日々の寝言~Daily Nonsense~

日々の出来事への感想、雑感、思いつき、ぶつぶつ・・・

アントン・セミョーノフのダークサイドなアート

2018-09-30 10:05:39 | アート
ホモ・デウスで検索して見つけた
カラパイアというサイトは
他にもいろいろ面白いエントリーがある。

たとえば、
狂気の中に潜む体温。ロシアのアーティストが生み出す、温度が感じられるダークサイド絵

エントリーのタイトルがまた
良くできていると思う。



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絵画の中の美少女

2018-08-05 09:23:42 | アート
「絵画史上最強の美少女」
の「美少女」のところに「センター」
というルビがふってあることが、
今回、話題になっている。

私はまぁ、どっちでもいい、というか、
宣伝上手だなぁと思うだけだが、
「絵画史上最強」ということになると、
他にはどんな美少女がいたっけ?
というのが気になる。

まず思いついたのは、
ダ・ヴィンチの「ほつれ髪の女」

でも、年齢的に、美女だが、
美少女ではないか・・・

次は、フェルメールの
「真珠の耳飾りの少女」

こちらは、ぎりぎり少女と言えそう。

スイスの画家の、アルベール・アンカーも
かわいい少女をたくさん描いている。

でも、以外と思いつかないものだなぁ・・・

やはり、イレーヌ嬢は
ダントツなのかもしれない。

で、誰か、彼女を 3D にして、
エージェント化してくれないかなぁ?
絶対買うんだけど。

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絵画史上最強の美少女

2018-08-05 08:54:01 | アート
名古屋に行くついでがあったので、
名古屋市立美術館で開催中の
「至上の印象派展 ビュールレコレクション」
を観てきた。

東京でも開催されていたが、
時間が取れず、見逃していたもの。

ビュールレさんという、スイスの富豪が、
個人で集めた、印象派を中心とした名画が揃っているのだが、
今回の展覧会の目玉は、なんといっても
ルノワールの「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢の肖像」。

当時8歳という、可憐な少女の肖像画は、
ルノワールの作品の中でも必ず取り上げられる
有名なもの。

私が小学校低学年子供の頃、家に、
たまたまルノワールの画集があって、
そこで見て、ほとんど一目ぼれした絵だ。

中学校の図工の時間に、名画を選んで模写する、
という課題があって、この絵にしようか迷って、
でも難しそうだったので、他の絵(何を描いたか忘れた)
にしたのだが、別の子がこの絵を選んで、
悔しかったのもいまだに憶えている。

というわけで、〇十年ごしの、
本物との対面は、とても素敵な時間だった。

幸い、名古屋の美術展は、東京よりは
だいぶ空いていて、何度も立ち戻りながら、
ゆっくりと見ることができた。

全体に抑えられた照明の中、
透き通るような美白+桃色のご尊顔が、
言うまでもなく美しい。

精細に描かれた顔に対して、
衣服や背景は、ルノワール的なタッチで
柔らかく描かれていて、
そのコントラストがまた効果的に
くっきりとした顔を引き立たせている。

服と髪飾りに使われている青も、
肌の淡いピンクを引き立てている。

流れるようなブロンドの毛髪には、
さまざまな色が混じっていて、
柔らかい手触りさえ感じさせるし、
胸についたレースのリボンがまた
全体の華やかさに貢献している。

うーん・・・溜息しか出ない。

今年一番の眼福。

 * * *

ちなみに、Wikipedia によると、
スイスのチューリヒにある個人邸宅の美術館に所蔵されているが、
美術館は 2015年に、警備上の負担増などにより閉館し、
現在は見ることができない状態にあるという。

2020年にはチューリヒ美術館に移管されるらしいが、
今回の機会に見られて、本当に良かった。

さらに、Wikipedia によると、ビュールレさんは、
ナチスに武器を売って儲けた武器商人なのだそうだ。

この絵についても、

> 第二次世界大戦の最中、ナチス・ドイツに没収され
> ベルリンで保管されていたが、戦後の1946年に
> 当時74歳のイレーヌに返還された[3]。

> しかし3年後にナチスドイツを始め世界各国に兵器を売って
> 巨万の財を成した武器商人で、スイスに帰化した
> ドイツ人の印象派コレクターのビュールレが競売で入手し
> ビュールレ・コレクションに収められるという
> 皮肉な経緯を辿り現在に至っている[3]。

> イレーヌの娘ベアトリスも二人の孫も
> アウシュビッツで死亡している。

という説明がついている。

確かに、なんとも言えないなぁ。




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デジタル・インタラクティブ・アートからデジタル・インテリジェント・アートへ

2018-07-28 16:21:48 | アート
「ボーダレス」を見て思ったのは、
今回のような技術が、今後、
AI 技術などと融合してゆくと、
さらにいろいろと面白い作品ができそう、
ということだ。

既に考えられているのだろうが、
インタラクションの幅がかなり広がる
可能性があると思う。

ユーザのアクションに反応するだけでなく、
その結果のリアクションもセンシングして、
ユーザ適応してゆくことなどもできるので、
気持ちの良い、病みつきになるインタラクション
みたいなものがその人ごとにあわせて
提供されてくるのではないか?

今回の展示の中では「ランプの森」
などで、その可能性を感じた。

立つ位置によって、
光るパターンが変化するのだが、
色や明るさ、明滅パターンなど、
他にも制御できるパラメータがある。

ちょっとしたしぐさで、
たとえば全部の色が、スゥーっと
変わってゆき、その波が相互に干渉して砕けて、
いろいろなパターンが生まれる、
みたいなことになると、
かなり気持ち良いのではないかなぁ。

メイン展示の一つになっている
大きなデジタルの滝も、
人の動きに応じて流れが変わる、
などがあると楽しそうだと思う。

最終的には、人間の意図通りに動くのではなく、
意図していないが気持ちが良いように動く、
というところに行けるのではないかと思う。

それは「ソラリス」の海のような、
人間とは違う、相互理解はできないが、
しかし、何かしら知性を感じさせるアート、
のようなものになってゆくと、面白いなぁ・・・

技術的には既にできるはずで、
あとはコストと効果の兼ね合いではないか?

そうやって、デジタル世界に没入して遊ぶ部分が
どんどん増える、というのは、
安価なセンセーションという意味では、
ちょっとディストピア的なイメージもあるのだが・・・

そういえば、昔、ロボットでそういうのがあったなぁ、
と思って検索すると、
岡田美智雄さんという方のインタラクティブなロボットだった。

最近は「弱いロボット」という概念を
提唱されているらしい。

実体があっても、仮想でもいいが、
両方繋がっていると、さらに面白そうだ。

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チームラボ「ボーダレス」@お台場

2018-07-27 00:15:28 | アート
お台場の VenusFort の横(大観覧車の下)でやっている、
チームラボの「ボーダレス」という展示を見てきた。



ちょっと前にお台場に行ったときに、
ゆりかもめの乗り場に大きなポスターが貼ってあるのを見て
面白そうだったので、ネットでチケットを買っておいた。

6月末に始まったのだと思うが、それなりに人気があるようで、
チケットは前売り分でほぼ売り切れるので、
当日行っても買えないことが多いらしい。

今の期間は夜9時までやっている
(入場は8時まで)。

8/1 からはさらに延長して、
夜10時までになるとか。

夜の 7時少し前に着いたら、
全く並ばずに入れた。

滞在時間には特に制限はなく、
たくさんある展示(それぞれ部屋になっている)
を自由に見て回るというシステム。

50作品あるらしいので、
全部見られたのかどうかは不明だが、
おおよそは見たと思う。

基本はプロジェクタを使った映像展示だが、
広い部屋の床と壁全体をシームレスに使っていて、
ちょっと新しい感覚だ。

鏡も効果的に使われている。

また、壁に映されているものに手で触ると、
逃げたり、壊れたり、何かが出てきたりする。

あれはどうやって
センシングしているのだろう?

カメラで手の位置を取るのはかなり大変そうだが、
壁に何か仕込んであるのか?

お茶を飲めるスペースもあって(500円別途必要)
茶碗の中にマッピングされた花や草が、
一口飲むたびに周囲に散ってゆく。

インタラクティブなアートというのは
これまでもいろいろ見たが、今回のものは、
インタラクションの種類は多くないものの、
なかなか良くできていると思う。

見終わって会場を出たときの感じは、
綺麗な花火を見たときのよう。

一夜の夢から覚めて、
ちょっと心が空虚になるような・・・

最近、うまくゆかないことや、
何かを失うことが多すぎるので、
ちょうど、憂さを晴らすという感じだったが、
もちろん、何かを見るだけで、
心の曇りが晴れるわけでもなく。

全体的には子供向けの部分も多く、
子供を連れてゆけば、
楽しい夏休みの思い出になるだろう。

カップルも多かったが(というか、
家族連れかカップルがほとんど)、
デート用には、別途、豊洲でやっている
「プラネッツ」という水を使った展示もあるらしい。

こちらも時間があれば、
夏休みの間に行ってみようかなぁ。

一緒に行く人が問題だが。






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私たちは何を見ているのか?

2018-05-04 12:20:33 | アート
還暦が近づいているので、
この機会に蔵書の整理を少しだけした。

その中で、美術書的なものを集めて
並べてみたら、結構いろいろある。

イタリアやロシアの宗教画から、
ダ・ヴィンチ、フランス宮廷画、ルーヴルの名品たち、
フェルメールやオランダの画家、
セザンヌ、モネ、ユトリロ、ルノアールなどの印象派、
ピカソ、ロートレック、マグリッドやエッシャー、
エステス、ホッパー、ウォーホール、オキーフ、
ラーソン、・・・

東大寺や正倉院、興福寺、から、
等伯、狩野派、琳派、若冲、深水、
天心と大観や春草、
佐伯祐三、小磯良平、有本利夫、
長谷川潾二郎、隠地妙、・・・

だいたいは、日本での展覧会の図録だ。

そうした中で、手に取って見たのは、
ニコラ・ド・スタール。

たとえば「オンフルールの空」

この、具象にもとづく抽象が大好きなのだ。
自分のものの見方がそのまま描かれている感じがする。
とても懐かしい、どこかで見たことのある空と海。

今回、何気なく解説を読んでいたら、

「対象を目に見えるとおりに描くことに
徐々に居心地の悪さを覚えるようになっていた。
というのも、あるひとつの対象、たった一つの対象を
描こうとすると、その対象と同時に存在する無限の他の対象の
集積に苦しめられることになってしまうのである・・・」

というスタールの言葉があった。

私たちは個の中に無限を、全体・普遍を見る
ようにできている。

それは、無限に変化する世界に対処するための
私たちの脳の働き方なのだ。

スタールの絵には、そうした私たちが
見ているものが、そのまま描かれているようだ。

それはまた、カズオ・イシグロの
「遠い山なみの光」にも
通じるものかもしれない。





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やどかりに「やど」をわたしてみる

2018-04-07 14:37:48 | アート
AKI INOMATA さんの作品

やどかりの殻を CTスキャンして、
3D モデルにして、
殻の上に建物を建ててから
3D プリンタで造形する。

やどかりに渡してみると、
たまに気にいって引っ越し
してくれるという。

奇想だ。一番素敵な
3D プリンタの使い方の一つ。



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ジャン・フサロ

2017-07-19 21:45:25 | アート
このあいだ宿泊したホテルの近くの
ギャラリーで、ジャン・フサロという画家の
小規模な展示会をしていたので、
ふらっと入ってみた。

フランス、リヨンで絵を学んだという。
モネとゴッホとシャガールを混ぜたような
優しい印象の風景画が良い感じだった。

ラピスラズリのような青も印象的。
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伊藤若冲 ありのままの生命の宇宙

2016-04-24 21:13:55 | アート
今日の NHK スペシャルは
生誕300年の展覧会が開催されている
江戸時代の絵師「若冲」

圧倒的に細密で手間がかかっているのはわかるのだが、
その色彩の派手さと、含みの無い感じが、
正直、あまり好みではなかった。

テクニック主体で、
あまりにも「見たまま」な感じがしたのだ。

どちらかといえば、茫漠とした、
抽象的な絵のほうが好きなので・・・

 * * *

しかし、改めてそこに込められた技術や思想を説明されると、
確かにすごいとしか言えない。

そのほとんどを独学で編み出した、
というのもすさまじい。

この人は、未来からタイムトラベルしたのでは?
と真面目に思うほど。

結果として現れるものは、とてもデジタルな感じ。
有名なマス目の絵はもとより、それ以外の絵も。

それが今の時代に合っているのかもしれない。

 * * *

それにしても、85歳まで生きたとはいえ、
いったいどうしてこんなにたくさん、
多種多様な動植物を、いろいろな技法で描けるのだ?

とんでもない人だなぁ。

とんでもなさすぎて、
共感しにいのかもしれない。

晩年を雲水として過ごしたという、
京都の石峰寺にも行ってみたい。
こちらによると、ここの羅漢は若冲が下絵を描いたものらしい。

最後に紹介された、大阪豊中市の西福寺にあるという
枯れた蓮の襖絵「蓮池図」も印象的だ。
こちらは、毎年11月3日にだけ公開されるという。
見に行きたい・・・

2010年にはこんな展覧会もあったのだ。
モノクロづくしの裏若冲、みたいな。行きたかったなぁ・・・


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パウル・クレーの苦しみ

2015-07-26 09:45:01 | アート
今日の日曜美術館は、
パウル・クレーだった。

作品に込められた数々の
隠されたメッセージに驚く。

クレーは惹かれる部分と、
そうでもない部分とがある。

見た瞬間、惹かれるし、
謎めいているのはいいのだが、
なんというか、最終的に
クレーの世界に閉じていて、
つながれない感じがするのだ。

そんなこと言えば、誰でもそうなのだが、
でも、見ていて、強く揺さぶれれない
というか、なんというか・・・

たぶん、クレーの生きた人生は、
自分のものよりもずっと深い
苦しいものだったからなのかもしれない、
と、今日の番組を見て思った。

晩年の天使は好きだ。
きっと、すべての人が天使に見えた、
あるいは、そうであることを願った、
のだと思う。

宇都宮美術館での展覧会、
行ってみたいなぁ。

 * * *

ガレの深海魚@パナソニック美術館
も見たい。

でも、全然時間がない・・・
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丸山応挙

2015-07-12 09:12:38 | アート
今日の日曜美術館は、丸山応挙。

応挙といえば、写実を極めたといわれるが、
その原点の一つが「のぞきからくり」だ
というのは面白い。

カメラ・オブスキュラが西洋画に与えた影響、
などを連想した。

そういう意味では、少し
フェルメールに通じるものが
あるのかもしれない。

「氷図」というのは今回初めて見たが、
これはすごい。

写実を極めて、さらに、
描かないことで描く境地に至る。

これも、いかにも日本的だが、
長谷川等伯、菱田春草、みんなそうなので、
まぁそういうものなのだろう。

面白い・・・


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山下りんのイコン

2015-03-08 09:26:13 | アート
今日の日曜美術館は、
山下りんさんのイコン。

工部美術学校の一期生として
西洋画を学んだあと、
ロシア正教会のニコライ神父に
勧められてサンクト・ペテルブルグに留学。

しかし、古い原画を忠実にコピーする
ロシア・イコンには馴染めず、
大変苦しんだという。

「終日絵を描く。心おおいに痛むなり」

「今はただ命終わることを望むのみ」

2年で日本に帰国。
しばらくはほとんど絵が描けない
状態だったらしいが、

古いイコンを自分らしく描く
という形で復活したという。

この絵はみんなを再生させ、希望を与える、
という言葉が印象に残った。

 * * *

ロシア正教が、函館を起点として、
幕府軍に敗れた武士を中心に東北地方で広がった
というのは知らなかった。

山下りんさんのイコンも、
北海道・東北地方に多く残っているらしい。

こちらに一覧がある。

「ハリストス」というのは、
キリストのことだったのだ・・・
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野口琢郎さんの箔絵

2015-02-22 19:20:21 | アート
少し前に見たテレビの番組で
紹介されていた。

野口琢郎さんの箔絵

いいなぁ。

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大分の小鹿田焼き

2015-02-22 09:48:24 | アート
日曜美術館の後で、
大分県の小鹿田(おんた)焼きの里が
紹介されていた。

伝統的な模様と形の
素朴で実用的な焼き物で、
ちょっと益子焼きを思わせる。

柳宗悦が発見?したという。

かなり行きにくそうだが、
いつか機会があったら、
行ってみたいなぁ・・・
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小林清親の東京名所図

2015-02-22 09:45:21 | アート
今日の日曜美術館は、
明治時代の絵師である小林清親。

作品の東京名所図は、
明治初期の東京の姿をとらえた
版画のシリーズ。

よくわからないが、光の扱いが、
西洋画の影響を受けていると思う。

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