「神様はいるかどうかわからないが
わからないから祈っている」
ということが書かれていたが、
私も含めて、現代の多くの日本人は、
そんな感じの人が多いと思う。
そんな中、YouTube のお薦めで次の動画を見たら、
関連していて面白かったのでメモ。
【読まないと人生損する】年商146億社長の人生を変えた本3選
紹介されている3冊は、
あなたの会社が90日で儲かる!(神田昌典著)https://amzn.to/3CjrrRM
生きがいの創造(飯田史彦著)https://amzn.to/4htHprT
稲盛和夫の実学 経営と会計(稲盛和夫著)https://amzn.to/3EflPZi
1冊目と3冊目は、実業の話で
うなづけるが、2冊目はちょっと異色。
この「生きがいの創造」という本では、
「生まれ変わり、輪廻転生があると信じるほうが
よりよく生きられる」という説が
唱えられているということだった。
A:神様が実在するか否か、と
B:神様が実在すると信じるか否かは、
論理的には A が否=B も否なはずだが、
命題としては別のもので、
実在すると信じるほうが
幸せのためには良い、
ということは確かにあると思う。
「信じる」というのは面白い述語で、
人間は、反実仮想のように、
現実ではないことも信じることができる。
より精密に言うと、
「神様の存在」や「生まれ変わり」のように、
「現実ではない」ということを
証明することがとても難しいことは多くて、
「現実がどっちかわからない」
という状態なのだから、
どちらを信じることもできる。
さらに一般化すれば、
この世界というのはオープンで
すべてを知ることは不可能なので、
「それはありえない」ということを
証明することは、ほとんどの場合に
不可能だ。
数学の命題でさえ、
公理を変えれば、
真偽が変わってくる。
このことが、
論理ベースの AI の構築を
困難にしていて、
今の AI (や人間)の論理的推論の弱さも
遠くはそこに由来していると思うのだが
それについてはまた今度。
この木下社長という方は、
こうした、生き方や仕事の仕方についての
わかりやすい動画をたくさん配信されていて、
やはり「言語化」がとても上手な方だ。
実際、言語化についての動画もあった。
間違った言語化があなたの成果を奪う!年商100億企業社長が教える”真の言語化”
ChatGPT(人間にも) に
お仕事を頼むときにも
つながる話でこれも面白かった。
言語化の上手さ
=再現性の高さ
=(入口の)学習能力の高さ
という感じだろうか。
いや、言語化よりも
直観や勘(や気合)のほうが大事、
ということもあるだろうが、
少なくとも、平均的なレベル
くらいまでは、
なにをどう言語化して、
なにをどう信じるかが、
結構重要なのだと思う。
そのうえで、反復練習するための
忍耐も必要だが、そこは
「好き」でカバーする、と。
最新の画像もっと見る
最近の「生きるヒント」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事