奈良）観光型商業施設「ミ・ナーラ」内覧会

奈良）観光型商業施設「ミ・ナーラ」内覧会

2018年4月21日

• ハスの花をイメージした展示室に置かれた金魚の水槽＝２０１８年４月２０日、奈良市二条大路南１丁目、加治隼人撮影

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　奈良市二条大路南１丁目にオープンする観光型複合商業施設「ミ・ナーラ」の内覧会が２０日あった。スーパーや飲食店、娯楽施設など７０店舗が入る。奈良市周辺の家族連れを主な客層に捉え、初年度は１５０億円の売上高を目指す。開店は２４日午前１０時。

　ミ・ナーラは店舗面積約４万２千平方メートル。昨年９月に閉店したイトーヨーカドー奈良店を再開発した。県内最大級というビュッフェレストラン（２５０席）やフードコートがあり、週末のレジャーや普段の買い物を楽しめる。

　観光客向けには、かつての展望レストランをホステル（４５室）に改装。４階に屋内テーマパーク「奈良祭都」を開いた。忍者と侍がテーマの舞台と体験施設、プロジェクションマッピングなどを使った展示室が特徴の金魚ミュージアムが見どころだという。

　再開発を手がけたコンサルティング会社やまき（東京）の山下修平社長は「オープンして終わりではない。地域のにぎわいの核となるよう、市民のみなさんの思いをくんでがんばりたい」と語った。