青木文雄の 徒然なるままに

いつもの毎日面白く。ときどき映画。

「私の履歴書」を読む

2011年07月01日 | 日記

日本経済新聞紙面、私の履歴書 小田島 雄志を読む。

 

人生を振り返ったとき、おれはしあわせだったと感じるのは、

金や名誉ではなく、おれはこんなに笑ったり泣いたりしたぞ、

という喜怒哀楽の情の総量によってだ。

 

う~ん。素晴らしいことをいう。いまの私は素直に共感する。

しかし、待てよ。お金があるとしあわせになることもあるよね。

それに、金や名誉もある人がいうとかっこいいわけで…。

 

ある芝居の場つなぎに出てきた老夫婦の会話。おじいさん

が空を見上げて、「今夜は月がきれいだなあ」と言うと、おば

あさんがチラッと上に向けた目をすぐおろして、「あんたって

お金がなくなると詩人になるのね」

 

う~ん。これもなるほどと思った。そういえば、最近まわりに

このての詩人がおおくなってきているように思う。錯覚でしょ

うか。