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小平奈緒が短距離女王 「金メダリスト対決」高木美破る
2018年12月30日15時41分
スピードスケートの全日本スプリント選手権最終日は30日、世界距離別選手権(来年2月、ドイツ)などの代表選考会を兼ねて、明治北海道十勝オーバルであり、女子は小平奈緒(相沢病院)が高木美帆(日体大助手)との「五輪金メダリスト」対決を制し、2大会連続6回目の総合優勝を果たした。小平は前日に続いて500メートルを37秒44の大会新記録で制すと、最後の1000メートルも1分15秒13で2位となり、合計150・315点で逃げ切った。高木美は1000メートルで2回とも1位になったが、150・655点で小平に及ばず2位だった。
男子は2日間とも500メートルで1位となった新浜立也(高崎健康福祉大)が総合優勝を果たした。
大会は500メートルと1000メートルを2日にわたって2回ずつ滑り、総合ポイントで競われた。
もしも高速道路の出口を行き過ぎたら? 追加料金不要の「特別転回」を使うべし
「特別転回」の際、場所によっては写真のようなカードを渡されるところもある
■出口を間違えても本線上でのUターンは厳禁!
一般道と高速道路の違いは制限速度や、有料か無料か?利用できる車種の違い、設計速度など道路の規格も違う。色々と違いはあるが、その最たるものは、高速道路は一方通行である、ということだ。つまり、行き過ぎてもバックやUターンはできない。そんなことは当たり前!とは誰もが思うだろうが、実はごくたまにだが、高速道路で当初降りる予定のICを過ぎてしまい、気が動転して本線上でUターンまたはバックで戻ろうとする車が存在するようだ。本線上ではなく、最寄のSAPAに一度入って、SAPAの出口から本線上に入る時に逆方向にUターンする車も時々いるとか。危険極まりない、いわゆる「逆走」のパターンだ。高速道路は一方通行なので、どんな状況であってもバックや・Uターンは禁止されている。
■間違えたらどうすればいい?
新しい高速道路が続々と開通しており、ベテランドライバーでも分岐を間違えたり、ICを行き過ぎたりする可能性もある
高速道路から一般道に降りる際、また、分岐を間違えて違う高速道路に乗ってしまうなど、高速道路で間違えてしまった経験を持つ人もいるだろう。筆者も横浜から下関の約1000kmをクルマで往復する際、過去何度か間違えた経験がある。通いなれた道ではあるが、かつての東名~名神~中国道というルートに加えて、この20年間くらいで、山陽道、新東名、伊勢湾岸道、新名神……などなど、新しい高速道路が続々と開通しており、目的地まで向かうルートも選択肢が増え、またその分、分岐も複雑になっており、つい、進む方向を間違えたり、ICを行き過ぎたりしたことが何度かあるのだ。
このような間違いに気づいたら、「次のICで降りる」ことをまずは考えよう。もし、途中にSAやPAがあればそこに入って気持ちを落ち着かせてからどうするかを考えても良い。絶対にやってはいけないのは本線上で慌ててブレーキをかけてしまうことだ。そんな人はいないと思うかもしれないが、世の中には想像を絶する運転感覚を持つ人もいる。本線上でUターンしようとする車がいないとも限らない。何度も言うがこれは厳禁。ネクスコ西日本では、
「目的のインターチェンジを行き過ぎてしまった場合は、高速道路上でバックやUターン(転回)はせず、そのまま走行し、次のインターチェンジで降りてください」
と呼び掛けている。
■次のICで出るときに、気を付けること
では、次のICでひとまず高速道路を降りるときにはどのようなことに気を付ければいいだろうか? ICを降りた後一般道を走り、Uターン可能な場所でUターンをして再び高速道路に乗ることも可能ではある。しかしこの場合は、余計な料金がプラスされるし、すぐにUターンできる場所が見つからなければ時間も手間もかかってしまう。そこで、知っておきたいのが、「特別転回」というシステムだ。NEXCOでは文字通り、特別な展開(Uターン)方法を案内してくれるのだ。この方法なら余計な料金も不要。安全な場所で最短距離での転回を可能とし、目的のICで降りられるよう案内してもらえる。
例えば、東名高速で「横浜青葉→御殿場」まで行くとしよう。間違って御殿場ICを過ぎてしまった場合でも、次の裾野ICで降りて特別転回を願いでれば、安全な場所に誘導されて裾野ICから再び東名の上り線に入り、御殿場ICで降りることができる。この場合の料金は当初の横浜青葉→御殿場までの料金でOKとなる。特別転回を利用せず、普通に一般道に降りてUターンして裾野ICから東名に乗ると、「御殿場~裾野」間の往復料金が余計にかかってしまう。断然、特別転回を利用する方が良い。
■「特別転回」をお願いするにはどうしたらいい?
目的のICを行き過ぎた場合、次のICの「一般」「一般/ETC」出口で、行き過ぎた旨を伝える
目的のICを間違って過ぎてしまったら次のIC出口では、料金所スタッフがいるレーン「一般」「一般/ETC」出口から出て、料金所スタッフに目的のICを過ぎてしまったことを伝える。すると、スタッフが安全な場所でUターンできるように誘導するなど、目的のICまで戻れるよう案内してくれる。場所によっては、特別転回を示すカードを渡されるところもある。再度、高速道路に入る時、料金所でそのカード見せて入れば余計な料金が発生しないというわけ。
ただし、注意すべきはすべてのICで、特別転回ができるとは限らないということ。ICや周辺道路の構造上、どうしてもその場では転回ができない場合もある。
■無人のスマートICでは当然「特別転回」の利用はできない
最近増えて来たSAPAに設置されるスマートIC。上下線いずれかだったり利用時間や利用できる車種に制限があったりもするが、IC間の距離が長いエリアでは便利に使うことができる。しかし、こちらは無人が基本なので特別転回の利用は不可能である。
また、特別転回を利用する際には、料金所のスタッフから氏名や車両番号等を聞かれる場合がある。その場合は速やかに伝えよう。