日々の寝言~Daily Nonsense~

日々の出来事への感想、雑感、思いつき、ぶつぶつ・・・

こうの史代「この世界の片隅で」(劇場版アニメ)

2018-09-23 10:25:07 | 映画・ドラマ・テレビ
テレビでは実写でやっていたようだが、
劇場版アニメのほうを連休に借りて視た。

とにかく、絵が優しくてきれいだ。

戦争の話なのに、底流にはのどかな
「普通」の暮らしが流れていて、
でも、大切な人や心が損なわれて、失われて行く、
そのギャップが作者の狙いでもあるだろう。

何も語ることはできないが、
評判どおり、しみじみとした気持ちと、
静かな怒りが心に残った。

ちょっと、宮澤賢治の作品を連想した。
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シェイプ・オブ・ウォーター

2018-05-26 19:52:39 | 映画・ドラマ・テレビ
久しぶりに長距離の飛行機に乗って、
映画を見た。

最近はいろいろあって、
選ぶのが大変なのだが、
シェイプ・オブ・ウォーターか
ラ・ラ・ランドとどちらにしようか迷って
前者を選択。

ストーリーはとてもシンプルで、
要するに異種恋愛もの。

アカデミー賞を取るほどの
ものだろうか?という感じもしたが、
でもまぁ、絵は綺麗だし、
ファンタジーとして見れば、
独特の味わいがある。

漫画の実写版、
みたいな感じ?

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ドキュメント72時間@さくらの山公園

2018-04-14 23:04:24 | 映画・ドラマ・テレビ
NHK のドキュメント72時間の録画してあったものを見た。

その中の1本に、成田にあるさくらの山公園での回があった。

成田空港を発着する飛行機がまじかに見られる場所で、
いろいろな人が飛行機を見に来ている。

やはり、飛び立つ飛行機には
夢とロマンが感じられるのだ。

ずっと昔、飛行機を見て感動していた頃を
少しだけ思い出した。






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ブレードランナー 2049

2017-12-10 11:36:37 | 映画・ドラマ・テレビ
昨日、ブログを書いていて、
今年は映画をほとんど見ていない
(飛行機の中で少し見ただけ)
ということに気づいたので、
ちょっと映画を見てきた。

いろいろ面白そうな映画をやっているが、
あえて選んだのは「ブレードランナー 2048」。

20世紀の SF映画の最高傑作のひとつとされる
「ブレードランナー」の続編。

映画サイトなどでのレビュー評価は
それなりに高かったのだが、
残念ながら、個人的にはちょっと合わなかった。

以下、激しくネタバレありです。


 * * *


まず、映像の美しさは評価したい。
どこかで見たような絵、とか、
前作を全く超えていない、というのはあるが、
でも、きれいだなぁと思いながら見ていた。

映画自体のテンポも、さ
すがにちょっと長過ぎると思うが、
タルコフスキーの映画を視ている感覚に少し近くて、
個人的には嫌いではない。

ただ、全体のストーリーが、
まとめきれずに完全に破たんしていると思う。

特に、最後のほうのアクションシーンは全く意味不明で、
途中で予算が無くなったのか?
などと思いながら眺めていた。

そもそも、レプリカントのレイチェルが、
デッカードとの間に子供を産んでいて、
その、行き別れた父と娘の再会の物語、
という設定自体がかなり厳しいと思う。

劇中でも言われていたように、
増産の手段として考えられた、
というのはあり無いわけではないが、
レプリカントと人間の本質的な違いが
「作られるか」「産まれる」かだ、
と言われてしまうと、ちょっと・・・

視ていて思ったのは、レプリカントというのは、
たぶん、ある種のクローン人間のようなものでもあり、
「わたしを離さないで」にもつながっている、ということ。

だとすれば、そっちのほうを掘り下げて、
たとえば(奴隷としての)不死を与えられている
クローン人間が、有限の命を願う、
という方向に振るというのはあったかもしれない。

実際、レプリカントではないが、癒し AI の
女の子(この人はすごくかわいかった)が
それを望んでいたし、ラストはそれを少し示唆する。

デッカード-娘のラインと並行して、
捜査官 K のラインが走っているのだが、
この二つのラインがほとんど絡まない。

たとえば、癒し AI の女の子を中心にしたら、
それはそれで面白くなりそうな感じもするのだが、
ウィレス社の手先として働いた後、
あまりにあっさりと死んでしまう。

その他にも、K の埋め込まれた記憶、改ざんされた記憶、
とか、おもしろそうなテーマの萌芽がいくつかあるのだが、
どれも中途半端に投げ出されている感じ。

結局のところ、デッカードのまぶたの娘、みたいな話に、
初代レプリカント 対邪悪な人間(に操られるレプリカント)の戦い、
が絡む構成になってしまっている。

そして、それらも中途半端だ。
ラストは「父子の愛」ということなのか?
それとも「知性をもった存在の孤独」なのか?

ハリソン・フォードを出す以上、
重要な役にしないわけには行かなかったのだろうが、
写真や記録動画の中に出る、くらいでも良かったのでは?

映像が美しいし、お金もかかっているだろうし、
もっと面白くなりそうな種はあったし、
視ていていろいろ残念でならない映画だった。







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カズオ・イシグロ「日の名残り」(映画)

2017-10-08 15:56:09 | 映画・ドラマ・テレビ
ノーベル文学賞受賞記念ということで、
ついつい逃避して、イシグロさんの小説を
パラパラと見返しているのだが、
映画版の「日の名残り」が見たくなって、
昔買った DVD を見た。

映画としては良くできた佳作で、
原作と違う部分も多いので、原作の映画化ではなく、
別の作品として鑑賞するほうが良い。

原作はいくつもの物語が重層的に進むのだが、
映画は時間的制約もあり、スティーブンスと
ミス・ケントンの間の、ものすごくじれったい関係を
軸に据えている。

ミス・ケントン役のエマ・トンプソンが
とてもとても素敵だ。理知的で、ウィットがあり、情緒的でもある。
なぜかメアリー・ポピンズを連想した。

執事スティーブンス役はアンソニー・ホプキンス。
こちらも素晴らしいのだが、ちょっと貫禄があり過ぎるというか、
もうちょっと若くて、思索的な感じの人でも良かったかもしれない。

今回、DVD を見直して気がついたのだが、
特典映像として、エマ・トンプソン+監督+プロデューサの3人が
映画全編を見ながら自由におしゃべりする、というのがついていた。

要するにメイキングなのだが、
このシーンで苦労したのは・・・、とか、
演じているときの感情、などがダイレクトに聴けて、
とても面白かった。

特に、エマ・トンプソンの話がとても面白い。
頭の良い人だと思う。

昔、この映画のラストに使われた
印象的な桟橋に行きたくて、
少し調べたことがある。

小説ではウェイマスという
イギリスの南のほうの土地になっているが、
映画で使われた桟橋は、ブリストルの近くにある、
Weston-Super-Mare というところにある。

しかし、残念ながら、2008年?に火災で焼けてしまっていて、
今あるものは映画の中のものとは違うのだ。
(映画が公開されたのは 1993年だと思う)

昔の写真を検索しても
なかなか出てこなかった。

桟橋と言えば、同じイシグロさんの作品の映画
「私を離さないで」では、Weston-Super-Mare の
近くの Clevedon にある Pier が使われている。

こちらはブリストルに行く用事があったときに
バスではるばる尋ねたことがある。

新しい映画なので、まだ残っていたのだが、
改装中?で、一部に工事用の布がかかったりしていたのが
残念だった。

まだ列車の旅が一般的ではなかった頃、
大きな客船が海岸に接岸できないため、
こうした桟橋がたくさん作られたらしい。

イギリスの田舎も、
また行きたいなぁ・・・


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映画をいくつか

2017-08-27 12:29:19 | 映画・ドラマ・テレビ
久しぶりに、ちょっと長い国際線の飛行機に乗った。

いつも、疲れるからやめよう、
と思いつつ映画を見てしまう。

今回は行きと帰りで3本。

行きは、1本で、
Ghost in the Shell
攻殻機動隊の実写版で、
スカーレット・ヨハンソンが
草薙少佐を演じている。

映像やアクションシーンはよくできていた
(お金がかかっていそう)が、
ストーリーは今ひとつ(音声が英語だったせいもあるが)。
ハッキングの映像なども、ちょっと安易な感じ。
良くも悪くもハリウッド映画のテイスト。

興行的にもそれほど
盛り上がらなかったようだ。

帰りの1本目は、

The Lost City of Z
これは、2016年の amazon 配給の映画だそうで、
日本の映画館にはかかっていないようだ。

アマゾン探検に取りつかれた男の話。
ロケを現地でやったとかで、
これも映像に迫力はあった。

ストーリーは今一つ。というか、
探検の部分は、かなりダラダラとしていて、
それに家族や戦争などいくつかの要素が
絡むのだが、全体として何が言いたいのか
よくわからなくなっている感じがした。

アマゾンの野蛮さと
第一次世界大戦の野蛮さを対比
させているところなどは、
ちょっと地獄の黙示録と近いものもある?

検索したら、こちら
すごく面白い解説があった。

2本目は
The Hidden Figures
これも昨年の映画だが、日本では9月公開らしい。
邦題(「ドリーム」)のつけ方が話題になったとか。

3人の黒人女性の NASA マーキュリー計画
(有人宇宙飛行)での活躍を描いている。

いい映画だと思うし、アメリカ国内の評価も
高かったようだが、基本的には人種差別、
(女性差別も若干含む)へのプロテストの映画なので、
日本ではアメリカほどは受けないかもしれない。

個人的には、計算係の女性たちが、
IBM のマシンが導入されることになったことを知り、
FORTRAN をいち早く勉強して使いこなす立場になった、
というエピソードに、先を読んで行動することの
重要性を教えられた。

事実を脚色している部分もあるようだが、
3つの中ではこれが一番よかったかなぁ・・・

どれも、わざわざは見に行かない思うので、
飛行機の中で見られてよかったと思う。

そういえば、ちょっと前にアエロフロートに
乗ったのだが、機内の映画に
タルコフスキーの作品がいくつかあったのは
さすがだと思った。

こういうのも愉しみだ。
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Geo Japan

2017-07-30 21:50:55 | 映画・ドラマ・テレビ
2回にわたるNHKスペシャル「Geo Japan」は、
日本列島誕生の過程を最新の研究成果に基づいて再現。

日本列島が、そしてその上の私たちの暮らしが、
いかに、奇跡的な、貴重な、そして、
地質学的な時間においては儚いものであるかが
とても良くわかる良い番組だった。

日本は素晴らしい国だなぁ・・・

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News Watch 9

2017-07-19 21:41:59 | 映画・ドラマ・テレビ
NEWS WATCH 9 のキャスターが
桑子さんと有馬さんになって、
雰囲気が明るくなったのは良いのだが、
伝えているニュースに対する二人のリアクションが
ちょっと大きくて気になることもある。

ニュースというのは、もうちょっと淡々と
伝えて欲しいような気がするのだが・・・

年寄りの戯言です。
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馬の歯医者さん

2017-05-19 22:27:35 | 映画・ドラマ・テレビ
たけしのニッポンのミカタで、
馬の歯医者さん、伊藤桃子さんが
紹介されていた。

こういう職業がある、というのは、
言われてみればなるほどだが、驚きだ。

本当に馬が好きだという感じが
伝わって来て、なんだか心が温まった。

日経新聞でも紹介されたようだ
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言の葉の庭

2017-04-08 08:59:17 | 映画・ドラマ・テレビ
DVD を借りて視た。

絵がきれいなのは言うまでもない。
見ているだけで気持ちが穏やかになる。

おまけについていたフィルモグラフィーを見ると、
一作ごとに変化しているのがよくわかる。

音楽もシンプルで良い。

ストーリーは、典型的な
a boy meets a girl
で、好き、というか、
心に傷のある身に
つまされるものが・・・

それでも、二人とも癒され、成長して、
ハッピーエンドを予感できて、よかった。

人としてしっかり生きてゆくのは
大変なことだ・・・

新海監督は、孝雄のあのセリフを
誰かに言われたことがあるのだろうか?



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シリア 閉ざされた街

2017-03-19 21:30:38 | 映画・ドラマ・テレビ
今日の NHK スペシャルは
シリア、アレッポの今を取り上げている。

その中で心に残った言葉のひとつに

「もともとは平和的な運動だったものが、
 いつの間にか、シリア人同士が殺しあう
 ものになってしまった。」

というようなものがあった。

人が組織を作ると、こういうことが
しばしば起こる。

その理由はごく簡単で、
組織を維持するためには、
シンプルな目的が必要だからだ。

誰かに勝つ、誰かを倒す、
というのが一番わかりやすい。

チームワークが最もよく働く
集団スポーツがその典型だ。

ライバルに勝つ、というのは
ビジネスでも同じだろう。

個人レベルでは平和的で、
重要なのは勝ち負けではない、とわかっていても、
組織レベルでそれを維持することは難しい。

人は組織を作ることで
いろいろな自然の脅威に打ち勝ってきた。

しかし、組織を作ることがまた
人と人と殺し合いを生んでいる。

組織に忠実になることで、
人はあっという間に残忍になる。

それに抵抗すれば、
組織の観点からは裏切り者
と言われることになるだろう。

なんともつらい現実だ・・・
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この世界の片隅に

2017-02-26 17:08:12 | 映画・ドラマ・テレビ
「夕凪の街 桜の国」のこうの史代さんの漫画で、
今、劇場アニメが公開されている。

「君の名は。」に隠れているが、
地味にロングランしているようだ。

評判はかなり良いので、
時間があれば見に行きたいなぁ。

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ウンナンシシバナザル

2017-01-09 10:41:28 | 映画・ドラマ・テレビ
次は「地球ドラマチック」

中国雲南省の山奥の渓谷で暮らす
ウンナンシシバナザルという猿の生活を追った
ドキュメンタリー

渓谷自体が、人里と高山で隔てられ、
標高4,000m なのに雪も降らず、
たくさんの花が咲くという、
桃源郷のようなところだ。

済んだ空気を通して、
草原の向こうに白銀の峰が見える
カナディアン・ロッキーのような景色の中に
穏やかに暮らすシシバナザルの群れ。

しかし、そういう平和な暮らしの中でも、
母親による育児放棄や、
群れの間の闘争などがあるという。

徐々に開発の手も
入ってきているらしい。

カメラマンたちは、そういう状況を伝えて、
保護を訴えるために活動している。

生きるというのは、
誠に大変なことだ。
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NHKにっぽん紀行「ばあちゃんたちのトチの里~京都 綾部・古屋集落~」

2017-01-09 10:38:54 | 映画・ドラマ・テレビ
NHK のにっぽん紀行で、京都、綾部の「栃の里」というところの
平均年齢89歳という3人のおばあさんたちを紹介していた。

3人で森の栃の実からお菓子を作って、道の駅などで売っている。
あられやおかきに加えて、新商品のクッキーも作り始めた。

わずか3人(+営業担当1名)で回している、
とても小規模で脆弱な仕組みで、年金システムや、
ボランティアの支援にも支えられているわけだが、

自分ができることを無理のない範囲でして、
誰かに少し感謝されれて、つつましく暮らす、というのは、
とても人間らしい暮らしという感じがした。

この仕事があるから元気に生きられる、という。

みんな偉いなぁ・・・

こちらの BLOG に丁寧な紹介。
周辺のあやべ温泉の紹介なども。
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川村元気プロデューサ

2016-12-18 22:12:09 | 映画・ドラマ・テレビ
少し前のあさイチに、「君の名は。」の
川村元気プロデューサが出演していたのを録画で見た。

自分の役割は、みんなが感じながら言葉にしていないものを
最初に言葉、あるいは形にすること、というのが面白かった。

郵便ポストの上に熊のぬいぐるみが置いてあって、
通りかかる人はみんな、どうして?と思っているのだが、
誰もはっきりとは口にしない。

そんなときに、熊を取り上げて、
これはどうしてここにあるのか?
と声を上げるのが自分の役割、
というような表現をされていた。

マーケティングするときも、
今流行っているものを捉えてもだめで、
まだあまり気づかれていないが、もうすぐ来そう
というものを捉えないといけないという。

それはそうだが、難しそうだ。

自分には全くできそうもないので、
こういう仕事が得意な人がいる、
というのがとても不思議。

それにしても、自分で企画したものが大当たりしたら、
激しく鳥肌が立ちそうで、
もうやめられない感じだろうなぁ・・・
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