新東名、豊田東―浜松いなさ間が開通へ 来年2月
2015年11月19日13時16分
新東名高速道路について中日本高速道路は19日、豊田東ジャンクション(JCT、愛知県豊田市)―浜松いなさJCT(浜松市)の55キロを来年2月に開通させると発表した。西の起点の豊田東JCTから御殿場JCT(静岡県御殿場市)まで200キロがつながり、所要時間は1時間縮まって約2時間になる。
今回の区間の開通は、大規模な斜面崩落などで時期が今年3月から延びていた。岡崎サービスエリア、岡崎東インターチェンジ(IC)、長篠設楽原パーキングエリア、新城ICを設置。民間の試算では、愛知、静岡両県で年間の観光客が9%増の約1億4千万人となり、観光消費額は1千億円増と見込まれる。
新東名は、東名高速の渋滞解消を目指し1995年に着工。東名より内陸部を通り、南海トラフ地震などによる津波被害を受けにくい。全線254キロ開通へ残る東の起点、海老名南JCT(神奈川県海老名市)までの54キロは20年度までに完成予定だ。首都圏と名古屋圏の「ダブルネットワーク」化を織り込み、愛知県内のIC周辺では工業団地分譲などが進む
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