年末年始“人流”は?新幹線予約去年の2倍…増発も|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト
オミクロン株が世界的に急拡大するなか、岸田文雄総理大臣は対策の強化を表明しました。アメリカ軍基地で大規模なクラスターが発生した沖縄では、知事が軍人らの外出禁止を要請しました。
■新幹線 去年の2倍で増発も
海外の感染状況とは異なり、現在も、低い感染者で推移している日本では…。
40代事務職:「(Q.今年の年末、どう過ごすか?)関西の実家に帰ります」「(Q.去年は帰る人が少なかったが?)帰らなかったです」
JR東海が発表した指定席予約状況によると、今月28日から来月5日までの年末年始の期間については、今月13日時点で、前の年の2倍に増えているといいます。
そして、21日、予約状況などを踏まえ、利用者が増える年始の1日、2日などに、東海道新幹線「のぞみ」を増発すると発表しました。
東京・新宿区では、年末年始の人の流れは、金券ショップにも出ています。
この金券ショップでは、本来、販売用に多く並んでいるはずの新幹線のチケットが残り少なくなっています。
ロータリーギフト新宿西口2号店・吉田創店長:「おそらく、今は一番少ない状態だと思いますね」
感染者数が抑えられていることもあり、人の移動が増え、前年比の5倍から6倍に売り上げが伸びているといいます。
ロータリーギフト新宿西口2号店・吉田創店長:「供給が今、追い付いていない状況。お客様には大変申し訳ないのですが、値上げをさせて頂いて。在庫調整をしていると」
■埼玉・オミクロン株初確認
しかし、これまで夏休みや年末年始など、長期休暇の度に、感染者が増加してきました。今も、感染者数に変化が見え始めています。
東京都・小池百合子知事:「東京都としても、緊張感をもって対応していく必要がございます」
21日、東京都が確認した新たな感染者は38人。前の週の火曜日より14人増えています。
そして、新たに2人が、オミクロン株に感染していることも確認され、これで東京都で確認されたオミクロン株の感染者は6人となりました。
さらに21日は、埼玉県でも、初のオミクロン株の感染者が確認されました。
■岸田総理 “対策強化”を表明
岸田文雄総理大臣:「外国人の新規入国停止などの水際対策を、11月29日より1カ月をめどとして講じてきましたが、年末年始の状況を見極めつつ、当面の間、水際対策を延長することと致しました」
21日の記者会見で、岸田総理は、外国人の新規入国を停止する水際対策の延長を明らかにしました。そして…。
岸田文雄総理大臣:「すべての国内感染者について、オミクロン株の検査を行うことで、早期探知を徹底致します」
また、オミクロン株の濃厚接触者に対しては、自宅待機ではなく、14日間の宿泊施設での待機を要請するなど、対策の強化を強調しました。
■米軍基地でクラスター「非常に脅威」
そして、「キャンプ・ハンセン」で大規模なクラスターが起きている沖縄では21日、新たに21人の感染が分かり、感染者の人数は207人に上っています。
沖縄県・玉城デニー知事:「非常に脅威に思っています」
(「グッド!モーニング」2021年12月22日放送分より)
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