンドリンを奏でている。  清楚な佇まいで・・・

「クローズド・ノート」の公式ホームページを開いたところ、マンドリンを抱えた沢尻さんがいました。   びっくり。 

 

沢尻さん演じる香恵は、大学のマンドリン倶楽部に所属しているって~。

 これは、観ないわけにはいかない!という訳で、もっちとふたりで鑑賞。

 

実は一昨日、例のラジオ番組(TBSバツラジ)で、しっかり結末までのストーリーを聞いておりました。

でも、そんなことは全く問題になりませんでした。

あらすじを聞いていなくても、だいたいの流れは想像がつくようなシンプルなお話です。  そういうの、好きです。

 

マンドリンの音色、思った以上に楽しむことができました。  

わりとマンドリン、重要な役どころで、ホント嬉しくなりました

 

 後半にさしかかるまで、竹内さん演じる伊吹先生と子どもたちのきらきらした世界にひきこまれました。

生徒が「太陽の子」なら、伊吹先生は、みんなの太陽。

そんな伊吹先生(竹内さん)の心からの優しい笑顔満載のシーンに、香恵(沢尻さん)、ちょっとかすんでしまっていたような(後半にさしかかるまでずっと・・)。

  

伊吹先生のかもし出す温かな空気や子どもたちにそそぐおおらかな愛情が中心にあって、物語が展開しており、そのさわやかな空間に、私もゆったりひたっていたような感じです。

最初から最後まで、竹内結子さん、すこぶる美しい笑顔でした。

 

でも、このままでは終わらない・・・  沢尻さん。

 

伊吹先生のリュウに対するあふれる思い、それは誰にも伝わることなく、一人の少女が大事にしまっていました。

香恵は、その少女から、伊吹先生の思いが綴られた、日記の1ページを託されます。

リュウに「私じゃだめですか!」とすがるように、泣きじゃくっていた香恵はもういない。  

リュウに伊吹先生の思いを全て伝え、前にすすんでいこうとする香恵。

 

そのシーンの沢尻さんは、美しかったですよ。きれいだった

前半あたりでの表情や声とは、別人のもののように、私には感じられたんだよねぇ  (お化粧ちょっと薄くした?ということではない・・よねぇ)

本当にきれい・・・  不思議だ

子どもたちが紙飛行機(子どもたちの、伊吹先生への気持ちを綴った紙で折られた紙飛行機) を校舎からいっせいに飛ばすシーン、いいなぁ 

真っ白なかみひこうきが舞う、その空が高く高く・・澄んでいて、涙ひとすじ流してしまった。

それを すがすがしい微笑みをうかべながら、校庭に立ち、仰ぎ見る沢尻さんの顔は、このうえなく清らかで、空は美しくて、感動がどっとこみあげ、エンドロール・・

 

私は、今日この映画を観て幸せを感じました  

エンドロールで、マンドリン指導 : 青山忠     美術協力 : ikegaku 

を見たときには、心の中で拍手

ちなみにマンドリンの定期演奏会のシーンでは、立教大学マンドリンクラブの方々の中で、沢尻さん、演奏されていたとのこと。  いい思い出になるね~。立教大学マンドリンクラブのみなさん。  いいなぁ

しみじみ、マンドリンという楽器って絵になるよね。  かわいい形の楽器だよね、と思った

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秋休み

2007-10-05 | 徒然なること

  うしろすがたのダリア かわいい・・

 

もっちは明日から秋休みです。

そして、今日は「あゆみ」(前期の通知表・ABCの3段階評価です)を持って帰ってきました。

がんばった!

 

さてさて、Aは・・・   あれ?  う~ん・・・ あれれ?  

まぁ、いいよね。

友達ときゃっきゃと笑っているもっちを見ているだけで、幸せ  

 

元気に楽しく1日も休まないで学校に通って偉いなぁ。

(お母さんが2年生のときはね、3ヶ月に1回はずるやすみしていたんだよね・・今、反省しても、遅いよね

 

 

さてさて、明日からの秋休み、どう過ごすかなぁ

 

 

   絵本以外の 最近の 私ともっちの共通マイブーム

  

              

大島弓子さんの「綿の国星」と川崎苑子さんのまんが

私が子どもの頃、夢中になったものにもっちも夢中になっているのは嬉しくて、不思議でもあります。

もっちは「土曜日の絵本」のみくちゃんに憧れてる 

土曜日の絵本 (4) (集英社文庫―コミック版)
土曜日の絵本 (4) (集英社文庫―コミック版) 川崎 苑子

 

 

      

    玄関の小さな神様たちも秋のよそおいです

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